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コンピューターゲーム27  その2

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「MONSTER HUNTER FRONTIER G2」(以降MHF-G)の合間に始めた「艦隊これくしょん~艦これ~」(以降艦これ)。数日プレイして感じた事を少々。(画像は現状の戦歴。)

正直よく完成されたゲームだと思う。史実に基づいて艦娘が作られており、またそのキャラクターデザインも(イラストレーターにも因るが)巧くその艦船の特徴を取り込んでいると思う。

さて、ソーシャルゲームと言う事で一番の心配は課金についてである。このゲームを通して思った事が「時は金也」と言う事。
艦隊という事で当然艦娘は編成を組んで出撃するのだが、その際には敵艦を撃沈や大破させたりと言う戦果と同様こちらも被害を受ける。そうなるとダメージを負った艦娘は修理しないと使い物にならなくなる。(故障したまま使用すると轟沈、即ちロストしてしまう。)
レベルの低い駆逐艦の修理は大破でも数分で終わるのに対し、有る程度レベルの上がった空母や戦艦等は、小破位であっても場合によっては修理に1時間位掛かったりする。大破ともなると3時間ドッグ入り。当然その間はその艦娘は使用出来ない。
一応、修理を一瞬で終わらせるアイテムも有り、長い修理期間の場合はアイテムを使用する事になる。このアイテムは自然に溜まっていくが、もし枯渇すれば「購入」する事が出来る。
また入渠(ドッグ入り)して修理する場合、初期はそのドッグが2箇所しかない。艦娘が3隻以上修理が必要になった場合は、2隻づつしか修理する事が出来ないのだ。当然修理完了まではアイテムを使わない限り時間が掛かる。1時間未満だとアイテムを使うのも勿体無い。結局修理完了後に次の艦娘を修理する事が通常である。だが、ドッグも最大4つまで「購入」する事が出来る。そうなると4台同時に修理出来るのでかなり効率が上がるだろう。

燃料や弾薬、資材等も消費の激しい艦娘を使用し続けていると直ぐに残量が無くなってしまう。これも3分毎に3づつ(ボーキサイトは1)補充されていくが正直雀の涙である。遠征や任務(クエスト)をこなす事でも大量に補充出来るが枯渇してしまってはそれを行うのも無理。
まあ3分毎の補充でも1日放置すると1440溜まるので暫く放置すれば良いが、その間は待つのみである。だが資材を「購入」する事も出来るので、リアルマネーで枯渇を気にせずに潤沢な資材を以って出撃を繰り返す事も可能。

また、初期の「最大保有可能 艦娘数」は100隻である。しかし、既に私位のプレイでも現状の保有数で89隻。何度も100隻間近となり、「近代化改修(合成)」として数を減らした。
尤も、私の場合は蒐集癖が有るので全種コンプリートを前提にゲームをする為、使わない艦娘も全て保有しているからなのだが、実は最大150隻保有までやはり課金で拡張する事が出来るのだ。

他には、ゲームの攻略自体には直接関係無いが、執務室(通常のメニュー画面)の内装を模様替えする際にも課金が必要になる。一部の家具は課金しないと手に入れる事が出来ない仕組みになっているのだ。課金しなくてもこれも有る程度は自由に模様替え出来るが、課金の家具はやはり凝っていたり面白いモノが多い。

この様に、巧い所で課金へ誘導する様になっている。
課金しなくてもゲーム自体は十分楽しめるが、これらを課金するともっと艦これを楽しめるのかもしれない。しかし、アイテムや資材等も際限無く課金すると直ぐに最強の部類に成る事が出来るので、ゲーム自体を楽しめなくなるかもしれない。

そして課金せずに出来る限り効率的にゲームを進めるには、艦これにずっと張り付いている必要が有る。修理完了後、直ぐに次の艦娘を修理出来れば、「何も修理していない無駄な時間」が無くなる。遠征等も同様で、空き時間が空白の無意味な時間になってしまうのだ。
そんな時間に縛られる様なゲームである。しかしそれをリアルマネーが有れば呪縛から解き放たれると言う「時は金也」をこの短い間で実感出来た。
しかし逆にリアルマネーを使わない方が、より永くこのゲームを楽しめるのかもしれない。(それでも個人的には、ドックと艦娘保有数は増設したいが。)

尤も、時間に縛られる程度には面白いと言えるゲームである。次は艦これの面白さについて述べてみようと思う。

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