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Marie-Antoinette №11160

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遂に今年も「BASELWORLD」が開催され、新作の時計の情報が続々流れている。
私がBASELWORLDで最も注目しているのは、やはり「Breguet」である。デザインや伝統的な技術も素晴らしいが、時計に纏わる数々の発明で、時計史を2世紀早めたと言われる天才時計師「アブラアン・ルイ・ブレゲ」を祖とするブランドの名に恥じず、現在のBreguetも革新的なアイデアを形にしている稀有なブランドである。
最近では「某宝飾時計店29」及び「Seamaster Aqua Terra 15,000 GAUSS」の投稿で述べた「CLASSIQUE CHRONOMÉTRIE 7727」が、まさに現代のBreguetを象徴する時計であろう。

さて、今年のBreguetも様々な新作が登場した。
トゥールビヨンモデル「CLASSIQUE 5377」(画像1)は、エキストラフラットの薄型に複雑機構であるトゥールビヨンを搭載しながらも90時間ものロングパワーリザーブ(インジケーター付き)を持つ。更に近代のブレゲでは初となるペリフェラルローターを搭載した自動巻きモデルである。

続いて「CLASSIQUE 3757」のリメイクモデル「CLASSIQUE 3797」(画像2)。閏年まで計算されたパーペチュアルカレンダーとトゥールビヨンを搭載したグランドコンプリケーション。スケルトンモデルである「CLASSIQUE 3755」も「CLASSIQUE 3795」としてリニューアルされた。

昨年発表された「LA REINE DE NAPLES 8998」のフルダイヤモンドセットモデル「LA REINE DE NAPLES 8999」(画像3)も美しい。テンプを太陽に見立てたナイト&デイの24時間表示が非常に新鮮且つ洒落ている。テンプを回転させる必要が有るので機構的にも凝っているし、トゥールビヨン同様姿勢差の均一化を図れるのではないだろうか。

SSモデルとして話題となった「LA REINE DE NAPLES 8967」にコンテンポラリーな装いの18Kモデル「LA REINE DE NAPLES 8968」(画像4)も追加された。

こう見ると今年のBreguetは、作品の完成度は高いのだがムーブメントからの新作は少ない為、少々残念な印象である。

だが実は隠し玉が有った。それが「Marie-Antoinette 癸隠隠隠僑亜廚任△襦2燭Breguet最高峰の懐中時計「Marie-Antoinette 癸隠僑亜吻癸隠隠僑亜法廖焚菫機砲瞭嬰竜々修鰺したまま腕時計にすると言うプロジェクトがスタートしていたのだ。(尚、Marie-Antoinette 癸隠僑圧擇哭癸隠隠僑阿砲弔い討蓮◆嵋進彭坑押廖◆峪廝隠機廖◆崚豕更圍横院廖◆屮▲縫瓧機廚粒禿蟾討納茲蠑紊欧討り、当ブログに於いて何度も登場している時計である。)

まずは当然だが懐中時計から腕時計サイズまでの縮小化、薄型化も行う。脱進機関係は、腕時計に適したモノに切り替わり、ペルペチュアルと呼ばれる振り子状の往復運動に因る懐中時計用自動巻き機構も、通常の腕時計に見られる回転ローターに改められる様だ。
ダイヤルは初代の癸隠僑阿汎瑛諭▲好吋襯肇鵑肇┘淵瓮襯瀬ぅ筌襪裡殴織ぅ廚陵縦蝓ケースはCLASSIQUEのコレクションに順ずる様だ。
機構としては癸隠僑阿亡陲鼎パーペチュアルカレンダー(永久カレンダー)、イクエーション・オブ・タイム(均時差表示)、ミニッツリピーター(音に因る時刻表示)、スプリットセコンドクロノグラフ(癸隠僑暗砲脇販作動秒針が付属)、温度計、パワーリザーブインジケーターを備える。独立作動秒針がスプリットセコンドクロノグラフに変更された為、ダイヤルの配置は多少変わるのだろう。
またパーツはチタンやシリシウム等の最新素材が用いられる。
つまりMarie-Antoinette 癸隠僑阿鮓什澆Breguetとして新たに解釈し、最新の技術及び素材を用いたグランドコンプリケーションとして開発中の時計がMarie-Antoinette 癸隠隠隠僑阿任△襦4粟が待ち遠しい。

‥とまあ毎年恒例、4月1日の話題と言うか私の希望を述べたのだが‥皆は直ぐに嘘だと解っただろうか?
とは言え癸隠隠隠僑阿麓存修垢譴佶榲亡鬚靴い里農非このアイデア、採用して貰えないだろうか?

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