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Channel: 心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく・・
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東京旅行41

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上野の「東京国立博物館」の「表慶館」にて「HERMÈS」の特別エキシビジョン「LEATHER FOREVER」を見た後は、取り敢えず食事である。

前回の投稿で述べた通り、交通機関の大幅な遅れに依って、予定が大幅に狂っている上に、LEATHER FOREVERを無料の展示会と甞めていたのが災いした。無料なので30分位で見終えるだろうと思っていたら、無料とは思えない位見所満載の大掛かりなエキシビジョンで、気が付けば随分と時間が経過していたのだった。(まあこれは嬉しい誤算なのだが。)

その為、予定していた飲食店に向かう余裕が全く無い。しかし腹はかなり減っている。こうなれば上野恩賜公園周辺(東京国立博物館周辺)で済ませようと嫁に提案。
上野駅に向かって歩いていると目に入ったのが「東京文化会館」。レストランの文字を発見!
待ち時間も無かったので迷わず中に入る。「精養軒」系列のレストラン「Forestier:フォレスティーユ」はなかなか広い空間で下階を見下ろせる作りになっている。

どれも美味しそうで迷ったが「12月のシェフのおすすめメニュー」と言うランチコースをオーダー。
冬ねぎと木の子のポタージュスープ(画像1)
岩手産 地養鶏の蒸し焼き ハーブソーセージと根菜を添えて(画像2)
そしてライス(orパン)と紅茶(orコーヒー)と言うメニューである。価格も手頃で安心だった。

漸く腹を満たして、体力を回復、移動を開始する。
次の目的地は東京駅。
最近ニュースで話題になった限定「Suica」(画像3)でも御存知かと思うが、今年は調度東京駅100周年と言う記念すべき年となっている。
私が旅行した時は、Suicaの販売前(直前)だったので駅構内でも多くの広告が掲示されていた。まさかあれ程のパニックになるとは思っていなかった。

まあ兎に角東京駅は記念の年となっている。そこで今回宿泊先に選んだのが「東京ステーションホテル」である。
2012年に東京駅と共に改装され今日に至るが、100年前の伝統とその当時に作られた美しい建物のシルエットは今も健在である。
折角の100周年と言う事で、今回はここに泊まる事にしたのだ。
因みに流石と言う冪か、予約は早期に埋め尽くされており、なかなか予約も難しかった。運良く、狭いがリーズナブルな部屋を予約出来たので良かった。

ゲストルームへの案内は‥非常に時間が掛かった。何しろ建物が非常に細長い為、移動距離が長い。
今回予約した部屋もリーズナブルな分、建物の最奥の場所に位置しており、ホテル内で迷子になるかと思った。

部屋に関しては改装されているだけ有り、非常に綺麗だった。
画像4はベッド周り、画像5はデスク周り、画像6はパウダールーム周り、画像7はバスルーム、画像8はトイレ内である。

窓からは東京駅社内を見渡せる。(画像9)
調度丸屋根ドームの天井になっている部分に併せてレイアウトされている部屋らしく、部屋は狭いが天井までは高く開放感が有る。

内装はシックで落ち着いた雰囲気。広くは無いが十分な居住スペースが確保されている。
Wi-Fi等も完備されているのが嬉しい。
アメニティについては普通であった。
便座はちゃんと温水洗浄便座になっており一安心。便座の開閉まで自動で行う多機能なタイプのモノだった。
最近のホテルではバスルームにTVを配備している所が多かったが、こちらは前年ながら無かった。まったりと風呂に入るのが気に入っているのでこういった場合TVが有るとやはり嬉しいのだが。(尤もスマートフォンを持って入るので問題は無い。)しかしシャワーは通常のサイドシャワーとオーバーヘッドシャワー(レインシャワー)の2種類が設けて有りかなり楽しめた。

空気清浄機(加湿器)が設置されていたのは非常に有り難かった。(都会は田舎より乾燥しており喉が痛くなる。エアコンディショナーを使って寝ると尚更である。)
尚、TVの下には冷蔵庫とミニバーが収められている。

家具や家電もそこそこ洒落ているが、特別に目を惹くと言う感じでは無い。可も無く不可も無い部屋と言えるだろう。
しかし、この東京ステーションホテルの最大の利点は何と言っても立地場所に依る利便性であろう。
今回の様に、新幹線等で東京に着いたなら、まずホテルに依って荷物を預けたり、或いは出発する時まで荷物を預かって貰う事も可能で、移動も非常に楽である。当然駅までの移動が省かれるので時間も有意義に使える。(ホテル内の移動は大変だったが。)

東京駅を中心に行動する場合はアクセス面でも勝るモノは無く、これ以上無い位にスムーズな旅行になると思う。

一旦ホテルに寄った私達は着替えを済ませると、日が沈み暗くなった東京の街へ再び足を踏み入れるのだった。

次回へ続く。

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