8月の初頭は花火大会(「第68回北日本新聞納涼花火」)に、「第54回富山まつり」、更には行き着けの某宝飾時計店にて「OMEGA CO-AXIAL CARNIVAL」と言う「OMEGA」のイベント、私が愛車として未だに乗り続けている「MR-S」を購入した「Netz TOYOTA TOYAMA」でも「夏休み!親子クルマふれあいフェスタ」(以降ふれあいフェスタ)と言うイベントが開催されていた。
折角、近くで多くのイベントが開催されていたのだが、仕事も有り、殆ど見に行く事が出来なかったのは残念だった。しかしその中で、忙しい時間の合間にでも行ってみたのがNetz TOYOTA TOYAMAで催されたふれあいフェスタである。
「夏休み!」や「親子」と冠しているが、私には子供も居なければ学生でも無い為、初めは全くこのイベントには興味が無かった。しかし、内容を知ると、例え子供が居なくても足を運びたくなったのだ。
パンフレットには18のコーナーが設けてあり、当然殆どが小学生位を対象にしたブースである。流石に私も小学生に混じって彼是したいと言う年齢では無い‥
しかし、そんな大人?な私でも興味を惹かれるコーナーも有った。「キッズドライバー体験コーナー」は足踏みペダルで発電した電気を動力として走る「キッズハイブリッドカー」(画像1)なんかは正直乗ってみたかった。
「はたらくクルマ」コーナーでは富山市消防局が有する消防車両が展示されており放水体験も行われていた。(画像2)また陸上自衛隊が東日本大震災で使用していた「Mercedes-Benz」の「G-Class」も見る事が出来た。(画像3)
他にはレーシングカラーに塗装された車(画像4)や「TOYOTA」を代表するミッドシップの「MR2」と「MR-S」が並べて展示されていたのは(自分の愛車と言う事も有り)少々嬉しかった。MR2は前期の「AW11型」と後期の「SW20型」の両方が展示されておりGood。(画像5)
しかし、当然だがこれ位の展示なら私は態々見に来ない。私が足を運んだ理由、それはこのイベントでは「TOYOTA2000GT」が展示されているからである!(画像6)
当ブログで度々登場する「007」でもボンドカーとして唯一使用された日本車として有名。(但し一般に市販されていないオープンカーの特別仕様だが‥)現在はプレミアが付き、1台1億を超える価格で取引されているらしい。
このふれあいフェスタの会場には、そんな車が2台も置いて有るのだ。しかも1台は助手席に座って走行体験も出来るらしい!時間が無かったので走行体験にエントリーはしなかったが、見るだけでも貴重な車である、乗るとなると一生の思い出だろう。(残念だ‥)
TOYOTA2000GT以外にも「略語と読み方」の投稿で「ヨタハチ」と読んでいる事を述べた「TOYOTA SPORTS 800」(画像7)や、まだ販売に到っていない(販売されるかも判らない)コンセプトカーの「FT-86 open concept」(画像8)、同じくコンセプトカーでMR-SをベースにPHVに改造した「TE-Spyder 800」(画像9)も見る事が出来た。尚、TE-Spyder 800は通称「テスハチ」と呼ばれているとかいないとか?
何にしろオープンカーはやっぱりイイ!
他にもMercedes-Benzの「Zetros」(画像10)や「FT-86」を「チョロQ」の様な形にした「86Q」(画像11)等も目を惹いた。
そして、今回有る意味一番気になった車は「MINUTE-S」である。(画像11)過去に「T-REX & ALIAS」 の投稿で、気になる三輪車(トライク)について述べたが、このMINUTE-Sも「T-REX」や「ALIAS」に近い雰囲気であった。
スタイルについてはT-REX等と比べると少々ファットな印象だが、TE-Spyder 800と同様にPHVが最大の特徴である。非常に存在感が有り個人的にも好みだ。
コンセプトモデルの域を出ないが、非常に魅力的な一台と言える。是非市販に漕ぎ着けて欲しいものだ。(動画のURLは、https://www.youtube.com/watch?v=7q4eoGZyWkM)
この様に、一世を風靡した過去の名車から、未来を目指したコンセプトカーまで見所の多いイベントだった。短い時間だが見に行く事が出来て良かった。
それにしても、この歳になっても完成度の高い自動車を見ると童心に返るのか、興奮覚めやらない状態が続いた。オープンで風を感じつつドライブがしたくなった一日であった。