「新湊きっときと市場」で大王烏賊(ダイオウイカ)のスルメを見た後は、市場内を見て回った。
因みに新湊きっときと市場を訪れたのは今回が初めてで、なかなかに新鮮であった。
新湊は、先の投稿で述べた通り魚介類が豊富である。
この市場でも「きときと(富山弁で言う新鮮とか活きの良いと言う意味)」の魚を多く取り扱っていた。
今考えてみると、「ピチピチ」の魚と同じ意味かもしれない。「きっときと」と同じく「ピッチピチ」と言う表現が出来る点も非常に似ている。
尚、食堂のメニューには富山弁の説明が書かれていたりと富山弁推しの様だ。旅行者には楽しめるのだろうか?
さて、いくつものテナントが入っているがまず目を惹いたのは(大王烏賊のスルメの展示を除けば)天然鰤を目の前で捌いて握ってくれる寿司だった。
他にも白海老を練りこんだ「白エビソフトクリーム」為るモノ等富山に因んだ商品を販売している。
土産コーナー等も充実しており、富山の名物がいくつも販売されていた。尤も富山県民である私にとってはそれ程魅力が有る訳では無いが‥
他に「浜焼き 浜風」にて牡蠣の軍艦巻きである「特製!かき寿司」も発見。牡蠣の寿司は初めて見た。
折角なのでかき寿司と鰤の握り寿司を購入。食べてみる。(画像1)
鰤は流石に美味しいが、それでも別格に美味いと言う訳でも無い。富山の魚は基本的に新鮮なモノが殆どなので、新湊では無く家の付近で食べてもそれ程味が落ちる事は無いからかもしれない。
かき寿司は、生では無く甘ダレが塗ってあった。磯の馨りが口に広がる感じだし、牡蠣も美味しいのだが‥寿司にするメリットが余り感じられなかった。珍しさから話題に為るのは良いのだが。
ちょっとしたつまみ食いを終え、本格的な食事をする。「海鮮レストラン きっときと亭」で注文したのは「白エビづくし御膳」。(画像2)
富山の名物である白海老を使った料理が並ぶ。「白エビかき揚げ丼」・「白エビの刺身」・「白エビ入りコロッケ」に「粗汁」と「漬物」が付いてくる。
つまみ食いをした分、少し辛かったが無事完食。
ちょっと白海老の殻で口の中がチクチクするが、やはり美味しい。白海老を存分に堪能出来た。
デザートには例の白エビソフトクリームを、と思ったがもう白海老は結構だったので、市場内に有る「7☆luck」と言うカフェのジェラートを食べる事にした。このジェラートの素材には射水産野菜を使っているモノが有り、今回はその中から枝豆のジェラートを食べてみた。(画像3)
枝豆のジェラードは「温泉旅行19」の投稿で、石川県能登町の「マルガージェラート」にて一口試食した事を述べたが、「ずんだ」の様な感じであっさりしていて豆の甘味が効いている。
富山在住だがなかなか楽しいドライブになった。少し離れただけでも様々な経験が出来ると改めて思った。