「鞄と筆記用具19 (石川旅行5)」の投稿に引き続き、今回も修理について。
前回の投稿では 「BOTTEGA VENETA」の「Nero Moro Spinnaker Duffel Bag」の修理について述べたが、今回はペン。
「鞄と筆記用具13 その1及びその2」の投稿で購入した事を述べた「ZEBRA」の「SHARBO X」。
職場ではかなりヘビーに使い倒しており、かなりボロボロになってきた。
万年筆みたいに大切に扱い書く事を楽しむと言うよりは、如何なる条件でも使用する為もツールと言えるのがマルチペンだと感じる。
使用しているSHARBO Xも何度か落としたりした事も有り軸にも瑕等が目立つ状態である。
幸い機能面では問題が無かったのだが、先日クリップのバネが故障しクリップが使えなくなってしまった。
持ち運ぶ事が前提で胸ポケットに挿す機会が多い為、クリップの故障は致命的である。
と言う訳で、購入店に持ち込み修理を依頼した。
見積もりの結果、何と修理費用は500円に消費税のみ。送料や見積もりの代金等も発生しなかった為、非常に良心的対応だと思った。見積もり後約2週間程で修理完了し手元に帰ってきた。
クリップのバネもしっかり効いており、今後も活躍間違い為しだろう。(画像1、修理完了後のSHARBO X。)
さて、筆記具と言えば、私が愛用する「VISCONTI」。
実は行き着けの某宝飾時計店では、少し前からVISCONTIを取り扱っているのだ。インクを買うのにも苦労していたのだが、今後は直に購入出来そうだ。
スタッフもVISCONTIのボールペンを使用しており、同じユーザーとして少し嬉しかった。(そのスタッフは元々「Pelikan」の「SOUVERÄN」を使用していたのだが、取り扱いを開始した時点で購入した模様。)
場合によっては限定や新作等も早く見る事が出来るかもしれないのでそれも嬉しい限りだ。
個人的には、ペンも時計と同じ感覚のアイテムなので、時計店が扱う事はどちらの魅力も引き立てる事が出来るのではないかと思う。(他は靴等も有りだと思う。)
実際、筆記具を扱う時計店は結構多い印象だ。時計と筆記具はどちらも手元を彩るアイテムなので、上手く合わせる事でひとつのコーディネートが完成する。デザインや色彩だけでなく素材の質感や細部の仕上げ等でも面白い組み合わせが出来ると思う。どちらも工業製品であり工芸品(芸術品)であり、そして実用品だからこそこういったマッチングが可能なのではないだろうか。
私の所有している万年筆と時計を組み合わせてみても、
「OPERA MASTER DEMO "CLEAR"」と「GALANTE」の「SBLA085 ”Artemis”」、「Divina Proporzione Silver」と「PATEK PHILIPPE」の「Nautilus 5712/1A」、「MONTBLANC」の「Franz Kafka(フランツ・カフカ)」と「Breguet」の「TRADITION 7027」、」、「AURORA」の「88Demonstrator」と「PIERRE KUNZ」の「CUPIDON」と言うのは如何だろう?(画像2、例のDivina Proporzione SilverとNautilus 5712/1Aの組み合わせ。)
更にカフリンクスや指輪等のジュエリーも加われば本当に無限の組み合わせを楽しめる。