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Channel: 心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく・・
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鞄と筆記用具16

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「東京旅行37」の投稿で「阪急MEN'S TOKYO」を見て回った事を述べた。
こちらでは様々な紳士用品を取り扱っており、私なんかは時間が許せば一日中各テナントを覗いて居られる様な処である。

この日は、「ETRO」で久し振りに鞄を購入した。ETROの品で鞄(革小物)を購入するのは初めてである。ETROと言えばテキスタイル、所謂布地(ファブリック)に定評の有るブランドである。
イタリアブランドらしいと言えばそれまでだが、縫製は少々甘い点も見られ、個人的には革製品はデザインや色使いは結構好きだったのだが、なかなか購入までには至らなかったブランドと言える。
その分タイやストール、チーフ等は生地の美しさを存分に発揮したETROの得意分野と言える品で、私も現在も愛用中だ。(服飾小物6及び13」の投稿参照)
何れは「東京旅行39」の投稿で述べた通り、セットアップなんかも欲しいと思う。

つまりETROでは布製品なら良いが革製品を選ぶメリットが余り無かった。他にも比較的リーズナブルで品質に優れたブランドが沢山有るからである。
だが、品質(コストパフォーマンス)では無くファッションと考えるとETROの鞄を使うのも面白いのではないか?と考える様になってきた。

調度、大型では無くちょっとした外出に使える小型のショルダー(メッセンジャー)バッグやクラッチバッグが欲しいと思っていたのだが、ETROにピッタリのレザーバッグが販売されていたのだ。
ペイズリー模様を型押ししたカーフが非常に特徴的なショルダーバッグである。
色は深い青色で近くで見るとペイズリーの所為で強い存在感で婀娜やかな雰囲気が有るが、遠くから見ると黒っぽく見えペイズリーの型押しも視認し辛くなり主張は薄れ結構シンプルに見えるのが個人的に気に入った。
縫製を見てみると前より良くなっている印象。(まだ気になる処も有るが‥)
カーフの感触も悪く無いし、価格も手頃なのでそのまま購入決定となったのだ。

画像1は収納袋、画像2は今回購入したショルダーバッグ、画像3はその内部である。
収納袋も内張りも紫色(青紫だろうか?)と派手だがバッグ同様青系の色で統一されている。色使いがセクシーだ。外側にファスナー付きのポケット、内部にファスナー付きのポケットとファスナー無しの小ポケットが2つ付いている。サイズはW26cm×H27.5cm×D6.5cmと適度な大きさ。薄いながらもマチも設けて有る為、思ったより収納力が有り、荷物を入れても形を保てる。

ETROを代表するペイズリーは元来古代ペルシャ及びインド由来のデザインと言われており、松毬模様と訳されている。個人的にはペイズリーの模様は諄いので「嫌い」なのだが何故かETROが手掛けるペイズリーはエロティックで「好き」なデザインが多い。同じペイズリーでも全然違って見えるのは不思議だ。

このショルダーバッグもETROらしさが溢れている。品質は取り合えず及第点でデザインに関しては個性が際立っていると思う。
少々派手な感じもするが、私の様な(モノトーンメインの)地味目なファッションにもマッチしてくれるのではないだろうかと期待している。

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