今年もやはり嫁からチョコレートは貰えず仕舞だったが、そんな事は気にしない‥
何しろ毎年のバレンタインには私が友人や嫁にチョコレート等を贈っているのだから。
自分で好きなチョコレートを選ぶ方が楽しいし、御気に入りのチョコレートを友人にも味わって貰いたいと思う。それが私のバレンタインと言えるだろう。
さて今回は初心に帰ってシンプルなチョコレートを選ぼうと考えていた。
よく、海外のチョコレートは国産のチョコレートより不味いと聞く。これは有る意味正しい。人間は普段から慣れ親しんだ味を好む。何より国産のチョコレートは日本人の口に合う様に造られている筈だ。実際、コンビニエンスストア等で購入するチョコレート菓子もどれも素直に美味しい。
逆に友人からの海外の土産で貰うチョコレートの中には、正直口に合わないモノも有った。ボソボソした食感だったり甘過ぎたりと言った印象のチョコレートは、食べ切れず結局残ってしまう。
比較的無難で食べ易いのがやはりチョコレートやデザートで有名な国々のモノだろうか。とは言え、値段と相応に美味しいと感じるチョコレートは殆ど無かった。初めは輸入チョコレートは高いだけと印象を持っていたのだ。
しかしスイスに旅行した際に立ち寄った「Stettler」と「Jean-Paul-Zogg」のチョコレートを食べた結果、脳に「スイスのチョコレート=美味い」と刷り込まれてしまった。
ベルギー等より私の口に合ったのかもしれない。それ以来色々な国産以外のチョコレートにも手を出す様になった。
そう、今年のバレンタインは私が認めたスイスチョコレートにしようと考えた。
とは言え「Lindt」は何処でも購入出来るし、「deLafée」は2011年に「deLafée Gold Chocolate」を購入(同名の投稿及び「バレンタイン5 その1~3」参照)したのだが、流石に何度も購入出来るモノでもない‥
色々インターネットで探してみるとJean-Paul-Zoggは見つからなかったがStettlerは日本に輸入されていた事が解った。(このバレンタインシーズンのみかもしれないが‥)
今回は私と嫁にとっても懐かしのStettlerのチョコレートにする事にした。
「Pavés de Genève」(ジュネーブの石畳)は日本でも人気の通称「生チョコレート」の基になった様なチョコレートである。Stettlerを代表するチョコレートで一番人気だと思われる。尚、チョコレートとしての正式名称は「Pavés glacés」の様だ。
他に「Truffes」、「Amandes et noisettes au chocolat」を注文した。
画像1は外箱。上がPavés glacés、中央がTruffes、下がAmandes et noisettes au chocolat。
画像2は中身。左上はTruffes、左下はPavés glacés、右はAmandes et noisettes au chocolat。
画像3は食べる直前。
やはり美味しい。私は特にPavés glacésとAmandes et noisettes au chocolatが好みである。
Pavés glacésの絶妙な口溶けを味わうには、少し常温で放置した方が良い。放置し過ぎると手で持った瞬間に溶けてしまう。
Amandes et noisettes au chocolatはローストしたアーモンドの香ばしさとビターなチョコレートとカカオパウダーが非常に良いバランスとなっている。食べ始めると止まらない。
Truffesも不味くは無いが敢えてStettlerで買う程でも無いと思った。
贈った皆も気に入ってくれると嬉しいのだが。