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Channel: 心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく・・
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煙草11

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「煙草8」の投稿で本格的にシガーを嗜むに当たり必要なアイテムについて述べた。所謂ヘッドを開放する器具や着火具、保存する為の箱等である。
ヘッドの開放即ち吸い口を作るにはカッターや鋏で切断したり、パンチやピアスで穴を開ける。
着火はライターやマッチ、シダーでフットに火を付ける。
保存にはヒュミドールと言われる保温保湿性に優れたケースを使用すると品質を保つ事が出来る。他には灰皿も必須であろう。

さて、「限定商品8」の投稿では、葉巻を嗜む様になった切っ掛けである「S.T. Dupont」のガスライター「007 JAMES BOND」の購入、そして「煙草5」及び「煙草9 (オークション12) 」の投稿ではそれぞれ携帯灰皿と卓上灰皿の購入について述べた。
一応、ガスライターと卓上灰皿は共にS.T. Dupontを選んだ。(尚、携帯灰皿についてはS.T. Dupontからは販売されておらず、「CLAUSTRUM」と「PHILIPPI」のモノを使用している。)

先日「東京旅行39」の投稿で、銀座のS.T. Dupontのブティックに立ち寄り「PEN PENDANT」のリフィルの交換を行った事を述べたが、実はこの際にいくつかシガーアイテムを見せて頂いており、新たにひとつS.T. Dupontのアイテムが増えた。購入したのは「MAXIJET」のシガーカッターである。(画像1)

MAXIJETは「X・tend」と名付けられたバーナーフレームライターの後継機の名称である。所謂ターボライターと言われるモノだ。(X・tendからMAXIJETへの名称変更に併せバーナーフレームもジェットフレームと名称変更された。)
屋外等の風の強い場所では非常に便利なライターである。その後MAXIJETはライターのみならず、様々なアイテムに採用される名称となる。MAXIJET=エルゴノミクススタイルを持つカジュアルでスポーティなコレクションとなった。シガーカッターやシガーパンチ、灰皿やヒュミドール等がMAXIJETから販売されている。また更にハードな印象のコレクションとして「DÉFI」も誕生した。

嘗てシガーカッターはクラシカルなシングルブレードのモノ等(画像2)も販売されていたのだが、現在はダブルブレードのMAXIJETのみとなっており選択肢も3色のカラーから選ぶ他無い。(私はブラックを選んだ。)
MAXIJETコレクションはどれもS.T. Dupontの中では比較的リーズナブルで使い勝手を重視しているが、その分ラグジュアリー感に欠ける印象が有る。どうせなら「LIGNE 2」等に似合うクラシカルなシガーカッターが理想だったのだが‥まあ007 JAMES BONDもデザインは結構カジュアルなので結果的にはMAXIJETのシガーカッターとは良いコンビネーションになった。(画像3、4。画像3は外箱、画像4は007 JAMES BONDと共に使用している状態。)

MAXIJETのシガーカッターは機能的にはなかなか凝った作りとなっている。通常は厚めのカード状(4.6×1.0×7.0cm)なのだが、サイドのレバーを一度押すとバネの力で左右にブレード広がり(画像5)、レバーを押し込み切断作業を行うと再びカード状になる。
ブレードが直線的に動く為初心者でも切断し易い。切れ味も使い勝手も良好だ。偶に抵抗が有ってブレードが広がらない場合が有るのが多少気になるところだ。
キーホルダーとして使えるシガーパンチ程では無いが持ち運びも苦にならない。一応ケースも付いている。(画像6、本体及び付属品のケースとギャランティカード。)

これで漸く本格的に(シガリロではなく)シガーデビューが出来そうだ。
S.T. Dupontのシガーアイテムもガスライターと卓上灰皿に次いでシガーカッターが揃った。やはりシガーを嗜む上ではS.T. Dupontのアイテムが現状で一番手に入り易く且つ無難だと感じている。
今後も少しずつ揃えていきたいものだ。

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