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Channel: 心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく・・
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時計101

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漸く、と言うか今更と言うかになるのだが、「PATEK PHILIPPE」の「Nautilus 5712/1A」と「PIERRE KUNZ」の「CUPIDON」をOH(オーバーホール)する事にした。

隣県石川県の香林坊「大和」には、いつの間にかPATEK PHILIPPEの「正規販売店」としてのコーナーが設けられており、OHならそこに持ち込めば良いだろうと考えた。
元々、香林坊大和ではPATEK PHILIPPEを取り扱っていたのだが、什器の一角だけで数はそれ程多くなかった。今回は時計サロンの一角をPATEK PHILIPPEコーナーとした為、かなりの本数が展示されているのではないかと期待を胸に金沢へ向かった。

また、CUPIDONだが、勿論香林坊大和では取り扱われていない。しかし、「FRANCK MULLER」は取り扱っているので、「FRANCK MULLER WATCHLAND」としてグループ内のブランドを一括して扱う現在は、PIERRE KUNZもFRANCK MULLERの取り扱い店でOH等を請け負って貰えると判断。2本を持って行った。

PATEK PHILIPPEコーナーは、まあ普通であった。本数も前に比べれば多いが‥特にコンプリケーション(複雑時計)が置いて有る訳でもない。当然ながら人気で品薄の「Nautilus 5711/1A」等も無い。(まあ有っても既に売れているだろうが。)少々物足りない印象だった。

取り敢えず、私のNautilus 5712/1AのOH見積りを依頼。続いてCUPIDONのOHも依頼してみる。やはりOKだった。

そして数日後、OHの見積り連絡が入った。
金額はNautilus 5712/1Aが\128,000+税=\138,240である。ケース研磨は別途料金が発生する。またケース研磨時は強制的に竜頭交換を行うとの事。ケース研磨は\42,000、竜頭は\5,000との事。
私個人の考えなのだが、ケース研磨は深い瑕は取れないし、ケースも痩せていくので、OH2回若しくは3回で1回行う位で良いと思う。ピカピカに磨かれたケースは気持ち良いがどうせ直に瑕だらけになる。と言う訳で、貧乏人らしくムーブメントのみのOHにした。

続いてCUPIDON。こちらは\80,000+税=\86,400であった。昔OHの案内が来ていた時も\80,000だった記憶が有る。昨今時計関係は軒並み値上げ傾向に有る(ここ数ヶ月で値下げしたブランドも有るが。)のだが、初期の価格を維持しているのはなかなか立派だと思う。
特にケース研磨等の連絡は無かったのでコンプリートサービス(ケース研磨等も含んだ総合的なメンテナンス)かもしれない。

うーむ、解ってはいたがNautilus 5712/1Aをケース研磨無しのOHにしても2本で20万を優に超えてくる。貧乏な私には少々痛いが、まあ時計好きの宿命として諦めるしか無い。(寧ろ、Nautilus 5712/1AのOH料金がこれ位で済んで良かったと思っている。)

OHから戻ってきたら某宝飾時計店で歩度を測定して貰うとしよう。

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