漸く、リビングのインテリアが略終了形になってきたので、紹介しようと思う。
「新居に向けて5」の投稿で述べたソファだが、結局私はソファではなくリビングチェアを2つ並べて配置すると言う方法を選択した。
2人掛け以上のソファは基本的に分離出来ないが、チェアなら自由なのだ。
壁際に2脚を並べてソファの様に使用して、カーペットの上を出来るだけ広いスペースを確保、子供が自由に遊べる空間を残した。
将来子供が独立すればチェアを90°や向かい合わせに配置してゆったりと使うのも考慮に入れた。
そういった使い方がし易く、またデザインや品質で納得出来るリビングチェア。更に「新居に向けて5」の投稿で述べた通り、2脚並べて横幅180cm以下となるモノ。
我が家に来たのは「Knoll Studio」が手掛ける世界でも最も有名なチェアの一つ、「Mies van der Rohe Collection」の「Barcelona chair - Relax」(以降バルセロナチェア)である。(画像1)
バルセロナチェアは世界3大建築家と言われる「ミース・ファン・デル・ローエ」氏がバルセロナ博覧会のドイツ館でスペイン国王夫妻を迎え入れるチェアとしてデザインされ、現在も人気を博しているチェアである。
そしてKnoll Studioが最終的にライセンスを所得し、正式に正規品としてバルセロナチェアを販売しているのだ。その投稿で購入を検討していた「ル・コルビュジエ」の「LC2」と同じくバルセロナチェアも私の憧れの逸品とも言える。
張地は「Liberty」と言うミディアムクラスの黒色のレザーとした。(因みに日本のKnoll Studio正規代理店のHPには、バルセロナチェアの張地に「Liberty」が記載されていない。別のMies van der Rohe Collectionには採用されている。)
Libertyは皺(シボ)の無い(目立たない)艶やかなレザーで傷にもそこそこ強そうだったからである。(嫁の皺無しの方が良いと言う意見を採用した。)
同じ張地のスツール(オットマン)も1脚購入した。
他に、「ibride」の「GALERIE DE PORTRAITS」と言うシュルレアリスムの肖像画が描かれたトレイ2枚を壁面に飾り、密かに前回の投稿で写真に写っているのだが、「ClassiCon」の「アイリーン・グレイ」女史が手掛けたアジャスタブルテーブル「E1027」(画像2)を購入しバルセロナチェアに合わせた。こちらも当然正規品である。
また、リビング床の「マルセル・ワンダース」氏による「moooi」のカーペット「EDEN QUEEN」に、同じデザインとなっている「DECORTÉ」の化粧品のノベルティのクッションとブランケットを合わてバルセロナチェアに配置した。
画像3がE1027アジャスタブルテーブルとバルセロナチェアのセットの拡大写真、画像4、5が別々の角度から見たリビングである。画像6がibrideのGALERIE DE PORTRAITSの拡大写真。右が「AMBROISE」氏で左が「PIA」女史との事。
モノトーンを基調としながらもリアルでカラフルな花柄が浮かび上がる様な変わった空間になったと思う。個人的にはやっと私の好みに近づいてきたと思っているのだが、職場の同僚に写真を見せたら「ラブホテルみたいだ」と言われた‥
皆はどう感じるだろうか?
何れはフロアランプや観葉植物、アクアリウム(テラリウム)等も追加して更に好みに近づけたい。
最後に、今回のこの投稿を以て、yahoo!ブログを終了させて頂く。一応「Ameba」にブログデータ移行する予定ではあるのだが、投稿を続けるかは正直判らない。しかしAmebaの方にも足跡を残して頂けたなら幸いである。