「ドライブ5 その2」の投稿で、自家用車を買い換え、慣らし運転に行った事を述べた。
今回はその購入した自動車についてである。
私が選んだのは「MAZDA」の「ROADSTER」である。(画像1)4代目の「ND」と呼ばれるモデルのS Special Package。(以降ND)
最近、初代(NA)からの累計生産台数が100万台を突破した世界中で人気のROADSTER。
その最新であるNDは2016年の「WORLD CAR OF THE YEAR」と「WORLD CAR DESIGN OF THE YEAR」を世界で初めて2つ同時に受賞した。作りとデザインが共に認められた、これからの日本を代表する一台と言えるだろう。(珍しくミーハーだが‥)尚、当然日本国内の「CAR OF THE YEAR JAPAN」も受賞している。
要するに私は「MR-S」からの乗り換えでまた同じオープン2シーターを買った訳だ。
基本オープンカーが好きで、それもライトウェイトのモノが理想である。
さて、NDに決めた理由だが、(デザインは別にして)根本的に私の欲しい自動車が少ないのだ。(それだけMR-Sを気に入っていたのだが。)
私の条件はまずMTである事。次いで、オープン又はそれに匹敵する楽しみが有る事、そして気軽に扱えるパワーである事。最後に予算内である事。
まず国産ではオープンカー自体が非常に少ない。「自動車9」の投稿で述べた「DAIHATSU」の「KOPEN」と「HONDA」の「S660」位であろう。(他は派生したモデルとなる。)現在では660ccの軽自動車を除くと1000~2000ccのオープンカーはNDしか存在しないのだ。
KOPENは玩具的な感じが好きだが、価格を考えると総合して安っぽ過ぎる。S660は質感はKOPENに較べ相当マシだが、巻き取り式の幌がもう駄目である。(これは致命的。)しかもタルガトップスタイルなのも個人的にはマイナス点だった。
輸入車は高額な上にMTの設定が有るモノが少ない。(海外ではオープンカーは高級車のイメージである。)またライトウェイトなモノはスパルタンでレーシーな仕様が殆どであった。
利便性を考えてRHT:リトラクタブルハードトップが希望だったが、先代のNCには設定されていたものの、NDにはまだ設定されていなかった。設定されるまで待つ事も考えたが、その後(つい先日)発表された「MAZDA MX-5 RF」でRHT:リトラクタブルハードトップではなくRF:リトラクタブルファストバックと言うタルガトップスタイルになる事が決定した。これにより幌で良いと考えた。RFはクーペスタイル(画像2)の時は非常に格好良いが、オープン時(画像3)は少々違和感が有るのだ。
それにいずれ投稿する予定だが、NDの幌は非常に良く出来ているのだ。
中古車もいくつか検討したが、ND程魅力が感じられなかった。(NDに魅力を感じなかったら後期型MR-Sを選んでいたかもしれない。)
選択肢が無い中で選んだとは言え、NDは本当に良く出来た優等生だと思う。装備も充実しており、気軽に、肩肘を張らずにオープンエアを楽しめる。
これから、パートナーとして楽しい時間を過ごせればと思う。
次回はMR-Sとの比較や乗ってみた感想等を述べたい。