「時計94」の投稿で、購入した「GALANTE」の「SBLA085 ”Artemis”」の気になる点について述べた。
その投稿で、バックルの作りが甘く、また爪の引っかかりが悪いのか、使用中外れる事が有った事を述べたが、どうしても気になり結局調整を依頼する事にした。
そして先日漸くSBLA085が戻ってきた。
「ガランテ 修理完了ご報告書」(画像参照)に依るとバンド(ブレスレット)を洗浄、中留(バックル)を交換したとなっている。
新しくなったバックルを確認してみる。
当たり前だが、仕上げについては前と全く変わらず甘かった。光を当てると歪みが解る。これはまあ仕様が無い。
爪については先端が前のモノより歪みが無くちゃんと引っかかる様になっている様だ。今回は何度か使用してみたが外れる事は無かったので良かった。
一応初期不良対応なので無償での交換だったが、SBLA085自体が相当重い時計なので、バックル(の爪)には相当な負荷が掛かる為いずれまた同じ様な症状に陥るかも知れないと言う不安が多少有る。
それにしても、SBLA085はついマジマジと眺めてしまい思わずニヤリとさせられる時計である。一度手元から離れ、返ってきただけでこう感じるというのはやはりこの独特な世界観と存在感の賜物に他ならないだろう。
さて、「時計66」の投稿で父親の時計である「CREDOR」の「SIGNO GCBW993」の修理結果について述べたが、その際に「クレドール 修理完了ご報告書」の用紙について少々触れた。
この用紙には「透かし(すき入れ)」が入っており、「GILCRLST」と言うアルファベットとリサイクルマークが光に透かす事で浮かび上がると述べたが、同じ「SEIKO」である今回のガランテ 修理完了ご報告書は、透かし等は入っていない。宛名側の面の背景にGALANTEと連続して書かれている位だ。用紙もブランドで違うと言う事なのだろうか。
尚、書かれている様式及び内容はCREDORと同一である。「時計66」の投稿で述べた通りだが、内容が解り易くて良い。
取り敢えず相変わらず対応は良心的なので、SEIKOユーザーは安心して頂きたい。