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Channel: 心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく・・
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服飾小物18

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「酒11」の投稿で、昨年末の東京旅行の内容について今更ながら追記したのだが、今回も「東京旅行42 (本21)」の投稿から引き継いだ内容である。

話は「YEBISU GARDEN PLACE」の「Château Restaurant Joël Robuchon」で開催された雑誌「LOEN」のイベント「HOTEL de LEON」に参加する少々前に遡る。

初めて訪れた恵比寿で絶対に立ち寄ろうと思っていた店舗が「THE WESTIN TOKYO」内にある「NOBLE STYLING GALLERY」である。
個性的で複雑且つ珍しい時計を多く取り扱う輸入代理店として、時計好きの心を掴んでおり、私も見てみたいと感じた時計ブランドがいくつも名を連ねていた。

しかし、偶々時期が悪かったのか、この日は興味の有った時計を殆ど見る事が出来なかった。やはり本数の少ない時計は催事等でよく貸し出されるのだろう。

そして、残念だった事がもう一つ。日本ではNOBLE STYLING GALLERYのみで取り扱う「ENCELADE 1789」のカフリンクス(「ENCELADE Cufflinks」の投稿参照)も既に完売となっており、結局実物を拝む事が出来なかった。
正直、このカフリンクスは本気で購入を検討していた位で、目星い時計が無かった以上にショックであった。

そして、その後の話だが、NOBLE STYLING GALLERYより連絡が入り、直に取り寄せる事が出来るとの事で、日本にはまだ輸入する予定が無かった「GYRO COLLECTION」もOKと言う返事を頂いた。
GYRO COLLECTIONならと購入を決意。

まあ大した事では無いが、日本では私が最初のENCELADE 1789のGYRO COLLECTIONの所有者になった。(尤も、海外で購入された方もおられるとは思うが‥)

画像1が外箱、画像2がアルミニウムで出来たケース(飾り箱)である。

重厚感の有るケースに中にはジャイロ(地球独楽)的多軸構造のデザインのカフリンクスが2つ。(画像3、4。画像3はケースの蓋を開けた状態、画像4はカフリンクスの拡大。)
一番外周のリングには「ENCELADE」の文字が刻まれている。手で軽く触ってみると高速回転を始める。風車の様にちょっと強めに息を吹きかけても回り出す程高性能なベアリングだと実感する。
作りは流石に緻密で、リングも(外側の)1番目はポリッシュ、(外側から)2番目と3番目のリングは
ヘアラインとなっており、更に面取りが為されている。センターの独楽の部分には3つのスリットが有り、それぞれにベアリングが使われている。錘の役割として使われているのだろうか?

カフリンクスとしては少々大き過ぎる印象だが、実際に装着してみるとそれ程気にならない。
また、付属の「クリップ」(実際には別注)は、個人的にはかなり使えると思う。(画像5~7。画像5はホルダーに収まったクリップとカフリンクス、画像6はクリップの拡大、画像7はカフリンクスにクリップを装着した状態。)
このカフリンクスのサイズが大きいだけに、どうしてもジャイロの部分が下がり気味になるので、クリップを使用して袖の隙間を無くせばスッキリと収まる。因みに私の場合、シングルカフでは「ENCELADE Cufflinks」の投稿の画像7の様な使い方では無く、敢えて袖の中にクリップを入れて袖に隙間を作った使い方をしたりする。
「ARMREVOLUTION」の投稿の画像1に在る「Design #9」はカフに隙間を設け、腕時計が装着し易くなる様な作りとなっていたのだが、この考え方を真似てみた訳だ。(実際には格好良くは無いのかもしれないが‥)勿論普通に使う事も有り汎用性は高い。

さて、このジャイロを眺めていると、昔オークションで落札した「Cartier」の1999年クリスマス限定の指輪(兼ペンダント)「ASTRO LOVE RING」を髣髴とさせる事に気が付いた。(ASTRO LOVE RINGについては「宝飾品3 (オークション6)」の投稿参照)
双方を見比べると確かに似ており、やはり「私が好き」なモノを選んだと言う事が今更ながら判明した。(画像8)結局この手のモチーフに惹かれるのであろう。つまりASTRO LOVE RINGを購入してから成長していないのだ。
折角なので併せて使う事も視野に入れようと思う。

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