「時計91~94」の投稿で、購入した「GALANTE」の「SBLA085 ”Artemis”」についてを述べた。
欠点は多いが、それ以上に魅力を感じる時計で、(似合わないが)ついつい身に着けたくなってしまう。
そんなSBLA085だが、購入時に特典としてレザーストラップの無料オーダー(ビスポーク)サービスを行っており、私も1本オーダーさせて頂いた。
いくつかの素材とカラーの中から好みのモノを選んで時計に取り付けて貰えるのだ。
オーダーの為、出来上がりまで結構時間が掛かり、先日漸く完成したとの知らせを受け、某宝飾時計店に足を運んだ。
尤も実際には「時計92」の投稿で述べた通り、基本的にはブレスレットモデルを選んで購入した為、レザーストラップへの換装は全く考えていなかったのだが、取り合えず完成したレザーストラップがSBLA085に似合うかどうか確かめる為に取り付けて貰う。
レザーはクロコダイル、シャーク、パイソンの3種類(色違いを合わせ13種類)と裏側の素材3種類から選ぶ事が出来る。中にはピンク色のパイソン等も有った。
奇抜なデザインのGALANTEだからこそシンプルなストラップが良さそうなのだが‥
SBLA085はダイヤルがMOP(マザーオブパール)で白と黒(+ブルー)を基調としており、そう言った意味ではカラーはデザイン程派手では無く寧ろ大人しい位である。
そうなると一番合うのは黒のクロコダイルであろう。しかし黒のクロコダイルだと正直面白くも無い。
私は、今まで使っていた他の時計とは違うモノを求めてSBLA085を選んだのだ。やはり個性が無くては!
と言う訳で私が選んだのはパイソン。カラーは白と黒(グレー)となっている。(因みに私は巳年生まれだ。)
ブレスレットから換装してみたが、色合いに統一感も有り、GALANTEらしい厭らしさも滲み出ていると思う。なかなか似合うのではないだろうか?結構セクシーな仕上がりだ。(画像1~3。画像1が外したブレスレットとパイソンストラップに換装したSBLA085、画像2がSBLA085の全体の状態、画像3が拡大した状態。)
残念な事に、手首周りを計測して穴を空けて貰った筈なのに装着してみるとブカブカだった。再度計測して穴を空けて貰った。(画像4、穴を合わせた後に装着した状態。)
また「PIERRE KUNZ」の「CUPIDON」とは違い、ストラップの換装には工具(バネ棒外し)が必要なのだが、ラグとの隙間が無いので、私が適当にしたらキズだらけになるだろう。元に戻す時はまた時計店に持ち込む方が安心であろう。
パイソンはエキゾチックレザーではかなりメジャーな方だが、劣化はやはり王道のレザーに較べると早そうだ。鱗の先端が捲れている(オープンスケール)のも傷み易い原因だと思う。私自身初めて使う素材なのでどうなっていくのか少々愉しみでもある。尤も、ブレスレットでの使用がメインの為、レザーを使い込む程では無いだろうが‥
裏側はブラックのアンチスウェットを選択。イニシャルが刻印されているのもGALANTEらしいサービスである。バックルはちゃんとディプロイメントバックルが付属していた事も良かったポイントである。
兎も角、パイソンストラップで新しい表情を手に入れたSBLA085。気分次第でどちらも楽しめると思う。
これからGALANTEの購入を考えておられる方は絶対にブレスレットモデルがオススメだ。一粒で二度美味しい!