いよいよ新年度がスタートした。私も異動となり新天地での仕事となるのだが、皆も心機一転頑張って頂きたい。(尤も、私の場合は新天地と言っても富山には変わり無いので大した事は無いのだが。)
さて、前回「時計89」の投稿で、新しい時計を購入した事を述べた。
今回はその時計について述べようと思う。
まずは除外するモノとして、ドイツメイドの手巻きクロノグラフである。「A.LANGE & SÖHNE」の「1815CHRONOGRAPH」、「LANG & HEYNE」の「KÖNIG ALBERT VON SACHSEN」、「Glashütte ORIGINAL」の「PanoRetroGraph」。
他に「Jaeger-LeCoultre」の「Reverso Duo」もスケルトンモデルが無いので除外。そして「Cuervo y Sobrinos」もヒュミドールとなる飾り箱をオークションで入手出来た為除外となる。
そして最後に記載したヒントより、富山で取り扱っていないブランドは全て除外出来る。「ANTOINE MARTIN」や「ARNOLD & SON」、「BOVET」等多くを除外出来る。
「時計89」の投稿内容でも言及しており、しかも「買い逃したく無かった」となるとかなり見えてくるのではないだろうか。
その上で予算が無い上での買い物である。私の所有するまともなブランドの機械式時計の中では「PIERRE KUNZ」の「CUPIDON」が最も安価となるが、当然ながらCUPIDONより高額な訳が無い。
つまりアンティークやヴィンテージの時計が浮かび上がってこないだろうか?
調度、私が生まれた年に作られた時計に「ROLEX」の「OYSTERQUARTZ」が有る。「時計57」の投稿でも述べた通り私が高級実用時計として最も相応しいと思っている時計こそOYSTERQUARTZである。(画像参照。購入した「OYSTERQUARTZ 17000」。)
ROLEXのバランスの取れたデザインに高精度(高性能)のクォーツを搭載した実用に優れるこの時計は、登山家「ラインホルト・メスナー」氏がエベレスト単独無酸素登頂時にも使用されたとされる。(当時の最も優れた時計のひとつと言えるだろう。)
堅牢で在りながら、ROLEXらしい高級感と使い勝手の良さは「CASIO」の「G-SHOCK」とは別の意味でオールマイティだと思う。(G-SHOCKはROLEX以上の性能を有するが、ROLEX程様々なTPOに対応しているとは言い難い。)
富山ではこういった古い時計は一期一会である。(富山に限らずだが、都会ではまだ探し易い筈だ。)
これからはこのOYSTERQUARTZを日常に使用していきたい。
‥と言う恒例4月1日のネタであった。富山では然う然う箱やギャランティも揃った程度の良いOYSTERQUARTZなぞ見つからない。
初めての4月1日のネタであった「Bregut Classique TOURBILLON」購入の投稿(同名の投稿参照)と同じ様な内容になってしまい、面白味に欠け申し訳無い。余り嫌な思いをしない嘘と言うのもなかなか難しいのだ。(結局思い付かなかった。)
とは言え、今回の嘘も過去に投稿したいくつかの嘘の様に現実になると嬉しいのだが。