「某宝飾時計店39」の投稿で、行き着けの某宝飾時計店の50周年アニバーサリー企画である「TAG HEUER 3DAYS -タグ・ホイヤーの世界展-」を見に行った事を述べた。
「Monaco V4」や「CARRERA MIKROGRAPH 1/100th of a second Chronograph」等、「TAG Heuer」を象徴する様な腕時計に実際触ってこれたのは貴重な経験だった。
時計を堪能した後は、フロアを移動して食事を楽しむ事にした。
何でも、花の様にフルーツをアレンジメントしたメニューを食べる事が出来るらしい。フランス料理の様なモノだろうか。
「Fruit-Art Cafe」。そう称されたフロアは満員だった。少し待って席に座る。
フルーツアートとは、「一般社団法人日本フルーツアートデザイナー協会」が提唱するフルーツのデコレーション技術である。
これまでの【フルーツを食べ易くカットする技術】にアートの要素を加え、フルーツの葉や皮等通常捨ててしまう部分やB級品をも利用し、立体的かつ美しく魅せる事によりフルーツの付加価値を高める為に考案された技法との事。
この日は当協会の代表で体内環境師の資格を有する「高梨由美」女史が来場し、美しくアレンジされたフルーツを振舞って貰えた。
「カラダKIREIレシピ」と名付けられた今回のフルーツアートは、
1.疲労回復効果
2.腸内環境を整える
3.エイジングケア
の3つメニューから好きなモノをひとつ選んで食べる事が出来る。
疲労回復効果のメニューは、グレープフルーツを中心に葡萄・林檎・ブルーベリーを使った「グレープフルーツ ウェーブ」。腸内環境を整えるメニューは、無花果とオレンジ・ブルーベリー・チェリーを使用した「無花果 ウィング」。エイジングケアのメニューは、バナナにオレンジ・キウイフルーツ・林檎・ブルーベリー・メロンを用いた「バナナボート ローズ」。
私は胃腸が弱く直に御腹を壊す為、腸内環境を整える無花果 ウィング(画像1)を、老けてきた嫁にはエイジングケアのバナナボート ローズ(画像2)をオーダー。
どちらも美しく盛り付けられており、フランス料理と言うよりやはりフラワーアレンジメントに近い印象だ。
尚、フルーツアートは基本的に「ぺティナイフ」1本のみで作る事が出来るらしい。そういう意味では確かに職人の技と言えるだろう。
傷物等のB級品でもこの技術を用いると、素材を活かし十分な「商品」とする事も出来るのは確かに価値が有る。(今回のフルーツが傷物と言う訳では無い。)
見た目が良いと味も良く感じるのは人間の五感が共有されているからだろうか?無花果は久し振りに食べたがやはり美味しかった。
カッティングとデコレーションのセンスを磨けば、この様にアーティスティックな果物を愉しめると初めて知った。
顧客として50周年アニバーサリーを十分満喫出来た一日であった。