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懸賞6

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また懸賞に当選した。

ダイエットのついでに飲んでいる「KIRIN」の「Mets COLA0」。
そのペットボトルにシールが貼られていた。「型破りグッズ当たる!」。(画像1)
食事の際に脂肪の吸収を抑える効果を持つ(らしい)特定保健用食品で、体重を落とす効果は無いが、食事の際に飲むと太り難くはなるかもしれないコーラである。
これまでコーラは太る飲み物の代名詞的な感じだったので、このMets COLA0はまさにコーラの常識を破った「型破り」な商品である。
この型破りに因んで、今回様々な型破りなモノが当たる懸賞が企画されていたのだ。

どうせ買い続けている炭酸飲料のひとつなので、間違い無くシールは溜まっていくと考え、応募を決意。
型破りなグッズは、まず今回の目玉となる「電動クーラーボックス『クルージンクーラー』」。クーラーボックスに電動バイクの機能を付加したモノで、飲み物等を冷やしながら移動が出来る「走るクーラーBOX」だ。Mets COLA0仕様にデザインされており、確かに型破り?なアイテムだ。

続いて、「赤外線無煙ロースター『ザイグル』」。上部からの赤外線放射によって加熱する新しいタイプの調理器具で、油を使わず、また煙を出さずに簡単に調理する事が出来る。この調理方法から当然ヘルシーな料理になるのも嬉しい。

最後が、「まさかの高級食材!で型破り 選べる!!『贅沢グルメセット』」。A・B・Cの3コース有り、それぞれAが松阪牛肉まん、Bがとらふぐ入りシュウマイ、Cがイベリコ豚串カツ。
どれも美味しそうだ。

私の狙いは、1口30ポイントと最も沢山のシールが必要となる今回の目玉商品クルージンクーラー。
480mlなら1ポイント、1.5lなら2ポイントなので1.5lでも15本は購入しなくてはならないが‥結論は、まあ普通に集まった。
更に数ポイント余裕が有ったので1口3ポイントで応募出来る贅沢グルメセットも応募してみる事にした。(因みにザイグルは1口10ポイントである。)こちらは2口応募出来た。

それから1ヶ月程経過し、突然我が家に配達物が。なんでもKIRINより届け物との事!
遂にクルージンクーラーが当選したのかと期待して荷物を見ると手で持てる大きさの軽い箱だった‥
流石に人間が乗れるクーラーボックスで無い事は一目瞭然だった。(画像2)

やはり「懸賞」及び「懸賞3」の投稿の様に一番の狙いは当たらない訳だ。結局余りのポイントで応募した贅沢グルメセットが当選したのだった。(画像3)
私が応募していたのはBコースのとらふぐ入りシュウマイである。(画像4、5。画像4は開封前の状態、画像5は食べ方が記載されているリーフレット。)

夕食のおかずとして早速頂く。旨い!(画像6、蒸し過ぎか、表面が少し剥がれてきたのが残念。)
歯応えも良いし、虎河豚の風味も良い。普通に販売していても買いたくなる味だ。流石に私の地元では販売していないが、生産している「ふく太郎本部」のHPは発見出来たので注文は可能だ。(URLはhttp://www.fukutarou.co.jp/

取り敢えず、懸賞に当選して、美味しいモノを食べれた事だけでも素直に喜ぼう。

コンピューターゲーム23 その27

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「コンピューターゲーム23 その26」の投稿で、「MONSTER HUNTER FRONTIER G」(以降MHF-G)の第64回「公式狩猟大会」の韋駄天杯に参加してみた事を述べた。

今回の「【特異】白影高速討伐!」、即ち特異個体の「白影フルフル」をどれだけ早く討伐出来るかのタイムアタックは5分47秒90が限界であった。

韋駄天杯が終了し、暫定1位の方の動画を見て何が悪いか検証してみる。選択武器は多分同じなので、これは正解。
しかし、操作等が根本的に違っていた。
まず私は、「支給用大タル爆弾」×2を使用して後は直接攻撃だったが、1位の方は「バリスタの弾」×5を最初に使用していた。支給用大タル爆弾も上手いタイミングで使用している。

続いて私が足を中心に攻撃していたのに対し、1位の方は最もダメージを与える事が出来る頭部を中心に攻撃していた。この違いは結構大きく、私の場合一度「携帯砥石」で落ちた斬れ味を回復させる必要が有った。バリスタの弾×5+支給用大タル爆弾×2+頭部中心のダメージなら斬れ味が落ちる前に討伐出来るが、頭部よりダメージの少ない足を多く攻撃すると、転倒は誘えるが結局攻撃分斬れ味を消耗してしまう為、携帯砥石使用しないと討伐出来なくなる。

転倒狙いより弱点狙いの方が効率が良かったと言う訳だ。それに加え、バリスタの弾までちゃんと使い切る事で少しでも斬れ味に余裕が出来るのだと思う。(片手剣ならバリスタの弾の方がダメージ面でも上なのかもしれない。)

後で解った事なので、悔やんでも仕方無いが、やはりトップクラスの成績の方々はアイデアも豊富なのだろう。私のやり方をどれだけ頑張っても絶対にこのタイムが出ないと理解した。
また、当たり前だが回避等も非常に上手い。結果的に有効な攻撃チャンスが多いのだ。攻撃を敵側へ避けるので回避行動がそのまま次の攻撃に繋がっている。

この暫定1位の方のタイムは3分42秒86とや私と2分以上の差が有った。
折角プレイしている人口が減っている今回は上位に食い込むチャンスだったのだが‥この差ではやはり前回の177位を超える事は難しいか?

そして昨日、今回の第60回狩人祭の褒賞祭がスタートした。まず初団長としての入魂祭の結果は‥またもや負け犬。もう見たくない腰防具の「祭のあとに【負け犬】」が手に入った。(画像1)

気になる韋駄天杯の結果は‥‥何と99位!ギリギリ(本当にギリギリ)二桁の順位となっていた!(画像2)
更に100位以上は公式のHPでも名前が載るのだ。(画像3。尚画像2、3の1位~100位までは公式に記録が残っているので敢えて名前を削除していない。公式の韋駄天杯結果のURLはhttp://members.mh-frontier.jp/contents/ranking/hunt_event/result/64/server3/idaten_4.html
兎にも角にも、公式に記録されるのは初めてで凄く嬉しい!
後2位下で101位だったなら当然名前は無かった訳だ。今回は片手剣での参加が一番多かったらしいので、正直、運が良かったと言える結果だが、取り敢えずひとつの目標に到達出来たと思う。
またチャンスが有れば韋駄天杯にチャレンジしたい。(それにいい加減入魂祭は勝ちたい。)

閑話休題、私が新しく団長になった、職場の先輩が立ち上げた猟団名が今回の韋駄天杯の順位で公式に載った為、このブログでも消さずに表示する事にした。猟団名「鬼ヶ淵死守同盟」。このブログでも何度も登場しているゲーム「ひぐらしのなく頃に」に登場する団体だ。(尚ひぐらしのなく頃にについては「コンピューターゲーム2」及び「コンピューターゲーム8」の投稿参照。)
私が猟団を立ち上げるならハンターの名前と同様時計関連の名前にするのだが、この名前もそれなりに気に入っている。サーバー3で適当にプレイしたい方は是非、当解散寸前の猟団への参加も考えてみて頂きたい。

Masterpiece Seconde Mystérieuse

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「MAURICE LACROIX」の新作「Masterpiece Seconde Mystérieuse」はなかなか面白い秒表示を行う機械式の腕時計で、個人的にも結構好みであったので紹介しようと思う。(画像1、2。画像1は全体、画像2はダイヤルの拡大。)

時分針を備えたインダイヤルは2時位置に配され、スモールセコンド(グランセコンド)は6時の位置に配された所謂3針スモールセコンドタイプの時計なのだが、最大の特徴がそのスモールセコンドである。

何やらレーダーや銃火器の照準の様な変わった十字型のインデックス表示がされており、よく見ると最大が60、つまり秒を示している事が判る。しかしこれでどの様に秒を表示するのか?

簡単に説明すると秒針は回転しながら縦横に移動してインデックスをなぞりながら秒を指し示すのだが、正直文章では説明が難しいので、取り敢えず動画を見て頂きたい。 http://www.youtube.com/watch?v=e2Yvo89S6GAのURLにてMasterpiece Seconde Mystérieuseの秒針の動きを見る事が出来る。

MAURICE LACROIXは、嘗て「MASTERPIECE ROUE CARRÉE SECONDE」と言う四角い歯車を用いての秒表示を行う時計を製作した事も有り、そのアイデアが活かされていると感じる。(動画のURLはhttp://www.youtube.com/watch?v=O9cINy7RZA0

さて今回のMasterpiece Seconde Mystérieuseの秒針の動きは私の中では有る時計に非常に近いと感じた。昔「時計11」の投稿で述べた「PIERRE KUNZ」の「Infinity Looping」である。
Masterpiece Seconde Mystérieuseは名前の通り「ミステリアス」なので、敢えて秒針の機構については説明をしていないらしいが、秒針の動きは規則的である。自転に公転を加えた様な動きもInfinity Loopingと同一である。Infinity Loopingはサイクロイド曲線を利用したモノであろう。対してMasterpiece Seconde Mystérieuseはその動きを直線となる様に設計されているのだろうか?
兎も角良く考えられた動きだ。そして、秒が読み取り難いと言う事も無いのが素晴らしい。

PIERRE KUNZは「CUPIDON」(同名の投稿参照)及び「Triple Retrograde Second」や「Virevoltante」(「東京旅行2」の投稿参照)、「VERTIGO」(「東京旅行24」の投稿参照)等、主にレトログラードを中心に魅せる機構に取り組んできた。(最近は新作が殆ど発表されていないが‥)
考えてみれば「FRANCK MULLER」も、時計を面白く表現する事に長けたブランドだ。この2ブランドが停滞している中、MAURICE LACROIXは最もリーズナブルな価格帯で面白い時間の表現に取り組んでいると思う。(高価格帯であれば「HARRY WINSTON」、「Van Cleef & Arpels」、「HERMÈS」等が思い浮かぶ。)

表現の仕方次第で、こんなにも時計は面白くなる。難しい技術で無くても構わない。アイデアで度肝を抜いて欲しいのだ。
Masterpiece Seconde Mystérieuseも価格はステンレス・スチールで\1,386,000~と決して安いとは言えないが、この機構は評価に値すると思う。
折角ならこの動きや秒針のダイヤルを活かしたデザインなら尚良かったと思う。(例えば先に述べたレーダーや照準を活かしたデザインならもっと面白かったと思う。その点Infinity Loopingはデザインが優れていた。)

Masterpiece Seconde Mystérieuseのスペックは、ケース径43mmで自動巻き。振動数18000bph、パワーリザーブは50時間。十分満足出来る性能を有していると言える。(どうせなら手巻の方が相応しいと思うのだが。)

貴方もMasterpiece Seconde Mystérieuseをじっくりとその腕上で眺めてみては如何だろう。ミステリアスな秒針の軌跡が脳を刺激してくれるに違い無い。それは時計を見つめる至福の時であろう。

数の単位

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教科書等は、私が学生だった頃と現在では内容が随分と違う様だ。
特に歴史は新たな発見から、根本的に見直しがなされたりとかなり変わってきているらしい。
他にも単位ではbarがPaへと切り替わった様に、少しずつ常識が変わってきているのが現状だ。

「本14」の投稿では、「THE Elements(日本語訳版「世界で一番美しい元素図鑑」)」と言う元素図鑑を購入した事を投稿したが、その投稿で述べた通り、元素も私が学生だった頃は103種類だったのが現在では118種類となっている。これからも増え続ける事だろう。

さてその投稿で、幼い頃、元素周期表は殆ど暗記していたと述べた。私は俗に言う「水兵リーベ」と言う語呂合わせの歌で覚えてはおらず、普通に「水素、ヘリウム、リチウム」と覚えた。
空で順に言ってみると40番位まではちゃんと覚えているのだが、そこからはかなり曖昧になっており、ランタノイドやアクチノイドは殆ど出てこなかった。
しかし40番位まではちゃんと記憶されている事から幼い頃に植え込んだ記憶はなかなか風化しないのかもしれない。

元素記号だけでなく、他にも無駄なモノを結構覚えた。日本や中国の時代、円周率、等比数列(1、2、4、8、16‥)等も未だに少し覚えている。更には、ロールプレイングゲーム(移行RPG)「DRAGON QUEST」のフル装備状態の「復活の呪文(パスワード)」なんかも今尚言える。

そして、今回のタイトルでもある「数の単位」も一から無量大数まですべて覚えている。
ところが、機会が有って単位を調べる事になり、その結果‥私が記憶していた事と大分違いが有った。

これも文頭で述べた時代で変わったのか解釈の違いかは判らないが、私の記憶とどの様に違ったのかを述べてみようと思う。

まず私の記憶の単位は、一、十、百、千、万、億、兆、京、垓、秭(𥝱)、穰、溝、澗、正、載、極、恒河沙、阿僧祇、那由他、不可思議、無量大数である。(但し、私は言葉だけ覚えているだけで漢字までは覚えていない。)
現状も基本的には同じだが、恒河沙の読みが違っていた。私は「こうがしゃ」と記憶していたが現在は「ごうがしゃ」となっている。恒河沙は、恒河(ガンジス川)の沙(砂)の様に数え切れない程多い事から付けられた単位で、恒河=ガンジス川なら読みは「こうが」である。
また「桃太郎伝説」(画像参照)という「HUDSON」から販売されていたRPGにも「こうがしゃのタマ」と言う「FINAL FANTASY」シリーズで言う「エリクサー」の様なアイテムが存在した。この「こうがしゃのタマ」は漢字で書くならやはり「恒河沙の珠」であろう。(尚、「バトン8」の投稿で「桃太郎」シリーズの音楽CDについて述べている。)
なので、私には恒河沙の読みは「こうがしゃ」なのだが、実際にPC等で「こうがしゃ」とタイプしても変換しないが「ごうがしゃ」とタイプすると変換してくれる。「ごうがしゃ」が現在のスタンダードなのだろう。
また私は10の68乗が無量大数と記憶していたのだが、現在は10の88乗とする意見が多いらしい。
桁が合わないと思っていたら、恒河沙から4桁で繰り上がるのではなく8桁で繰り上がるとの事。何だか判り難い。

勿論少数の単位も全て記憶していたのだが、これも違っていた。
私の記憶では割、分、厘、毛、絲、忽、微、繊、沙、塵、埃、渺、漠、模糊、逡巡、須臾、瞬息、弾指、
刹那、六徳、虚、空、清、浄であった。(勿論、少数も言葉だけの記憶で漢字までは覚えていない。)
現在は、虚、空及び清、浄がそれぞれひとつの単位となっており虚空、清浄らしい。さらに阿頼耶、阿摩羅、涅槃寂静と単位が増えていた。
幼い頃は気にも止めていなかったが、改めてみて仏教から来た言葉が多いと実感した。
尚、少々調べてみると単位については諸説有り、厳密にはどの説が正しいと言う事は無いらしい。「単位」と言うの割には随分と適当だ。

この歳になると、新しい記憶がなかなか出来なくなってきているのだが、幸いこういった聞いた事の有る言葉が単位なので、現在の新しい単位も直ぐに記憶出来たのは良かった。尤も、折角覚えたのに結局覚え直しになるのが気に入らない。

それにしても、仕事の内容等「覚えなくてはならない」内容はさっぱり記憶出来ないのに、この様に「どうでも良い」内容は結構簡単に記憶出来るのは何故だろう?

皆も何か面白い(どうでも良い)暗記モノが有れば是非教えて頂きたい。

温泉旅行19

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前回から1年以上経過して、漸く温泉旅行に行く目処が付いた。
と言う訳で久々の温泉である。

このブログの常連で在れば御存知だろうが、私は奥飛騨温泉郷を多く利用している。理由は混浴が多い事と、富山からはアクセスし易い事、そして価格がリーズナブルだからである。(私は混浴が好きだ!)
著名な温泉郷の老舗旅館等に比べると高級感は無いが、半額以下で泊まれる宿が殆どである。更に持ち込み等も気にする必要が無い処が大半なので、気楽に泊り、また自由に露天風呂を楽しめるのが良い。(真夜中から酒を片手に露天風呂を愉しむなんて事も出来た。)

しかし、最近はどうも混浴の宿が減少している様に感じる。全体的に活気が無いと言うか‥
奥飛騨温泉郷もイメージの一新を考えているのだろうか?

そんな訳で、今回は奥飛騨温泉郷以外を選ぶ事にした。個人的には混浴が良いのだが他を探すとなるとなかなか難しい。混浴も除外する事にする。
ならば、今度はこれまで(奥飛騨温泉郷)とは正反対を選ぼうと考えた。混浴等は無いが高級感を味わえる温泉宿である。

場所は石川県鳳珠郡能登町に有る「百楽荘」に決定。
この旅館も「水明館 佳留萱山荘」(「温泉旅行15~18」の投稿参照)の様に洞窟風呂で有名らしく、雰囲気も良さそうなのが決め手となった。

当日は激しい雨が降ったり青空になったりと天候の移り変わりが激しい一日だった。30分程走ると土砂降りになり、暫くすると日が射すと言う様な状態を繰り返す先行きを不安にさせられる天気である。(画像1、晴れ間の写真。フロントガラスの右下にはワイパーで除去出来ない雨滴が残っている。)

そして百楽荘の有る九十九湾は隣県である石川県でも能登半島まで行かなくてはならず、思った以上に時間が掛かる。
約4時間程で能登町に到着した。

先ずは、行ってみたかった「マルガージェラート」へ寄る。
通り道の筈で看板も見つけたが店舗が見つからない。通り過ぎたみたいなので一旦引き返す。看板を確認すると調度「瑞穂郵便局」の真裏に店舗を発見。解り難い。
名前の通りジェラートの店で、季節や特産品に拘っているとの事。
嫁はシンプルに「フレッシュミルク」、私は「蓬(ヨモギ)」と「薔薇(バラ)」を注文。更にに御試しとして一口だが好きなジェラートをサービスして貰えるらしく、嫁は「クリームチーズ」、私は「枝豆」を付けて頂いた。(画像2。左のカップは私のオーダーで上が枝豆、左が蓬、右が薔薇。右のカップは嫁のオーダーで上がクリームチーズ、下がフレッシュミルク。)

フレッシュミルクは無難だが非常に美味しいらしい。クリームチーズはちょっと濃く感じたそうだ。
蓬は野菜嫌いの私だが、何故か餅や団子に使われているからか余り抵抗無く食べる事が出来る。ジェラートも風味が活きていた。嫁には其処ら辺に生えている唯の雑草だと言われた。
薔薇は馨り高く、食べているだけで良い心地になる。ほんのりと感じる甘さが個人的に好きである。
枝豆はハズレ覚悟でちょっとチャレンジのつもりで選んでみたのだが絶妙な甘みで美味しい。考えてみれば、使われる事は少ないが一応ナッツのひとつになるのかもしれない。ナッツ好きな私が食べれない事は無かった。ピスタチオ風と言えば良いだろうか?

ジェラートを平らげ、雨と日差しで蒸し暑くなった身体をクールダウンし、気分一新、再び車を走らせる。続いて向かうのは百楽荘では無く‥

次回へ続く。

温泉旅行20

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前回の続き。

「マルガージェラート」を後にし、続いて腹拵えに「Heart & Beer 日本海倶楽部」(以降「日本海倶楽部」)を目指す。こちらは私では無く嫁の希望で行く事となった地ビールが売りのレストランである。勿論運転する私は飲まないが。(尤も私は飲めなくても構わない。)

到着した日本海倶楽部は日本海を望む高台の公園の様な敷地に建っていた。(画像1)なかなか手入れがされている様に見受けられた。
店内には地ビールを作る為の銅製の煮沸釜らしきモノと水出し珈琲用サイフォンらしきモノが展示されている。(画像2)実際に使用されているモノだろうか?

早速の嫁のオーダーは「Weizen」。(画像3)フルーティーな馨りと爽やかな味、喉越しの良さが魅力の上面発酵ビール、所謂白ビールと言われるモノである。
味は良いらしいが、甘めなので、やはり苦いビールが欲しくなったとの事。困ったモノだ。
昼食を兼ねているので私はイタリアンセット、嫁はアラカルトの「蛸とオリーブのトマト煮(夏野菜・トースト添え)」を注文した。
イタリアンセットは前菜、サラダ、おまかせパスタ又は薄焼きピッツァ、牛肉と赤ワイン煮のリゾット、デザートと言うコースである。やはり?パスタをチョイスした。

嫁の注文した蛸とオリーブのトマト煮(画像4)は、トマト煮を野菜やトーストに載せて食べる。さっぱりとしており、ビールに良く合うらしい。
画像5がイタリアンセットの前菜。特に生ハムが美味しかった。
画像6がサラダ。まあ野菜嫌いの私にサラダを語れと言われても無理が有るが、一応残さず全て食べた。

画像7がおまかせパスタ。ボンゴレビアンコだった。シーフードは好きなのだが、正直言うと私はボンゴレが余り好きでは無い。と言うか、アサリ等の貝殻が料理に入っているのが面倒で好きでは無いのだ。実を言うと小骨の多い魚等も苦手である。味噌汁等でも貝は良い出汁が出るが、態々殻から貝の身を取り出してまで食べようとは思わないのだ。(味噌汁の場合は、食べ終わった殻をどうするかも悩む。大抵は殻入れ等は用意されていないと思う。)但し大きなアサリの酒蒸し等の様に貝自体がメインの料理で、殻が有っても食べ易いのであればそれ程気にしない。
要するに、個人的にはボンゴレや貝の味噌汁には、貝殻を取り除いて貝の身だけを入れて欲しいのだ!(見栄えとして貝殻が必要なら、面倒だと思うが、一旦貝殻から身を外して、殻ごと麺の上に盛り付けて欲しい。)
少々料理人の気持ちは考えず、自分勝手な意見を述べさせて頂いたが、今回のボンゴレビアンコは、食べ難いと言う点を除けば美味しいし、良いメニューだったと思う。

次が牛肉と赤ワイン煮のリゾット。(画像8)余りに美味しそうだったのか、写真を撮る前に手を付けてしまった。思い出した様に写真を撮ったので、少し全体のボリュームが少なくなっている。(我ながら酷いミスだ。)牛肉もリゾットもどちらも食感、風味ともに満足出来る一品だった。

最後はデザート。(画像9)オレンジのムースにマンゴーのソース。下はジュレ状の層になっている。さっぱりとした酸味が良い清涼感で、甘味とのバランスも良い。

一通り食べて満足したが、嫁はやはり少し苦が目のビールも飲みたいらしく、土産として「Pilsner」を購入。(画像10)ホップの馨りと程良い苦味が特徴の黄金色の下面発酵ビールで、現在の日本のビールのスタンダードスタイルとも言える。

さて、この日本海倶楽部は牧場の様な施設も備えているらしく、ミニチュアホースやラバ、ポットベリー等の動物を見る事が出来る。更には餌遣りやラバスと言うラバ車に乗車する事も出来るのだ。(画像11、ラバスを設定している様子。)
しかし写真を撮らせて貰うと、しつこく餌遣りやラバスの乗車を勧誘されたのが迷惑だった。写真を撮らせてやったのだから餌台位は出せと言う様な態度が気に入らない。
少々補足させて頂くと日本海倶楽部は障害者支援施設としてもかなり大きな役割を担っている様で、多くの障害者がこちらで就業している。実際牧場はアニマルセラピーも兼ねた効果的な就業支援になっていると思う。
今回の勧誘も働いている障害者の方々の為を想っての事なのかもしれないが、それで客に悪い印象を与えるのはどうかと思う。結局良かれと思って行なった事が、「障害者が働いているから不快になる」と思われると完全に逆効果で、尚一層障害者に対しての偏見がまだまだ残っている世間の目が厳しいものとなってしまうのではないだろうか?
個人的には障害者以外のスタッフの教育も必要なのではないかと思う。(勧誘してきた方は、私の判断では健常者又は障害が有ったとしても軽度だと思われる。)

実は、日本海倶楽部は地ビールだけでなくエミューと言うダチョウの様な鳥も大きなセールスポイントとなっており、牧場でエミューが飼育されており、観察する事が出来るだけでなく、レストランではエミュー料理を食べる事も出来る。(今回は食べなかったが。)
折角なのでエミューも見てみたかったのだが、勧誘を避ける為、直ぐに日本海倶楽部を出て百楽荘へ向かう事にした‥少し残念である。

次回、いよいよ百楽荘に到着。

時計64

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「時計63」の投稿で、我が家の時計は定期的に歩度を測定しており、実家の時計も歩度測定をしたいと述べた。

尚、実家の時計は「時計43」の投稿で一度測定し、その結果を述べているが、それから約1年が経過しており、検査をするには良いタイミングである。

結果は以下の通りである。尚、実家の時計は5姿勢でなく3姿勢で測定している。

「SEIKO」「CREDOR」「SIGNO GCBW993」 FULL WIND(42h)振動数28800bph
縦置き 3時下位置  日差-20
平置き 文字盤上位置 日差-21
平置き 文字盤下位置 日差-18
機能点検(竜頭、カレンダー、自動巻き機構、ゼンマイ巻き上げ)異常無し
磁気残留有り→磁気抜き

「NOMOS」「SERIES 33」「TANGENTE」 FULL WIND(42h)振動数21600bph
縦置き 3時下位置  日差-4
平置き 文字盤上位置 日差-6
平置き 文字盤下位置 日差-4
機能点検(竜頭、ゼンマイ巻き上げ)異常無し
磁気残留無し

「Breguet」「CLASSIQUE 5907」 FULL WIND(95h)振動数21600bph
縦置き 3時下位置  日差+9
平置き 文字盤上位置 日差-2
平置き 文字盤下位置 日差-13
機能点検(竜頭、ゼンマイ巻き上げ)異常無し
磁気残留有り→磁気抜き

と言う結果であった。
父の腕時計であるGCBW993(画像中央)は、元々遅れ気味が気になっていた時計だが、今回の結果はその遅れが著明に現れている。
また、タイムグラファーがテンプの振動を計測出来ない事が有ったらしく、衝撃か何かの影響にテンプ周辺に異常が発生している可能性が有るとの事。
シースルーバックからムーブメントを見ても肉眼では全然解らないが、まだ保証期間中なのでメーカー送りを依頼する事にした。まあ、不具合が有ったが、それだけ父はGCBW993を愛用してくれていると言う事だろう。

母の腕時計であるTANGENTE(画像上)は、前回の測定時より精度が落ちているとは言え、素晴らしい結果である。
尤も、母はTANGENTEを普段殆ど使用していないと思う。磁気帯びもしていないのはその為だろう。(それ故、レザーストラップにもダメージが殆ど無い。)
使わなければ、(オイルの劣化を除けば)時計に対するダメージは皆無である。腕時計は身に付けてこそ意味が有るので、個人的にはもっと使用して欲しいと思うのだが。

弟の腕時計であるCLASSIQUE 5907(画像下)は、1年前より格段に精度が落ちている事が判る。
何しろ3姿勢それぞれ進み気味かつ姿勢差が最大で6秒だったのが、今回は+9~-13とプラスとマイナスに大きく偏っており、尚且つ最大22秒の姿勢差である。
そろそろOHの時期が近づいているのだろう。弟に連絡するが、考えてみるとの返事を受け、預けずにそのまま持ち帰る事となった。

取り敢えず今回の歩度測定で、GCBW993の異常とCLASSIQUE 5907のOHが近い事が明らかとなった。やはり定期点検は大切だ。
尚、時期で言えば我が家の「PIERRE KUNZ」の「CUPIDON」もそろそろOHのタイミングなのだが、この時計も使用する機会が他の時計より少ないのと、精度も非常に優秀なのでどうするか悩んでいる。

温泉旅行21

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温泉旅行の続き。

「Heart & Beer 日本海倶楽部」から「百楽荘」へ移動し、遂に到着。山道に百楽荘の看板と大きな門を発見した。
門の前には特に駐車スペース等は無く少々思案したが、この門はそのまま自動車で通過して良い様で、奥には駐車されている自動車が並んでいた。
因みに、門から旅館までは約500mも有るらしく、確かに結構な距離であった。旅館側まで行くと既に中居(女中?)が待機しており、自動車を誘導してくれた。

名前を告げると「百楽茶屋」と言う所だろうか?半個室状態の部屋に案内された。
そちらで冷たいローズヒップティー(画像1)とスライスしたバウムクーヘンを乾燥させてラスクにした菓子「バウムチップス」(画像2)を頂きつつチェックインの手続きをする。
尚、このバウムチップスは奥能登のオリジナル商品の様だ。
窓からは九十九湾が見渡せ、温泉気分を盛り上げてくれる。(画像3)

一頻り建物内を案内を受けつつ、到着したのが、今回宿泊する客室「鶴齢」の「月舟」。
半露天風呂付きと言う事で結構人気が有る部屋の様で、私も予約がなかなか取れずに苦労した。

部屋自体はそれ程広くない王道の和室(画像4、5。画像4は和室、画像5は広縁。)と言う感じだが、デッキバルコニーが設置されていたりとゆっくりするには良い環境だ。
鶴齢は、それぞれの客室が「進化した和」をテーマに趣向を凝らして設計されているとの事。(設計は「松葉啓」氏)

テーブルには温泉では恒例の部屋菓子(画像6)と御茶が準備されていた。しかもそれだけでは無く、冷蔵庫内にはカットされ、十分に冷やされたフルーツも用意されており、流石と言えるサービスであった。(画像7)
因みに冷蔵庫の中の飲み物は普通はチェックアウトの時に飲んだ分を加算して会計するが、こちらは飲み放題(既に料金に含まれている)なので気にしないで自由に飲む事が出来る。

また温泉宿に付き物のパズルも置いて有った。‥が非常に簡単で数分で解けてしまった。パズルは和風の巾着袋に入っており、インテリアとしても一役買っているのだろう。(画像8、9。画像8は解く前、画像9は解いた後。)

洗面所も凝った作りだが、まあホテルに比べると少々物足りないのは仕方が無い。しかし、アメニティグッズは据え置きの「POLA」の「Aroma Ess.」以外に「L'OCCITANE」のトラベルサイズボトルも準備されているのが良かった。(画像10、多分鶴齢用のサービスであろう。)
尚トイレは勿論洋式の洗浄便座である。(重要だ。)

さて、この月舟の売りでも有る、気になる半露天風呂だが‥
正直な感想は、まあ普通の風呂であった。御湯が天然温泉と言うだけである。一応窓を全開にすれば、良い景色の中温泉に浸かる事は出来るが‥露天風呂と言う言葉の印象とは違った。やはりせめて周りに邪魔なモノが無い方が開放感が有ると思う。(画像11、12。画像11は湯船、画像12は洗い場。)

部屋で寛ぎ、予約していた「貸切露天風呂」の時間となったので、温泉へと向かう。
温泉に向かう途中に並べてある浴衣を見る。(画像13、自由に選べる浴衣の一部。)百楽荘では浴衣を自由に選ぶ事が出来ると言うの女性に嬉しいサービスが有るのだ。浴衣の柄だけでなく帯等も自由に組み合わせる事が出来るので、嫁も自分の好みをチョイスした様だ。少数ながら男性も選ぶ事が出来るが、私は部屋の浴衣で満足だった。

貸切露天風呂に到着。百楽荘には2つの貸切露天風呂が有る様だが、今回は「漁火」と言う風呂になった。時間は50分だが、取り敢えず温泉を愉しむ分には十分な時間であろう。

温泉は長方形でシンプルな感じだが、部屋付きの露天風呂のイメージに相応しい。(画像14、15。左右それぞれから。)月舟の半露天風呂がこんな感じだったなら一日中温泉に浸かっているのだが‥
御湯は透明で肌触りも悪く無い。粘度は殆ど感じずさらりとした様な印象だが、肌に刺さる様な感じも無く万人受けしそうだ。
見晴らしも流石で眼下を見下ろすと船に乗っている人が見える。雨と天気を繰り返していた道のりだったが、この頃にはスッキリと晴れており、景色も上々。その分暑いからか温泉も少し熱く感じた。

漁火の脱衣所にはジューサーと冷やしてあるオレンジが置いてあり、自分で出来立てのフレッシュジュースを作る事が出来る。(画像16)汗ばむ身体に少し酸味の有るオレンジジュースはなかなか美味しい。

そうこうしている内に時間となったので月舟に戻る事にする。嫁は浴衣の着付けがなかなか思った通りの出来栄えにならない様で暫く格闘していたが途中で諦めた様だ。着こなし等が全然解らない私には、十分上手く着ていると思えた。(画像17、18。適当に撮ってみた写真。画像17は側面、画像18は背面。)
その後デッキバルコニーに出て一服。外は暑いかと思ったが、風が気持ち良く、思った以上にクールダウン出来た。

次回へ続く。

コンピューターゲーム23 その28

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「MONSTER HUNTER FRONTIER G」(以降MHF-G)は相当に評判が悪かったらしく、今月の10日に「MONSTER HUNTER FRONTIER G2」(以降MHF-G2)にアップデートが決定している。
MHF-G2になると随分G級について変更される様だが、未だスキルランククラスの私には正直どうでも良い内容である。
現状では毎日1回だけ受注する事が可能な「デイリークエスト」のみプレイするメリットを感じる様な感じだ。毎日1回だけなので、かなり美味しいクエストとなっている。
逆に他のクエストは面倒なだけとも言える。特に私の様に基本が1人でのプレイとなっている者にとっては、連戦なんて正直したくない。
個人的には素材をばらまくより、少ない素材で武具を強化出来る様にしてくれた方がライトプレイヤーとしては良いと思う。G級等は厳しくて良いが、秘伝の「○○魂」をデイリー等でばらまくなら他の武具も含めて必要な素材を緩和してくれた方が余程やる気になると思う。

正直私自身、課金した防具以外は全く使っていない。(「超絶のピアス」等を除く。)これは、ひとつの防具を作ろうとする前に新しい防具が出てきて結局どっちつかずになってしまうからである。なので課金の防具でそのまま秘伝防具を目指すと言う形になってしまう。
覇種防具はメリットも有るので作りたいのだが、正直私一人では制限時間内に討伐は無理である。(その前に即3回ベースキャンプ送りにされてクエスト失敗となるだろうが。)
結局秘伝防具を作る以外に方法が無い。(逆に秘伝防具であれば、どんなクエストでも攻略すれば確実に素材を得る事が出来るので、時間を掛ければ私でも作る事が出来る訳だ。)

何だか全くMONSTER HUNTERらしい楽しみ方が出来ていない様に思う。
それでも漸く秘伝防具が1着完成に近づいてきているので頑張ろうと思う。

さて、MHF-G2までの間を持たす為かは解らないが、また狩人祭が開催された。こう頻繁に狩人祭ばかり行うと全く有難味が無い。
今回も公式狩猟大会に一応参加してみたが、温泉旅行等(「温泉旅行19」以降参照)と重なり、今回は全くタイムを短縮出来なかった。結果はやはり前回の様な100位以内には入れず、142位であった。(画像1)今回は特異個体の「雌火竜リオレイア」だったのだが、私が下手なのか非常に討伐に時間が掛かり、挑戦自体の数も少なかった。10分を切った所でギブアップ。(画像2)
尚、今回の1位の動画を見てみると武器も同じで基本的な戦法も同じだったのだが、時間は倍位掛かっている。これは根本的な技術と知識の問題である。

そして、今回の祭は何と私の猟団が所属する蒼竜組の勝利であった。(画像3、頭防具「祭のあとに【勝ち猫】」を装備した状態。)久々の狩人祭の勝利だが、勝ち組クエストは何をすれば良いのか全然解らない。もう必要な片手剣のHC武器は作ってしまったから、勝っても余り盛り上がらない感じだ‥多分私だけでなく全体的に盛り上がりに欠けている印象である。
何とかMHF-G2に期待したい。そして出来ればG級以外の私達を楽しませてくれるコンテンツも増やして欲しいと願う。

温泉旅行22

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「百楽荘」の温泉旅行の続きである。

「貸切露天風呂」の「漁火」で火照った身体をクールダウンした後、嫁は読書タイムに入ったので私は周辺を散策してみる事にした。遊歩道が設けてあり、九十九湾の沿岸を散歩出来る様になっているのだ。
それまで降っていた雨の影響からかかなり山道の方は泥濘んでおり歩き難かった。しかし、その雨の御陰か蟹の活動が活発になっており、目の前を何匹も横切って行った。蟹にとっては良かったのかもしれない。
因みにこの遊歩道は調度、私が宿泊している客室「月舟」のデッキバルコニーの眼前である。

軽く散策を終え、客室内の半露天風呂で汗を流し、いよいよ夕食の時間である。
「温泉旅行20」の投稿で述べた「Heart & Beer 日本海倶楽部」での昼食がまだ腹に残っている感じだ。実は散策は腹熟しも兼ねていたのだが‥どれだけ食べれるか不安だ。

チェックインの手続きをした「百楽茶屋」に向かう。こちらが食事処の様だ。
食前酒が出たので、一気に流し込む。手造り紅南高梅酒の海洋深層水割りとの事。私でも飲み易かった。

ドリンクのオーダーだが、今回は嫁の希望で「MOËT&CHANDON」のシャンパーニュとした。(画像1)

先附は、九十九湾産「たかも酢」(画像2)。「たかも」とは海藻のひとつらしい。枸杞の実と梅酢のジュレを添えてある。さっぱりとしており食感も良い。

前菜が、能登の里山里海の幸(画像3)。能登鯖寿司、帆立紐山葵漬け、手長海老唐揚、加賀蓮根煎餅、小豆貝田舎煮、紅南高梅、穴子八幡御倉松葉串、夏野菜ゼリー寄せ。
山葵が苦手な私は、まず帆立紐山葵漬けが食べれない。また海老は好きなのだが、殻まで食べるのは余り好きでは無い‥申し訳無いが無理せず食べれるモノだけを味わった。何しろ本日の御品書を見る限り、食べ切れない位だと予想出来る。ここで無理すると後々大変そうなのだ。

造り(画像4。)間八、平目、小木烏賊、梶木鮪、本カマス、甘海老を能登醤油で頂く。富山と新鮮さが違う訳は無いが、少し甘めの能登醤油で食べるとまた違った風味に感じる。能登醤油は「いしり」言う烏賊の内蔵や「いしる」と言う「魚」を原料に、それを発酵させて作る魚醤らしい。

預け鉢が、一本釣り活烏賊(画像5)。名物の小木烏賊を捌いた活造りで、ゲソ等はまだ動いており、口の中に吸盤が吸い付いたりする。私は烏賊の刺身は皮が有る方が好きで、鰭(通称えんぺら)等は皮を剥いておらず、好みの食感を楽しめた。それにしても1杯全部を造りにするとかなりの大きさである。もう腹八分目を突破。

煮物が、鰻旨煮(画像6)。アヤメ南瓜、茄子麩、五三竹等が美味しく煮付けられている。五三竹は初めて聞いたのだが、実際は富山の篠竹(すすたけ)と同じモノであった。地方によって篠竹は様々な呼び名が有る様だ。(まるでイラガの様だ。イラガについては「刺蛾」の投稿参照。)

炭火焼が、珠洲産「きり出し珪藻土七輪」での備長炭炭火焼き(画像7)。名物である烏賊とんびいしる風味、さざえ、特選和牛。烏賊のとんびとは烏賊の口の事である。烏賊を捌いた事が有るなら常識だが、烏賊の口は鳶口になっている。この口(周辺)が珍味なのだ。いしるは先に述べた魚醤の事だろう。癖になりそうな食感だ。

更に、A5クラスの和牛(但馬牛?)と鮑を事前にオーダーしていたのでそちらも頂く。(画像8)和牛は刺しも見事で柔らかさも流石だったが、残念な事にこれらを食べる頃には腹が限界近い状態であった。(画像9、焼いている様子。)これらは残さず食べたが箸が進むと言う訳では無かった。(勿体無い‥)

腹は限界でもまだまだ料理が運ばれてくる。
台の物は、海鮮しゃぶしゃぶ(画像10)。小木烏賊、真蛸、能登鰆。他にたかもや野菜等をさっと御湯に潜らせて頂く。入らないので野菜は少しだけにした。

漸く出てきた御飯物は、能登豆御飯。しかし御飯はもう無理なので、御握りにして貰い、後程ゆっくり頂く事にした。香の物である赤ワインらっきょと片葉いしる漬けも添えて貰う。(画像11)

留椀が、金時草真丈清汁仕立て(画像12)。貝割れ、梅肉、順才等が入った御吸い物だ。出汁が効いていて美味しい。

そして最後の果物は、能登大地の恵(画像13)。金時草ジェラートにマンゴー、さくらんぼ、白桃。
先にも出てきたが金時草は「キンジソウ」と読み、加賀野菜のひとつとの事。葉の裏が「金時芋(キントキイモ)」の様に赤紫色なのが特徴でこの名になったとか。茹でると粘りが出る。金時草の汁もこの綺麗な赤紫色で、ジェラートもほんのりとその色になっており、中には刻まれた金時草が入っている。甘味は別腹か何とか全部平らげる事が出来た。

更に、御握りを食べた後のデザートと言う事で杏仁豆腐を持ち帰る。(画像14)百楽荘では初めから夜食用の料理も準備されており、自由に部屋に持ち帰って食べる事が出来るのだ。(しかし、そんなに食べられる方は少ないだろう‥)

遂に容量オーバーで動く気力が無くなった私は、早めに就寝。温泉は明日堪能する事にした。

次回、今回の旅行最終回。

温泉旅行23

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鱈腹食べて腹一杯となった私は、動くのも億劫なので早めに就寝し、早朝から温泉を愉しむ事にした。

「温泉旅行19」の投稿で述べた通り「百楽荘」の温泉には洞窟風呂が有名だが、他に展望風呂が有ってその2つが時間で男女交代制となっており、早朝の男性の浴場は展望風呂となっていた。

展望風呂は九十九湾側が一面ガラス張りになっており、非常に開放感の有る浴場だった。
5時から入浴可能で、6時になる前には展望風呂に到着したのだが、既に何人も入浴していたので写真撮影は行わなかった。

尤も、景観は良いが特別な温泉と言う感じではなく普通の大浴場である。
正直ガラスも湿気で直ぐに曇る為、完全にクリアな景色を楽しめる訳では無いので、やはり露天風呂に比べると物足りない。

さて、この時私は一つ重大なミスを犯していた。何かと言うと腕時計をしたまま大浴場に来てしまったのだ。
皆も知っての通り、脱衣所は窃盗が起こり易い場所である。特にロッカー等を使わず脱衣籠に衣類を入れる場所は危険である。
この日、私が身に付けていた時計は夏用とも言える「PATEK PHILIPPE」の「Nautilus 5712/1A」。盗まれるとショックで寝込みそうだ。また温泉は湯の成分で錆等が発生し易い為、時計を付けたまま温泉に入る事も愚の骨頂。例え錆びなくとも、万が一浸水した場合、普通の水とは比べ物にならない位内部の機械に深刻なダメージを与えてしまう。
使い捨て感覚の時計なら気にせず使うが、一生使いたい時計でこの様な馬鹿な事はしたくない。(とは言え、「時計39」の投稿で述べた様に、スキー等に使用した事が有るのもが問題だが‥)

結局時計は外して入浴し、脱衣所を気にしつつそれ程温泉を堪能せぬまま、湯船から上がり月舟へと引き上げた。相変わらずの馬鹿さ加減だった。

兎も角、温泉で多少なりともすっきりしてきたので、暫くゆっくりとして過ごしつつ朝食を食べに行く。
夕食はあれだけ食べたが、何とか消化出来た様で、朝食は普通に食べれそうで良かった。

朝食は離れに行く事になっている。エレベーターで地下2階に降りると洞窟となった廊下に出る。なんと手彫りで作ってあるらしい!
ひんやりとしていて気持ちが良い。かなり長い廊下となっており、一方は洞窟風呂に続いている。反対側へ進むと釣り等を愉しむ事が出来る釣桟橋等が有り、そこに乙姫荘と言う海辺に浮かぶ食事処が設けて有り、朝食はこちらで頂く事になっている。(画像1、2。画像1はエレベーターを降りて直ぐの洞窟風呂と乙姫荘の案内、画像2は洞窟となっている通路。)

乙姫荘に入り、並べられた朝食の量にまた驚きつつも美味しい御飯に舌鼓を打つ。(画像3)鍋は豆腐を作る為のモノらしく、調度燃料が消える頃に豆腐が完成する。(画像4)出来立ての豆腐はなかなかに美味だ。
また粗汁も良い出汁が出ており美味しかった。やはり烏賊が使われており、九十九湾と烏賊は切っても切れない関係の様だ。因みに御飯は食べ放題だが、1膳で十分であった。
鴎だろうか?沢山集まってきており、こちらの朝食の余りを狙っているのだろうか。何故か均等な間隔で留まっているのが不思議だった。(画像5)又、乙姫荘の屋根の上は傾斜が強く留まり難いみたいで何匹かは滑ってしまい留まるのを諦めていたのが面白かった。

釣桟橋を軽く散策し(画像6)、その後男性の入浴時間となった洞窟風呂に向かう。(画像7)今度はちゃんと部屋で時計を外してきた。
チェックアウトの時間が迫っているからか私一人の貸切状態であった為、洞窟風呂は撮影出来た。(画像8~10、画像8は脱衣所、画像9はパウダールーム、画像10は浴場への入口。)
幻想的で広々とした洞窟風呂だが‥想像していたモノと違う。露天でないからか、また直ぐ隣に洗い場が有るからか、人工的に洞窟風に仕上げた大浴場と言う印象だった。(画像11、12。画像11は洗い場と洞窟風呂、画像12は洞窟風呂を別角度から。)もっと自然な感じが良いのだが。
洞窟風呂は屋外に出る事が出来、外には壷風呂が4つ設置してあり個別に露天風呂として楽しめる。(画像13)私はこっちの方が好きかもしれない。露天は直に自然を感じる事が出来るので、風の流れや匂い等、展望風呂には無いモノが有るのだろう。

また前回述べた様に、こちらには蟹が沢山生息しているのだろう、この壷風呂の直ぐ傍にも蟹がいた。(画像14)茹で上がったりしないのだろうか?

今度こそ時間一杯まで温泉を堪能した。やはり貸切の様な状態だと他人に気を使わなくて良い為、気楽で良い。(混浴で女性と入る時は別だが。)

チェックアウトを済ませ、車に乗り込む。その際には、仲居(女中?)が見送りをしてくれた。土産に受け取った飴には「お気を付けてお帰り下さいませ」と書かれており、最後までサービスに抜かりの無い旅館だと思った。(画像15、16。画像15は飴が入った袋、画像16は中の飴。)

温泉に関しては秘湯や露天風呂を楽しめると言う旅館では無かったのが残念だったが、施設やサービスについては非常に満足出来た。久し振りの温泉旅行を満喫出来たと思う。食べ過ぎなのが問題だが。

最後に、未だ気になっているのは客室でインターネットに接続出来るのかどうかである。HPでは部屋にLANケーブルの用意が有る事になっていたがよく分からず、結局3階に有るインターネットルームを使用する事になった。(仲居に聞けば良かったのだが、直ぐに寝てしまったので聞くのが面倒になってしまった。)個人的には無線LANでも構わないので客室でインターネットが出来れば有難い。

某宝飾時計店35

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某宝飾時計店で「逸品展」が開催されていたので行ってみた。
今回は新作の腕時計が何点が店頭に並んでおり、久し振りに時計を手に取って眺める気になった。

まずは「TAG Heuer」である。TAG Heuerと言えばレーシーなイメージが有り、機械式のクロノグラフが多い印象だ。
最近は価格帯によってムーブメントの棲み分けが完成したと思う。
廉価なラインでは「ETA7750」ベースである「Cal.16」、ミディアムラインでは「SEIKO」の「6S」系をベースにした「Cal.1887」、更に上のラインでは、「ZENITH」の「El Primero」をベースにしている「Cal.36」。他にも「Cal.12」や「Cal.17」、勿論クォーツ等もラインナップされており、様々な価格帯でクロノグラフを手掛けていると言える。

その中でも今回見た中で面白かったのは、「MONACO Twenty Four CALIBRE 36 AUTOMATIC CHRONOGRAPH 40.5 MM(Ref.CAL5111.FC6299)」。Cal.36搭載の自動巻きクロノグラフで「スティーブ・マックイーン」氏をインスパイアしたモデル(画像1)である。ムーブメント自体は特別なモノでは無いが、四隅に設置したショックアブゾーバーでムーブメントへの衝撃を緩和する「アドバンスト ダイナミック アブソーバー システム」と言う機構を設けて有る。
他には「BVLGARI」の「BVLGARI BVLGARI」の新作を見る事が出来た。新型のムーブメントである「BVL191」を搭載した3針デイトモデル(画像2)やTAG Heuerと同じくEl Primeroをベースにした「BVL328」搭載のクロノグラフ(画像3)は思った以上に質感が良い。
最近のBVLGARIは昔と違いケースやダイヤル等の仕上げもかなり良くなっているので、新作のBVLGARI BVLGARIもかなり魅力的になっていた。(唯、ハンドに関してはまだまだな印象が有る。)
LVMHグループに参加している全てのブランドはEl Primeroを使用出来るという事だろう。(尤も「時計62 その2」の投稿で述べた通り、これだけEl Primeroが氾濫してしまうと余り魅力を感じなくなってひしまうのだが。)
因みにBVL191はそれ程突出したムーブメントには感じなかった。仕上げも価格を考えると平均的だと思える。まだ「BVL193」であれば後発としてのムーブメントと言う感じもするが‥正直物足りないか。(「Cartier」の「1904MC」もやはり同じ様な感想である。)

さて、この日は東京の六本木に店を構える「MAGIC BAR ISSEY」のマジシャン「SHINGO」(画像1)と「SHUN」(画像2)に因るステージマジックショーが開催されていた。(画像はHPより借用。URLは、http://www.magicbarissey.com。)
「MAGIC REVOLUTION ~マジック革命 セロ~ THE XPERIENCE 供廚療蟾討任盻劼戮燭私は結構マジック好きである。
プレイングカード(トランプ)やリンキングリング(チャイナリング)、フローティング(テーブル浮遊)、煙草を使ったマジック等飽きさせないマジックが続く。
時折マジシャンが失敗するのは故意に行っている行為だと知っているのだが、やはり巧みな話術と演技は見事であった。
マジックは見ているとあっと言う間に時間が過ぎる。やはり面白い。私は何処となく、マジックは機械式時計に通ずるモノを感じる。技術で人々を魅了するからだろうか、精密且つ正確な動きを必要とするからだろうか?そしてひとつが破綻したら全てが台無しになる繊細さが有る所だろうか。私を魅了するモノのひとつである。
ステージ終了後は宝石売り場にてテーブルマジックを披露していた。俗に言うクロースアップマジックである。これは宝石売り場のテーブルに座っている客にひとつふたつマジックを披露するサービスで目の前でマジックを見る事が出来るのだが、私も見たかったが、流石に常連の淑女の皆様が席を陣取っておられるので遠目で軽く眺めて退散してきた。
それにしてもMAGIC BAR ISSEYは面白そうだ。富山にもこういったバーが有れば嬉しいのだが。尚、MAGIC BAR ISSEYの紹介の動画を見る事が出来る。URLは、http://www.youtube.com/watch?v=1lXoSG6ikCQ

今回も有意義なイベントを催して頂いたと思う。また面白そうなイベントには足を運ぼうと思う。

時計65

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「アニメ5 (時計53)」の投稿と似た様な内容なのだが、今回はずばり実在する時計そのものがストーリー上必要なアイテムとして登場した漫画を取り上げたいと思う。

「うぽって!!」(画像1)。「天王寺キツネ」氏に依る漫画でアニメ化もされた。うぽってとは、鉄砲を逆さに読んだタイトルであり、鉄砲、即ち銃を擬人化したキャラクターに因る漫画である。因みに天王寺氏の漫画はうぽって!!以外では「オルフィーナ」も全部持っている。作者である天王寺氏は元々成年漫画も手掛けていたのでうぽって!!の絵柄にも多少婀娜やかさが有るのが良い。(アニメは全然雰囲気が違いムッチリしたボディの絵柄に変わった。キャラクターデザインの影響だと思われる。)

擬人化とは、モノを人物として例え、其の特徴を表現する事である。うぽって!!では銃が人間として描かれ、学園生活を送っているのだが、銃の特徴に応じた多彩なキャラクターが登場する。尚、うぽって!!はハンドガン(拳銃)ではなく、基本的にマシンガン(機関銃)がメインとなっている。

実は私も結構銃等が好きで、高校生位には友人とサバイバルゲーム等をしたりしていた事もある。サバイバルゲームとはルールを決めて行うエアーガンによる戦争ゲームである。
私は「GLOCK 17」、「BERETTA M92F」等ハンドガンばかりを使用していたが友人は「HECKLER & KOCH」の「MP5A5」等のサブマシンガンが最も多く、中にはアサルト・ライフルや狙撃銃等の長く火力や射程の有る銃を使っている者もいた。(結局は高校生だと個人の財力や趣味への金の使い方で戦力に差が生まれている訳だ。)

仕事を始めてからはエアーガンからも遠ざかっており、サバイバルゲームはおろか、持っていた銃も全て処分してしまっていたのだが、うぽって!!を書店で発見するとつい手に取ってしまった。

作者である天王寺氏は相当な銃マニアで、だからこそこんな漫画を連載するに至ったのだが、マニアな分かなり銃については詳しい。そしてそれが擬人化されたキャラクターの特徴として個性を与えている。
実銃をモデルにしているだけ有り、その造詣の深さがリアリティを与えているのが良い。上手く空想と現実を融合させているのだ。

で、漸く時計の話になるのだが、漫画に登場する銃や土地等が現実に存在する様に、この登場人物が使用するアイテムも現実に存在するモノを選んだのだろう。(と言っても4巻まではそんな事は無かったが。)
5巻に登場するイタリアチームは勿論皆イタリアで作られた銃である。その装備に「PANERAI」の「PAM00115(LUMINOR MARINA LEFT-HANDED)」が描かれている。(画像2、3。画像2は漫画で描かれたモノ、画像3は実物の写真。)時計好きとして嬉しいのは、ちゃんと潜水時にレザーストラップをラバーストラップに換装するという様な事まで描かれている点である。(画像4)イタリアの銃だからこそ時計もイタリアのブランドでありイタリア軍で採用されているPANERAIを選んだのだと思う。
他に、主人公「FNC」の姉である「FAL L1A1」の腕時計は「NOMOS」の「TANGENTE」なのが確認されている。(画像5、6。画像5は漫画で描かれたモノ、画像6は実物の写真。)FAL L1A1はイギリスの銃(元である「FN FAL」はベルギー製)なのだが何故ドイツの時計を選んだのかは解らない。似合っているので良いのだが。(尤も、ヨーロッパの時計はスイスとドイツが大半を占めるので、これらから選ぶしか無いのかもしれない。)
個人的にはFAL L1A1は擬人化もスタイルが良い美しい女性として描かれているので、(私が選んだ事も有るが)「SERIES 33」だと尚似合うと思う。(漫画では流石にケースサイズまでは解らない。針は白くなっているので「TANGENTE SPORT」の可能性も有るが、インデックスにルミノバが使われいる様な描かれ方は無い。)

時計は、キャラクターの印象を左右出来るアイテムであると共に、漫画の世界観に現実味を与えていると思う。それにしてもうぽって!!(5巻一冊)で2つも機械式時計が登場するとは思わなかった。天王寺氏、機械式時計に目覚めたか?(元々天王寺氏が時計好きかは不明。)
登場人物が銃で在る限り、どちらかと言うと軍に採用される様な時計がメインでドレスウォッチ等は殆ど登場しないだろう、今後は銃だけでなく装備等のアイテムにも注目出来そうだ。

それにしても銃にしろ時計にしろ、動かない場合は生命に関わるモノはやはり作りが重要だ。(量産も重要だが。)この様な精密機械の分野は生命を守る為に発展したと言っても過言では無い。心惹かれる理由のひとつではないだろうか?
皆も興味が沸いたなら是非読んでみて頂きたい。

ファッション5 (愚話9)

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暑い日々が続いているが、皆は如何御過ごしだろう?

実は、私は(元々ファッションセンスは無いのだが)冬より夏の方がファッションは難しいと感じている。
当然だが、冬は重ね着が可能だが、夏はそうもいかない。トップスはTシャツだけなら樂なのだが、何か一枚欲しくなる。
ボトムについては、まあショートパンツ等は逆に冬では出来ないファッションなので幅は広がるのかもしれないが、考えてみると夏でもショートパンツを穿く事は殆ど無い‥

結局アクセサリー等に頼る事になったりするのが、センスの無い証拠なのだろう。
そのアクセサリーとしても腕時計の場合、レザーストラップの時計は夏場は余り使いたくないのでブレスレット(若しくはラバーストラップ)の時計の使用頻度が多くなる。結局、選択肢が減っていると言える。

まあ、暑い中態々外に出歩かなくとも、冷房の効いた涼しい部屋で「MONSTER HUNTER FRONTIER G」(以降MHF-G)でもプレイしながら過ごせば、そんなにファッションに気を配る必要も無い筈だ。
‥しかし、考えてみると外出以上に部屋着を意識した事が無かったのだ。もし、友人等が訪ねてくるなら外行きの格好をしている。
それ以外となると冬はジャージ等を着ている事が多い。夏は下着姿が日常茶飯事である。

ブログにしてみて漸く判ったのだが‥これは酷い。
何か良い部屋着は無いものかと少々思案に暮れていた。

さて、そんなある日風呂で長湯を楽しんでいた。いつも不思議に思うのだが、風呂から上がって飲み物を口にすると何故か一旦引いた筈の汗が再び出てくるのだ。
水分補給は必要なので飲んだ方が良いのだが、どうしてか汗が出てくるのが気持ち悪い。

ここで閃く!だったらタオル生地の服、即ちバスローブを着ればいいじゃない!?

と言う訳で、ホテルでも無いのに自宅でバスローブを着てみる事にした私である。
取敢えず選んだのは「EMPORIO ARMANI」のモノ。水着や下着でも世話になっているブランドなので深く気にせずに決定した。(EMPORIO ARMANIの水着については「水着」の投稿参照。もう古くなったので買い替えを考えている。)

画像1が購入したEMPORIO ARMANIのバスローブである。丈はそれほど長く無く、左右にポケットが付いている。また腰紐を通すループが付いているのは便利だ。胸にはEMPORIO ARMANIのエンブレムであるイーグルマークが刺繍されている。(画像2、着用イメージ。)
ワインもペルシャ猫も無い我が家でバスローブを着てMHF-Gをプレイする姿は、正直馬鹿丸出しと言えよう。尤も、バスローブ以前は下着一枚だったりするので、随分とマシになった筈なのだが‥部屋とのミスマッチ感が半端無い。

ブログのネタとしては美味しいと思うので良しとしよう。

コンピューターゲーム23 その29

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「MONSTER HUNTER FRONTIER G2」(以降MHF-G)へとアップデートされて暫く経過した。
正直前回の投稿の通り、「MONSTER HUNTER FRONTIER G」は個人的な感想も面白くなかった。
しかし、今回のアップデートは結構ユーザーの意見を反映したのか、私はなかなか悪くないと思っている。

漸く、イベント武器である強力な睡眠属性の極長片手剣「ヒプノロッド」のHC武器である「極カラクリヒプノック」が実装されたり、「コンピューターゲーム23 その24」の投稿で述べた「G珠」のクエストが統合されていた件も、それぞれのG珠単体のクエストも追加され手に入れ易くなった。
これは非常に良かった点だ。

もうひとつ良かった点が有る。愛用していたリアンキットだが、発動スキルと防御力に限界を感じ始めていた。特異個体の凄腕クラス(変種や剛種)ともなると一撃でベースキャンプ送りになってしまう事も多々有った。更に火力にも乏しい為、討伐にも時間が掛かる。

しかし今回のアップデートではリアンキットも更に強化が可能となった。(画像1)何とG級狩護防具までの強化が可能になったのだ。実際私はG級では無いので最大強化は出来ないのだが、HSと言う狩護防具まで強化する事が出来た。
更にスキルも見直され、「剣術+2」や「砥匠」等の新しい強力なスキルも使う事が出来る為、愛用防具として復活したのだ。

正直狩護防具の防御力は凄い。これまでやる気にならなかった特異個体の剛種も一人でも普通に戦える位簡単になった。正直拍子抜けな位である。
これまでは立ち回りがこのゲームの生命線で、ダメージを受けない様にするのが必要だと思っていたが、防御力も非常に重要だと悟った。
剣術+2は攻撃が弾かれる事がなくなり、また1度の攻撃で2度ヒットする様になるのだが、(厳密には少し違うのだが、2度目のヒットは1度目のヒットの0.2倍のダメージとなる。)その分動きが遅くなる。今は大分慣れてきたが、結構便利かもしれない。
砥匠も便利で、いつでも完全に切れ味を回復出来るだけでなく、使った直後から切れ味レベル+1の状態を30秒持続出来るという利点が有り、しかもその間は切れ味の減少が無い。切れ味レベル+1を発動されるのは結構面倒なので良いスキルだ。
他にも回避性能+2等も有り、これまではガード主体だった立ち回りが回避主体になった。回避主体の立ち回りになると苦手だった「冥雷竜ドラギュロス」(画像2)等が凄く面白く感じた。何度か連戦して初めてのレアアイテム「飛竜種の逆鱗」を初めて手に入れる事も出来た。(画像3)

そしてSRが上がって折角使える様になったのに、その頃には他に「刻竜剣」等使える武器が沢山有って全然出番の無かったリアンキット付属の片手剣「ヴァッサーパライズ」と「ヴェノムドラグーン」も合わせて強化され、HC武器の「デュエルワルツ」と「ヴォイドドラグーン」として再び日の目を浴びる様になった。リーチ長の武器で双属性、更に切れ味に白ゲージ(特異個体なら紫ゲージとなる、)を持っているので敵によっては結構使い易い。(G級になると「ブレイドワルツ」と「ドラグドミネーション」へと強化出来る。)

パワーアップしたMHF-Gにパワーアップしたリアンキットで何とか再びやる気になってきた。頑張ろうと思う。

おやつ30

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某宝飾時計店で販売されていた「鶴屋吉信」の菓子を購入した。

鶴屋吉信は、江戸時代から続く京都の老舗和菓子(京菓子)店である。歴史有る名店には、その誇りと拘りが見て取れるのは時計に限った事では無い。鶴屋吉信も同様に家訓を守り、優れた材料を用いる事と研鑽を怠らない姿勢を貫いているとの事である。

中でも有名な菓子が「柚餅」と「京観世」である。
そして今回取り扱っていたのは柚餅であった。「ゆうもち」と読む。明治初頭に三代目当主が販売を開始して以来、ずっと鶴屋吉信を代表する菓子として知られている。
2種類の詰合せとなっており(画像1)、もう一つは「ブルーベリー餅」であった。(画像2。左は柚餅、右はブルーベリー餅。)

パッケージは今風にアレンジされており(画像3)、柚餅の箱は柚子のデザインになっているのが可愛い。
ブルーベリー餅は、ブルーベリーが目に良いと言われる事から目のデザインを押し出した様な斬新?なパッケージとなっている。

早速頂く。柚餅は、柚子を求肥に篭め和三盆で仕上げたモノだが、柚子のさっぱりとした馨りと上品な甘さが非常に心地良い。程良い歯応えの食感で後を引く。
ブルーベリー餅も雰囲気は柚餅に似ている。多分柚餅の柚子の代わりにブルーベリーを用いたのだろう。パッケージもそうだが、巧く洋を取り入れたという感じだ。
食感は柚餅とは少し違い、ブルーベリーの実の歯応えが残っている。ブルーベリーの甘酸っぱさが思った以上に求肥の餅に合っている。唯、いくつか練り込んだ実が出てきている餅が有り、見た目が少し残念だ。内臓が出てきている様に感じられ伝統的京菓子的ぽく無いのだ。その点は柚餅はバランスが良い。

少々辛口な感想も有ったが、素材も家訓の通り良いモノを用いているのだろう。味は流石である。
新しい挑戦を行っている点も老舗と言う名前に胡坐を掻かずに絶えず研鑽をしている証であろう。鶴屋吉信の京菓子は他にも美味しいモノが沢山有るのでまた機会が有れば食べたいものだ。

コンピューターゲーム23 その30

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「MONSTER HUNTER FRONTIER G2」(以降MHF-G)にアップデートされ、また狩人祭が開催されているが、今回は「公式狩猟大会」に全く参加しなかった。一番効率が良いであろう武器を所有していなかった為である。

尤も、狩猟大会より重視すべき事が有ったのが一番大きい。
まずは、前回述べた通り、リアンキットの強化により多少強力なモンスターとも戦える様になったので、先輩と共に覇種「呑竜パリアプリア」に挑み、何とか「緋猛獄剣【虚無】」の完成に至った。(画像1)
G級を除けば、現在最高峰の麻痺属性武器である。(緋猛獄剣【虚無】も既にG級覇種武器「緋猛獄剣【喪失】」への強化先が追加されている。)

覇種はどれも手強いが、先輩の助けで何とか目標のひとつを達成する事が出来た。

続いて、ずっと作り続けている秘伝防具である。大分完成に近づいていたが、もう少しという感じであった。
少し前に開催された「特別開門!秘伝防具への扉!」と言うイベントで、(殆どこのイベントは達成していないのだが)僅かばかりだが秘伝防具の素材である「武器魂」を手に入れる事が出来た。
更に「ギルド優先依頼」と言う武器魂が多く手に入るクエストを連戦し、ついに片手剣の秘伝防具のひとつ「ガーネットシリーズ」の最終強化(ガーネットFX LV.7)が完了した!(画像2、3。画像2はLV.6から7への最終強化、画像3は最終強化のガーネットシリーズ一式。)
気が付くと片手剣のスキルランクは955とリミットである999が見える位になっていた‥(画像4)
因みに、秘伝防具もG級では更に強化が可能となる。G級になっても同じ事の繰り返しである。

正直これが完成するとは秘伝防具と言う存在を知った頃には思いもしなかった。当時のエンドコンテンツで、まさに遣り込みの証であり、憧れの防具であったのだ。
尤も、今では殆どの方が複数所持している位の当たり前の防具で、私の様に持っていないプレイヤーの方が少ない。(勿論ハンターランクやスキルランクにも依るが。)まあ今回のイベントやギルド優先依頼等の様に相当緩和されて強化が容易になったからなのだが。

さてこれで大幅にパワーアップ、かと思ったが、実は折角のガーネットシリーズは風圧に対するスキルを付けない事には、特異個体とは全然戦えない事が判明。近接攻撃である片手剣は敵に近付く必要が有るのだが、風圧を無効にしないとしょっちゅう吹き飛ばされる。最低でも龍風圧無効が必須と言える。
根性や回避性能等付けたいスキルは沢山あるのだが‥取敢えず現在は風圧を何とか出来る様にスキルを組む為の装飾品を集めている最中である。(使える装飾品の在庫が全然無い。)結局リアンキットがメインでガーネットシリーズはまだ未使用である‥早く実戦投入出来る様にしたい。

そして、覇種武器も2種所有しただけなので更にいくつかの覇種武器を作成したい。いずれは覇種防具も作成したいものだ。少しずつ先に進みたいと思う。

時計66

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「時計64」の投稿で、父親に贈った「SEIKO」の「CREDOR」の機械式腕時計「SIGNO GCBW993」が歩度測定の結果、随分と遅れが顕著になってきた為原因究明を依頼した。

テンプ辺りに異常が発生している可能性も有るらしく、テンプの天真が外れたかもしれないと危惧していた。

そしてメーカー送りとなったGCBW993が先日帰ってきた。(画像1、2。画像1はダイヤル、画像2はシースルーバック。)約1ヶ月の入院だったので、思ったより早く退院したのではないだろうか。2~3ヶ月位は掛かるかと思っていたからこの迅速な対応は好印象だ。(3針デイトと基本的な構造で「Grand Seiko」程精度を追求してない時計だからかこれ位の期間のOHが当たり前なのかもしれないが‥)

さて、結果的にOHとなったのだが、テンプ周辺の異常は発見出来なかった様だ。結局何故タイムグラファーが認識しなかったのかは現在も不明。取敢えず現状は問題が無いとの事である。

前回の歩度測定の結果は、
FULL WIND(42h)振動数28800bph
縦置き 3時下位置  日差-20
平置き 文字盤上位置 日差-21
平置き 文字盤下位置 日差-18
機能点検(竜頭、カレンダー、自動巻き機構、ゼンマイ巻き上げ)異常無し
磁気残留有り→磁気抜き
と芳しく無い状態であったが、今回のOHに依って、
縦置き 3時下位置  日差+2
平置き 文字盤上位置 日差+3
平置き 文字盤下位置 日差+5
まで改善。素晴らしい精度である。勿論タイムグラファーもエラー無く認識したとの事だ。

CREDORからは「クレドール 修理完了ご報告書」も併せて届いた。(画像3)
処置として、ムーブメントの分解、洗浄、組立、注油、各機能の点検・精度調整を行い、パッキンの交換を実施したと記載されており、実際にどの様な事を行ったかも「主な点検項目」の欄から解る様になっている。なかなか判り易い。
尚、この用紙には「透かし(すき入れ)」が有り、「GILCRLST」と言うアルファベットとリサイクルマークが光に透かす事で浮かび上がる。どんな意味なのかさっぱり解らないのだが。

今回の修理(OH)は購入して2年以内の保証期間中なので費用も掛からなかったので、心置きなく父に返す事が出来た。
時計、特に機械式時計は精密かつ繊細な作りなので、家族には贈ったり勧めたりした手前、やはり私が責任を持って定期的に点検を行う様にしたい。

音楽と私12

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2010年9月、「音楽と私10 その2」の投稿で、「ATOMIC FLOYD」の「AirJax Titanium2™」と言うイヤフォンを購入した事を述べた。このAirJax Titanium2™はジョギングやスキー等で随分と活躍している御気に入りのイヤフォンとなった。

そしてATOMIC FLOYDの美しいデザインと高級感の有る作り(+音質)に魅了された私は、「音楽と私11」の投稿で更に「TwistJax AcousticSteel™」を購入した事も述べた。

アクティブ(外出先)ではAirJax Titanium2™、パッシブ(自宅)ではTwistJax AcousticSteel™を用いて、音楽(及びゲームやムービー等)を楽しんでいる。

しかしアクティブな使用はどうしてもダメージを伴ってしまうのだろう‥AirJax Titanium2™のイヤフォンとケーブルの結合部からケーブルをコーティングしている表面のケブラー繊維が綻びて、断線の危険が出てきた。(画像1、2。画像1は現在の状態、画像2は綻びた部分の拡大。)
どんなイヤフォンでもこういった結合部は断線し易いのだが、AirJax Titanium2™もこの部分が弱点らしく修理の原因の大きなひとつになっている様だ。

一応ATOMIC FLOYDは2年間の無料保証を行っており、2年以内で有ればこういった不具合は修理(若しくは交換)の対象となる。残念ながら今は2013年で既に2年以上が経過している為、無料の保証は受けられない。取敢えず、購入店から修理を依頼する。手数料(見積もり、診断料)として1050円を支払った。(尚、修理費用最大\10,500までは見積もり通り修理する様依頼済である。)

数日経過し店舗より返答が有った。
なんと現在はモデルチェンジしており同時モデルが無い為、同等の代替えモデルと有償交換となると言う。価格は\25,860!修理上限金額を大幅にオーバーしていた。画像3はその際の領収書兼修理明細である。

巫山戯ている。交換とは言え、一応修理扱いで購入時(確か当時で購入価格2万円以下だったと思う。)より高い金額を請求されてしまった。しかも手数料を払っているのにだ。

機械式時計等のOHで重大な問題が有った場合に、それでもOHしたいと言うのであれば、まだ定価より高額でも理解出来るが、一応無償保証期間を過ぎたとは言え、購入から3年程度である。しかもまだ断線している訳ではなく、ケーブルのコーティングが綻んできているだけの状態。もう動かない状態なら有る程度の費用も覚悟するが、断線する前、つまり故障する前に予防しようとしたつもりである。
‥それがこの有様。
手数料の\1,050は溝に捨て、そのまま現品を引き取る事にした。(見積り返却である。)誰でも代替えで\25,860支払うなら改めて新品で好きなモノを購入するだろう。

取敢えず、自宅用に購入したTwistJax AcousticSteel™を使ってジョギングしてみたが、やはりイマイチであった。ケーブルが服を擦れる「ガサガサ」という音がそのまま耳に伝わるし、イヤフォン自体が重い為、走っていると外れそうになる事が有る。またオープンエアインナーイヤータイプとは言え、AirJax Titanium2™よりも周囲の音は聞き辛い。例えTwistJax AcousticSteel™のジョギング時の使用感等に問題が無かったとしても、周囲の音が聞き辛いのは良くない。安全性を考えるとやはりAirJax Titanium2™の方が安心だ。

結局、断線するまでAirJax Titanium2™を使い続け、断線したら新しいイヤフォンに買い替えると言うのが最善か‥
次回へ続く。

音楽と私12 その2

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前回の続きである。

残念だがジョギング等で愛用のイヤフォン「ATOMIC FLOYD」の「AirJax Titanium2™」は修理出来ず、自宅用に購入した同じくATOMIC FLOYDの「TwistJax AcousticSteel™」をジョギング等に使ってみるも、やはり適していないと感じた。

現状のままAirJax Titanium2™を断線するまで使い倒そうと言う結論に達したのだが、正直いつ切れるか解らないので、もうひとつアクティブに使えるイヤフォンを探してみる事にした。

「音楽と私7」の投稿でも述べたが、一応私のミュージックプレイヤーは携帯電話で、「Sony Ericsson」の「HBH-DS205」を使って「Bluetooth」で音楽を楽しんでいる。
HBH-DS205を選んだ利点としては携帯電話に全て音楽を入れておけるので、ジョギング時に持ち運ぶモノが少なくなり、更に携帯電話に直接イヤフォンのプラグを差し込まないので良い為防水性も確保出来る。また音楽再生中に電話が有ればそのまま会話が可能で、メール等の着信も音で知らせてくれる。
だが何より一番の利点は好きなイヤフォンやヘッドフォンを使う事が出来る事である。イヤフォン一体型は便利だが、見た目も音質も納得出来るモノを見つけるのが難しい。

セパレートのBluetoothの欠点は、携帯電話のバッテリーの消耗が(通常時より)大きい事だろうか。後は、偶に無線の接続が途切れる事が有るのが気になる点である。それ以外は、取敢えず今の所大きな問題は無い。

さて、また「音楽と私10」の投稿で述べた「ULTIMATE EARS」、「SHURE」、「SENNHEISER」、「Westone」等を見てみる。またスポーツ用イヤフォンを販売している「BOSE」や「audio-technica」等も調べてみる。
初めからスポーツ用に作られたイヤフォンは、耳から外れ難い作りなのは勿論、防水性等にも優れており水洗いが出来、頑丈で動いても邪魔にならない形状になっている。
‥しかし、ATOMIC FLOYDに比べると美しく無い。多分音の再現性も通常のイヤフォンより劣るのではなかろうか。

結局、購入したのはまたしてもATOMIC FLOYD。AirJax Titanium2™の後継機である。多分代替えで送られてくる予定だったモノである。
「AirJax +Remote」(画像1、イメージ。)と言うモデルで、名前の通りリモートコントローラー(リモコン)が付属している。
だが、このリモコンは「iPod」等の「Apple」製品専用でHBH-DS205では作動しない唯の無駄である。しかも走ると揺れて邪魔になりそうだ。

唯、AirJax Titanium2™と違い、外箱(画像2)にも「Sport」の文字が有る為、一応ATOMIC FLOYDの中では公式にスポーツ用のイヤフォンの扱いとなった様だ。(但し、防水性が向上している訳では無さそうだ。)
画像3は外箱を開いた状態、画像4は中身である。画像4の左上はギャランティカード、右上はケース、左下はイヤフォン本体、右下はマニュアル。

デザインはAirJax Titanium2™を踏襲している。(画像5、左がAirJax Titanium2™、右がAirJax +Remote。)一番の違いは現行のモデル全てだが、ケーブルが黒から赤に変わった事だろう。正直、黒のケブラー繊維コーティングの方が高級感が有る様に見える。しかし、ケーブルの分岐部(スライド式のスプリッターの部分)からイヤフォン側のケーブルはラバーの様なコーティングでプラグ側はケブラー繊維のコーティングと使い分けられている事からかなり拘りを感じる事が出来る。
ラバーの様なコーティングは「TPU」、即ち「熱可塑性ポリウレタン」製でラバーとプラスチックの両方の特徴を併せ持った様な素材である。これは衣擦れの音を聞こえ難くする効果が有るらしい。
他に細かな変更点としてはチタニウム製のイヤーフックの末端だが、AirJax Titanium2™は鋭利だったが、AirJax +Remoteはぽってりとしており万が一皮膚に当たっても痛く無さそうだ。(画像6)後はプラグのジャックがリモコンに対応したからか3極から4極に変更されている。(因みに外箱やマニュアルの画像は3極のままである。)プラグとケーブルの結合部のラバーの形状も少し変わった様だ。(画像7、各ケーブルのコーティングやプラグの違いが解る。)

ケースがレザーからラバーに変更になった。(画像5、8。画像8は他付属品。)相変わらずケースは携帯性には優れるが簡素である。まあ前のレザーケースよりは出し入れし易い。

さて実際、AirJax +Remoteを使用して走ってみたが、確かに衣擦れは前以上に気にならない。元々イヤーフックタイプはインナーイヤータイプより衣擦れの音が聞こえないのだが、TPUコーティングの効果も有るのだろう。
リモコンも思ったよりは邪魔にならなかった。軽量だからだろう。(使用出来れば文句が無かったが。)
ケーブルも赤でも良い様な気になってきた。AirJax Titanium2™の断線を期待している訳では無いが、正式にAirJax +Remoteのデビューする日が待ち遠しい。

それにしても、代替えを頼んでいたら、AirJax +Remoteが届くのは良いとしても、AirJax Titanium2™は返ってきたのだろうか?
それにATOMIC FLOYDのHP(URLはhttp://www.atomicfloyd.jp/)でイヤフォンを直接購入出来るのだが、AirJax +Remoteの価格は今日現在\25,800である。代替えでの請求額は\25,860と手数料を取っている上にメーカーの値段よりも高いってどういう事だ!? 更にその某家電量販店のインターネットショップではAirJax +Remoteの価格は\26,200!改めて言う、巫山戯るな!

今回は、もっと安価で販売している所をインターネットで見つけて購入出来たので良かったが、その分某家電量販店の評価は随分と下がったのは言うまでも無い。
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