今年もバレンタインは私が嫁や友人にチョコレートを配って終了した。(当然嫁からは貰っていない。)
毎年恒例の事とは言え、なかなかチョコレートを選ぶのは難しい。勿論それが愉しいとも思えるのだが。
さて、私がバレンタインのチョコレートを選ぶ際には、味も大切だがどちらかと言うとネタ(見た目や話題性)に走ってしまう傾向が有る。
まあ私の性格上どうしようもないのだが。
女性が選ぶモノの場合(特に本命のチョコレートは)、気持ちが伝わる様なモノや相手が喜ぶ様なモノを選ぶと思う。それは非常にセンスが必要な事だと思う。
私は相手が喜ぶモノより私自身が喜ぶモノ(興味の有るモノ)を選んでいるに過ぎない。逆チョコも結局自己満足なのだ。
因みに私が貰うならば、手作りは嬉しいがちゃんと「VALRHONA」のクーベルチュール等製菓用のチョコレートを用いて作って欲しいと思う。(尚、手作りどころか、普通にチョコレートを貰う事さえ殆ど無いのが実情である。)
さて今年は、昨年贈った「Stettler」同様スイスのチョコレートブランドである「Lindt」をまず購入した。
Lindtは世界的にも有名なチョコレートブランドの為、敢えてバレンタインに選ぶ程では無かったのだが、今回は気になるチョコレートが有ったので敢えて選んでみた。
それが「EXCELLENCE CHILLI」である。(画像1)
チョコレートにチリペッパー(唐辛子)を加えたらしい。老舗がとち狂ったのかと感じたチョコレート。
正直味が想像出来ないが、気になったのでLindtの他の美味しそうなチョコレートと共に食べてみる事にした。(画像2、今回購入したLindtのチョコレート。)当然、私だけでなく友人や同僚にも犠牲になって貰う。(挑戦して貰う。)
一口目は普通のビターチョコレートの味だった。美味い。
が、暫くすると甘さと苦さの後にピリっとした刺激が加わってくる。結構辛い。スタンダードなスタートから個性的なフィニッシュとなかなかに面白い。
普通なら有り得ない様な組み合わせだが、そこは流石Lindt。チリペッパーの辛さを巧くチョコレートに合わせて有る。イロモノ的かと思ったが、これはこれで有りだと思わせる事が出来るのがチョコレートを知り尽くした老舗の実力と言えるだろう。
‥とは言え、別にチリペッパーが入っているから美味いと言う事では無い。普通のチョコレートの方が美味いとは思う。まあ試しに食べてみたかったと言う感じである。
実際、他のチョコレートの方が好みだった。
因みに画像2は上段左から順に、「CREATION VANILLA ALMOND」、「PASSION Orange & Pistache」、「SWISS CLASSIC Swiss Milk Chocolate with raisins & gently roasted nuts」、「LINDOR CAPPUCCINO」。下段は左から順に「LES GRANDES 32% ALMONDS」、「LES GRANDES 34% HAZELNUTS」、「EXCELLENCE INTENCE ORANGE」‥そしてEXCELLENCE CHILLI。