相変わらず、忙しい日々が続いている。
母方の祖母が他界したり、その連れ合いである祖父が入院したり、ハウスメーカーや保険会社(ライフプランナー)との打ち合わせが有ったり‥
その間に子供は1歳になり、嫁は仕事に復帰。ゲームもイベントを何とかクリアする程度である。
正直、面倒臭がりな私にこの毎日は結構辛い。が、そうも言っていられないのが現実である。
前回から続きだが、嫁と検討した結果、ハウスメーカーは「大和ハウス工業」(以降大和)に決定した。
個人的に、担当したスタッフについては「積水ハウス株式会社」(以降積水)の方が良かった。こちらの方が椅子等にも圧倒的に詳しく、私と話も合った。
モノ好きな私としては、正直家本体より家具等の中身が問題である。置きたいモノが山程有るのだ。
しかし、残念ながら新居の提案については大和の方がスピーディ且つ私達の希望を出来るだけ取り込もうとする姿勢が有った。積水はノウハウが確立しているからか、間取りの完成度も高いのだが、何と言うか「普通」であった。誰が住んでも高性能だが、何だか私が建てる家と言う感じがしない。そう言う意味では大和は多分良い意味で適当に私達の為の家を設計してくれた感じがある。
結果的に価格も大和の方がリーズナブルだったので大和に決めた。(家具等は自分でどうにかするしかなくなったが。)
さて、ハウスメーカーが決定してからも大変だった。
まず提案して貰った間取りを更に詰めていく。貧乏な私は広い家を作る金銭的余裕が全く無い。如何にコンパクトで無駄の無い最小限の家を作るかが重要なのだ。
しかし、流石プロの設計士。私が無駄だと思って省いた部分の面積が結果的に他の部分へ悪影響を及ぼすのだ。何処かに皺寄せが来るのだ‥
プロの設計士は私達素人が考え付く様な事はとっくに理解しているのだ。金銭的に余裕が有れば、最初に提案された間取りがやはりベストなのかもしれない。
注文住宅を建てるにあたり、私と嫁にはいくつかの希望が有った。(この点、建売なら気にしないのだが‥)
私は、
・インナー(ビルトイン)ガレージ、若しくはそれに近いモノが欲しい。
・極力動かずに活動出来、また動く場合の動線も出来る限り少なくしたい。
嫁は、
・ピアノを置きたい。
・私が持つ大量のモノや本を入れる壁面収納が欲しい。(リビングに大きい本棚が欲しい)
と言う感じだ。
面積を削った所為でピアノを置けなくなった為、急遽面積を増やしたり、付けたいランプが付かないので天井高を上げたりと建物価格も予定通りには全然進まない。
扉1枚とリビングに入れる本棚は造作になりそうで、これも結構高額になる様だ。
更にZEH:Net Zero Energy Houseを通す計画で進めていたのだが、これがなかなか上手くいかない。
吹き抜けや2階に第二リビング(書斎の様なフリースペース)を作ったら、熱効率が下がってしまったり、床暖房をガスから電気に変えたら規定の数値を満たさなくなったり‥
ZEHを通す為に、必要の無い金額が結構必要になった。ZEH補助金に因るメリットは有るのだが、余り意味が無くなった様な気がする。
車庫については、躯体を分けて、ほぼ隣接させる様にする事にした。一体(完全なインナーガレージ)となると車庫の床の基礎工事だけでも相当な金額となるらしい。こちらとしては、費用も倍額程掛かるらしく諦めた。
取り敢えず打ち合わせを進めて思った事は、「注文住宅は妥協の産物である。」と言う事だ。本当に建てたい家を建てると言うのは(予算が無尽蔵でない限り)まず不可能である。これまでの打ち合わせを通して実感した。これから家の購入を考えておられる方、特に大きな希望が無いなら、私は建売を御勧めしたい。
次回へ続く。
母方の祖母が他界したり、その連れ合いである祖父が入院したり、ハウスメーカーや保険会社(ライフプランナー)との打ち合わせが有ったり‥
その間に子供は1歳になり、嫁は仕事に復帰。ゲームもイベントを何とかクリアする程度である。
正直、面倒臭がりな私にこの毎日は結構辛い。が、そうも言っていられないのが現実である。
前回から続きだが、嫁と検討した結果、ハウスメーカーは「大和ハウス工業」(以降大和)に決定した。
個人的に、担当したスタッフについては「積水ハウス株式会社」(以降積水)の方が良かった。こちらの方が椅子等にも圧倒的に詳しく、私と話も合った。
モノ好きな私としては、正直家本体より家具等の中身が問題である。置きたいモノが山程有るのだ。
しかし、残念ながら新居の提案については大和の方がスピーディ且つ私達の希望を出来るだけ取り込もうとする姿勢が有った。積水はノウハウが確立しているからか、間取りの完成度も高いのだが、何と言うか「普通」であった。誰が住んでも高性能だが、何だか私が建てる家と言う感じがしない。そう言う意味では大和は多分良い意味で適当に私達の為の家を設計してくれた感じがある。
結果的に価格も大和の方がリーズナブルだったので大和に決めた。(家具等は自分でどうにかするしかなくなったが。)
さて、ハウスメーカーが決定してからも大変だった。
まず提案して貰った間取りを更に詰めていく。貧乏な私は広い家を作る金銭的余裕が全く無い。如何にコンパクトで無駄の無い最小限の家を作るかが重要なのだ。
しかし、流石プロの設計士。私が無駄だと思って省いた部分の面積が結果的に他の部分へ悪影響を及ぼすのだ。何処かに皺寄せが来るのだ‥
プロの設計士は私達素人が考え付く様な事はとっくに理解しているのだ。金銭的に余裕が有れば、最初に提案された間取りがやはりベストなのかもしれない。
注文住宅を建てるにあたり、私と嫁にはいくつかの希望が有った。(この点、建売なら気にしないのだが‥)
私は、
・インナー(ビルトイン)ガレージ、若しくはそれに近いモノが欲しい。
・極力動かずに活動出来、また動く場合の動線も出来る限り少なくしたい。
嫁は、
・ピアノを置きたい。
・私が持つ大量のモノや本を入れる壁面収納が欲しい。(リビングに大きい本棚が欲しい)
と言う感じだ。
面積を削った所為でピアノを置けなくなった為、急遽面積を増やしたり、付けたいランプが付かないので天井高を上げたりと建物価格も予定通りには全然進まない。
扉1枚とリビングに入れる本棚は造作になりそうで、これも結構高額になる様だ。
更にZEH:Net Zero Energy Houseを通す計画で進めていたのだが、これがなかなか上手くいかない。
吹き抜けや2階に第二リビング(書斎の様なフリースペース)を作ったら、熱効率が下がってしまったり、床暖房をガスから電気に変えたら規定の数値を満たさなくなったり‥
ZEHを通す為に、必要の無い金額が結構必要になった。ZEH補助金に因るメリットは有るのだが、余り意味が無くなった様な気がする。
車庫については、躯体を分けて、ほぼ隣接させる様にする事にした。一体(完全なインナーガレージ)となると車庫の床の基礎工事だけでも相当な金額となるらしい。こちらとしては、費用も倍額程掛かるらしく諦めた。
取り敢えず打ち合わせを進めて思った事は、「注文住宅は妥協の産物である。」と言う事だ。本当に建てたい家を建てると言うのは(予算が無尽蔵でない限り)まず不可能である。これまでの打ち合わせを通して実感した。これから家の購入を考えておられる方、特に大きな希望が無いなら、私は建売を御勧めしたい。
次回へ続く。