前回、「金沢21世紀美術館」で「金魚美抄」と言う展示会を見てきた事を述べたが、実はもうひとつ用事が有った。
「時計101」の投稿で、香林坊「大和」で「PATEK PHILIPPE」の「Nautilus 5712/1A」と「PIERRE KUNZ」の「CUPIDON」をOH(オーバーホール)に出した事を述べたが、その際、ついでに「LOEWE」にも立ち寄ったのだ。
「鞄と筆記用具15 (限定商品11・オークション13)」の投稿で紹介したLOEWEのバッグだが、「鞄と筆記用具17」の投稿でハンドルのコバのコーティングが剥がれて来たと述べた。
その時は、修理には出さなかったのだが、今回、バッグに使用されている金具(スタッズ?)が折れたので結局修理に持っていった。(画像1、折れた金具。)併せて見送っていたハンドルのコーティングも御願いした。
時計2つに鞄1つと、手持ちの愛用品3つを同時に預ける事になったので、少々物悲しい感傷が有った。(更に費用も嵩んでいる‥)
そう言えば、「鞄と筆記用具19 (石川旅行5)」の投稿で、「BOTTEGA VENETA」の「Nero Moro Spinnaker Duffel Bag」を大和で修理に出した事を述べた。修理に5万円程度掛かったので、今回も結構掛かるのか少々心配だった。
しかし、私が愛用する時計や鞄のブランドは、元々北陸に無く東京等で購入したモノが多い。それが隣県とは言え、北陸で修理(OH)に出せるのは私には大きなメリットである。
さて、コバのコーティングだがどうも「バニッシュ」と言うらしい。バニッシュは日本で言うワニス(ニス)で、上塗り剤の事である。
どうもバニッシュが日本に伝わった際にワニスとなり、略してニスと言われる様になった様だ。今回の修理の御陰で勉強になった。
修理完了の連絡を受け、鞄を引き取るついでに金魚美抄を見に行った訳である。(尤も、修理が完了していなくとも、展示会は終了までには見に行くつもりであったが。)
因みに修理費用だが、金具が\6,000に消費税、バニッシュが\10,000に消費税×ハンドル2つ。計\28,080となった。(画像2、3。画像2は金具部修理箇所、画像3はハンドルのバニッシュ。)
引き取る際には、態々新しい収納袋に入れて渡して頂いた。
今後も大切に使用したい。