東京ミッドタウンは本当なら初日に回る予定だったのだが、「東京旅行35」の投稿で述べたリアル脱出ゲーム「摩天楼探偵シリーズ第|董〕無妃の涙を探せ!」の推理に時間が掛かり過ぎて、結局その日はそのままホテルに直行となった。
その為、2日目は東京ミッドタウンから回る。
「Valextra」で発色の良いのトートバッグ(画像1、2。画像1は外側、画像2は内側。)やトラベルオーガナイザー(画像3、4。画像3は外側、画像4は内側。)を見たり、「E.MARINELLA」の光沢が美しいタイや小物を眺めた。
「CARESE」と言うアンティークウォッチ専門店にも入ってみた。
アンティークウォッチは色気も有るし面白いムーブメントや希少なモノも有るのかもしれないが、なかなか食指が動かない。勿論アンティークウォッチに興味が無い訳では無く、単に欲しい時計が無いと言う感じである。
例えば、グランドコンプリケーション、天文台コンクール出品クラスの時計、オリジナルの「Breguet」等が安く手に入るなら私も購入すると思う。しかしこれらを店頭で見掛けた事は無い。
普通の機械式腕時計で有れば、私は時計コレクターでは無いのでこれ以上(PTOは別として)は特に必要を感じないのだ。出来れば様々な機能(個性)を有する時計を揃えたいと言う思いが強い。
その後、「ACANTA」と言うシガーショップや「東京旅行11」の投稿で、嫁が「グラナディラ」の木軸ボールペンを購入した「FABER-CASTELL」等を見て回る。
FABER-CASTELLでは「Pen of the Year」の2012年モデルであるゴールドオーク(画像5)、更に遡って2010年モデルのシークレット・オブ・アート(画像6)が展示されており目を惹いた。
流石に2007年モデルのストーンウッドは既に展示されていなかった。(「Pen of the Year 2007」の投稿参照)まあ売れて当然の万年筆なので仕方無いのだが‥無くなると寂しいものだ。
東京ミッドタウンを足早に見終え、銀座(方面)へと向かう。
まずは丸の内周辺「阪急MEN'S TOKYO」や「VULCANIZE London」の丸の内店等を回り、続いて「THE PENINSULA TOKYO」へ。
軽めの昼食を兼ねて入ったが「The Lobby」は満席で利用出来ず、地下に有る「THE PENINSULA BOUTIQUE & CAFÉ」を利用する事にした。取り合えずランチをオーダー。
嫁は薩摩芋のスープ(画像7)、私はキッシュ(画像8)をチョイス。バゲット(画像9)を食べつつ足を休める。
朝食で腹一杯だったが、普通に食べる事が出来た。メインディッシュはグリルチキンとリゾット(画像10)。これも楽々平らげた。
食後にTHE PENINSULA TOKYO内の「GRAFF」に入る。
GRAFFのトラペゾイトにカットされた贅沢なダイヤモンドクロスペンダント(画像11)に前から魅了されているのだが、今回面白い話を伺った。
これまでGRAFFのコレクションでも価格が毎回バラバラなのは価格改定の所為かと思っていたのだが、実はダイヤモンドの4C(カラー、クラリティ、カラット、カット)に拠って価格が違っていたと言う事実を知った。簡単に言えばダイヤモンドの品質(GRAFFの場合主にカラットだが)で価格が左右されているのでコレクションの価格設定が無いのだ。
完成したモノから価格を決定しているだけの様だ。(価格改定の影響も有るのは間違い無いが。)
つまり、逆に100万円でとか200万円で作って欲しいと言うオーダーも受けて貰えるのだ!
これは非常に有難い情報だ。最低価格は不明だが、有る程度の融通は利く模様である。
夢のGRAFFのジュエリーを手にする事も不可能では無いかもしれない。
GRAFFの横の壁にはまた様々なブランドアイテムが展示されていた。そのコーナーのひとつに「THE RITZ-CARLTON TOKYO」同様「PANERAI」の展示が有り驚いた。THE PENINSULA TOKYOにTHE RITZ-CARLTON TOKYOとは顧客に相応しいのかもしれない。PANERAIは相当ブランドプロデュースに力を入れていると感じた。
続いて立ち寄るつもりだったTHE PENINSULA TOKYO内のもう一つのブティックである「de GRISOGONO」だが、何故か見当たらない。隣だったと思うのだが撤退したのだろうか?
そう言えば、東京ミッドタウンの「NoKA CHOCOLATE」も見当たらなかったが、やはり撤退か?
東京は富山より店舗の入れ替えが激しいのだろう。
少々諸行無常を感じつつ、THE PENINSULA TOKYOを出発。
次回へ続く。