今シーズンは富山では殆どまともな降雪が無く、非常に過ごし易い冬となっている。
偶に雪が降っても、直ぐに霙や雨となっているのが幸いしているのだろう。仕事場で除雪しなくて良いのは正直有難い。
唯、この様な天候で困るのはウィンタースポーツである。無論山間部で在れば十分に積雪が有り、スキー場も全面滑走が可能なのだが、問題は雪質である。この様な新しい雪が降らない状態のゲレンデでは正直滑り難いだけで全然楽しくないのだ。多少雪が降った後がやはり良い。
漸く一昨日の寒波に依る雪でゲレンデの状態がかなり良くなったと思い、昨日早速初滑りに行ってきた。
薄曇で余り良い天気とは言えなかったが、ゲレンデのコンディションは十分良かった。
クワッドリフトで、シニアの女性と相席となる。
この女性、なんとスノーボードをしておられた。まだまだシニア世代は普通の(しかも長めの)スキーばかりと言う印象だったのだが、スノーボードやスキーボード等を楽しんでおられる方も増えてきている様だ。私より余程若々しいしチャレンジ精神が旺盛の様だ。格好良いシニア世代が増えてくると嬉しいし、そうなる様な歳の取り方をしたいものだと思った。
今回は「時計39 (スキー9)」の投稿で冒したミスは無く、ちゃんとスキーに合わせて「kissmark」のクォーツ時計「KM-6A529」を装着している。(画像1)安心して無茶が出来る筈。
さて、山頂は思ったより天候が良くない。(画像2)
身体は普通に滑る分には何とか動くがグラウンドトリック等には完全に対応してくれない状態。身体の衰えを感じてしまう。無茶が出来る状態では無かった。(先に述べたシニアの女性とは真逆‥)
また、私はスキー場では基本的に顔を覆うのが好きでは無いのでいつもサングラスやゴーグルのみなのだが、この歳になると寒さで顔が痛くて辛くなってきた‥非常に悲しい現実を突きつけられた気分である。
ネックウォーマーで顔半分を覆うと今度はその息の所為でサングラスが曇る。ゴーグルに替えてみるもやはり視界はイマイチ。
なかなか気持ち良い装備にならないまま3本目を滑り始めると何故か更に視界が悪くなった。今度はスキー場にガスが掛かってきたのだ。(画像3)
見通しの悪い中を滑るのは危険だし全く楽しくない。何とか下まで降りて30分程様子を見ていたがガスが晴れる事は無く、さっさと切り上げ帰る事にした。
全然滑ってない感じでのリタイアだったが、その後雪が降ってきたので、結果的には正解だったのかもしれない。
本当は今日は好天だったので、続けてスキーに行きたかったのだが、一旦装備を見直そうと思い断念。壊れたリーシュコード(「スキー11」の投稿参照)に曇り止め、顔(頭や耳)の防寒具等を揃えてから出直す事にする。