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本20 (時計83)

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「本18 (時計68)」及び「本19 (時計79)」の投稿で、故「ジョージ・ダニエルズ」氏の著書「THE ART OF BREGUET」と「WATCHMAKING」を所有している事を述べた。

ダニエルズ氏が遺した著書を代表する3作がTHE ART OF BREGUET、WATCHMAKING、「The Practical Watch Escapement」であり、これらはジョージ・ダニエルズ3部作と称されている。
私はこの中の2冊を所有している訳だ。古典的機械式時計に興味が有る者には欠かす事の出来ない本と言える。

さて「本19 (時計79)」の投稿で、ダニエルズ氏関連の本をもう一冊持っているとの述べたが、3部作最後の一冊であるThe Practical Watch Escapementでは無い。
「関連」と記載した通りで実はその一冊はダニエルズ氏が著したモノでは無い。

「George Daniels A Master Watchmaker & His Art」。(画像1)
「Michael Clerizo」と言う時計ジャーナリストに因ってダニエルズ氏の生涯と彼の遺した遺産について言及されている、客観的にダニエルズ氏を捉えた一冊。

ダニエルズ氏に対するインタビューやダニエルズ氏が手掛けた作品やスケッチ等の資料等を基に作られた本書は、ダニエルズ氏を尊敬する全ての方に捧ぐ伝記である。

私は「DE VILLE HOUR VISION」及び「時計38」の投稿で、ダニエルズ氏と「CO-AXIAL」脱進機について触れているが、現代の時計師の中でも最も偉大な人物だと思っている。
独立時計師として成功し、また私自身が欲しいと思える時計を多く製作している人物は他にも多々存在するが、時計業界に与えた影響を鑑みると現代の時計史に於いてダニエルズ氏を超える人物は未だ登場していない様に思える。

嘗ての時計師として、多くの業績を残した偉人が「Breguet」の祖「アブラアン・ルイ・ブレゲ」。
(20世紀~)21世紀ではダニエルズ氏がそのブレゲ氏の偉業に近い立場に或るのではないだろうか。

今になって思えば、ダニエルズ氏がBreguetの作品の研究をしていたのは偶然では無く必然だった様に感じる。

そしてGeorge Daniels A Master Watchmaker & His Artでは、ダニエルズ氏が、時計修理に魅せられ、自ら時計を創造するに至るまでの葛藤や苦悩、そして得た喜び等が綴られる。
また運転、エンジン、レストアと自動車好きであったダニエルズ氏は、自動車から学んだ多くを時計の修理及び製作に取り込んでいる。趣味に於いても拘りを持っており、それを活かした人生を歩んだと言えるだろう。

画像2~4は本書の写真。
画像2はダニエルズ氏本人、画像3は同ダニエルズ氏が作製した懐中時計、画像4は「OMEGA」の自社ムーブメント「cal.8500」系に搭載されているCO-AXIAL脱進機。

英語が読めない私でも、この本は手元に置いておきたかった一冊である。
そして改めて機械式時計は、芸術品・工芸品に成り得ると実感させられた。

パーティ18 (煙草15)

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「パーティ17」と同様、行き着けの葉巻屋より「ライター講座&キューバンナイト」と言うイベントを開催すると言うので、行ってきた。

今回は前より参加者は少ないが、その分多少フレンドリーな催しになりそうだ。

「Dining & Bar SHARE」(以降SHARE)が今回の会場。同ビルの2階に有る「焼肉&BAR グリエTANIGUCHI」は何度か利用していたのだがその上階のSHAREは初めてである。バーとしてもなかなか楽しめそうな雰囲気で期待が膨らむ。

受付では葉巻を2つと「チェ・ゲバラ」が描かれたライターが配られた。(画像1)
今回のイベントはキューバンナイト、即ちキューバに因んだイベントである。本年は日本との国交樹立400年の記念の年で、各地でもイベントが催されているらしい。
そしてキューバと言えば葉巻。世界一の葉巻生産国であるキューバのイベントにやはり葉巻は欠かせない。

成程、葉巻屋が主催するイベントに相応しい。(前回参加した「第2回 スイス・ナイト in 富山」は葉巻よりは時計や酪農、チョコレート関係等が主催する方がしっくりくる。)

同時にキューバ料理とキューバを代表するラム「Havana Club」等に依るカクテルを堪能しつつ喫煙具を中心に取り扱う企業「株式会社フカシロ」のスタッフよりライターの基礎的な知識を学ぶ。

同席のした方は皆話し易かった。中には何と20代前半の方もおられ、葉巻だけでなくパイプや水煙草等も嗜んでいるとの事で、煙草の深い世界に足を踏み入れておられた。
参加者全員を見て思った事はやはり「煙草を吸う時間を大切にしている」事だろうか。紫煙を燻らす時間を堪能しておられるのだ。

さて、今回はパーティについてでは無く葉巻とライター講座について主に述べようと思う。
受付で頂いた葉巻は、「PARTAGAS」(画像2。画像1の紙ケースに収められていたもの。)と「QUINTERO」(画像1、中央のもの)。
尚、ケースに入っているモノは(私のはPARTAGASだったが)他にも「ROMEO Y JULIETA」等が入っていた模様。勿論どれもキューバ産である。

食事をしながらライター講座を受ける。主に初心者用の内容だった様で、ライターの種類や構造、それぞれのライターの特徴等を教わった。(画像3、配布された「注入式ポケットライターの分類」が記載されている用紙。)
興味深かったのはライターの構造で、比較的安価な電子ライターは、構造が所謂100円ライターと全く同じなので壊れ易く、外装のみに手間を掛けているとか、ライターが点火しなくなる原因の多くは、煙草に着火する際に落ちる灰等でノズルが詰まる事等を知った。

また私は嗜んでいないが、パイプを吸う際の葉の詰め方と着火の仕方等の実演も素晴らしい手際であった。(画像4)初老位になったらパイプも始めてみたいと思ってしまった‥

尚、株式会社フカシロのHPには「喫煙具の知識」と言うPDFファイルもアップロードされておりより詳しく喫煙具を知る事が出来る。(URLは、http://www.fukashiro.com/support/Lighter-Manual.pdf

会場ではQUINTEROを吸ってみた。遂に「S.T. Dupont」のシガーカッター(「煙草11」の投稿参照)の出番がやってきた!
まともに吸い口を作るのは初めてだったが存外巧く出来たのではないだろうか。やはり躊躇してゆっくり切っては駄目みたいで、一気に切断すると切り口が綺麗になるのだろう。
思った以上に切り易いシガーカッターで良かった。他の参加者からの評判がなかなか良かったのも嬉しかった。

QUINTEROは安価で初心者にも吸い易いマイルドなシガーらしい。吸い慣れていない私でも大丈夫だった。辛味も少なく馨りも悪く無いが、大きな特徴も感じない様な気がした。慣れている方はどんな味だとか、どんな馨りだとか、○○と言う葉巻に近いとかを語っており、感心しながら聴いていた。

次回は食事やカクテル等について述べたいと思う。

パーティ19

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「Dining & Bar SHARE」(以降SHARE)で開催された「ライター講座&キューバンナイト」。
前回の投稿ではライター講座について述べたが今回はキューバンナイトについて。

キューバの夜と言うイベントの通り、キューバ料理とキューバの葉巻、そしてキューバの「Havana Club」等の酒を使用したカクテル等キューバ尽くしの一夜である。

しかし、全く予想が出来ないキューバの料理。当然ながら私は食べた事が無く正直全くどんな料理なのか判らない。楽しみな様な怖い様な‥

まず出されたモノがフライ。何とバナナのフリッターである。(画像1)甘酸っぱい変わった感じの料理だが確かにバナナだった。
少し面白かったのはキューバだけに、「バナナ」と「ハバナ」(キューバの首都)を勘違いしている方がおられ、ハバナのカキフライかと思って食べたら甘かった、と言うのには少々笑わせて頂いた。確かに一見するとカキフライの様だが‥

ドリンクは、通常のSHAREのメニューに加え今回のスペシャルカクテルとして「モヒート」、「キューバ・リブレ」、「ダイキリ」がオーダー出来る様になっていた。折角なので乾杯のドリンクはモヒートを注文。
ミントとクラッシュアイスが涼しげで良い感じだ。(画像2)

歓談と葉巻を愉しみつつ料理に舌鼓を打つ。
主食は「コングリ」と言う豆をメインにした炊込み御飯。(画像3)伺った話では、本場のコングリはもっと全体的に黒いらしい。(日本で言う赤飯の様な感じだろうか)日本人向けの味付けなのだろうか、少し香辛料は効いているが普通に豆御飯の一種として食べる事が出来た。

同じく豆が沢山入ったスープ(画像4)と鶏肉のフライ(画像5)を一緒に頂く。どれも普通に美味いが、正直単品で出されても「キューバ料理」だとは解らないと思った。

まったりとした時間を過ごしつつ、いよいよキューバナイトも終わりが近付いてくる。
私はラストオーダーでまた今回のスペシャルカクテルであるダイキリをオーダー。私には少々強いカクテルだが、ライムと砂糖が効いているので美味しく感じられた。(画像6)

そんな中、軽快な音楽と共に急にカウンターのスタッフが慌しくなり始めた。
キューバンナイトのラストを飾るのはフレアバーテンディングショーであった。(画像7)私も始めて知ったのだが、実はSHAREは富山でも数少ないフレアバーテンダーが勤めるバーだったのだ。
「某宝飾時計店32」の投稿で、世界で活躍するフレアバーテンダー「前田兄弟」のショーを見た事を述べたが、それ以来、オーセンティックスタイルだけでなくフレアスタイルも有りだと思える様になっていた。純粋にカクテルの味を愉しむならオーセンティックスタイルだが、仲間と楽しくカクテルを愉しむならフレアスタイルと言うイメージになった。
その時から富山のフレアバーを探していたのだがこんな機会に見つかるとは‥参加してみるものである。

まだ荒削りだが、楽しくパフォーマンスを行い、そして観客を盛り上げようと頑張っているバーテンダーを見て嬉しくなり、またSHAREを利用しようと思った。

華々しくキューバンナイトは幕を下ろし、私は数名と二次会へ。また次の会場で紫煙を燻らし夜は更けていったのだった。

雑貨14

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香典返しや引出物等で最近良く目にする様になったカタログギフト。
初めは選ぶ事に楽しさも感じていたのだが、正直欲しいモノ等殆ど無く、結局は食べ物等を選ぶ事になってしまう。

当たり前だが「香典」や「祝儀」の金額以下の商品で構成されている為、その価格帯の品にクオリティを求めるのは酷と言うモノであろう。

しかも、その中でもまだ使っても良いかもしれないと思い注文した品も増えていき、こうカタログギフトが続くとそれらが候補から外れる為に、どんどん選択肢が無くなっていく。困ったものだ。
尤も本来は香典にしろ祝儀にしろ、こちらの義理や善意で渡すモノなので御返しを期待するモノでは無い。返しが有るだけでも良いと考える冪だ。(商品に期待する方が馬鹿なのだろう‥)

そんなカタログギフトで久し振りに食べ物以外を注文してみた。それが「DRETEC」の「カッターシーラー」である。(画像1)
カッターシーラーとは、菓子袋等を綺麗に切断(カット)したり、密閉(シール)したり出来るモノである。
これまでカタログギフトには載っていなかったと思う。完全な興味本位に依る注文だ。

調度我が家に「Calbee」の「ポテトチップス コンソメWパンチ」が有ったのでカッターシーラーを試してみた。プラス側(画像1の上側)がシーラー、反対のマイナス側(画像1の下側)がカッターとなっている。

カッター(画像2)は左から右に引かなくてはならないのだが、左利きの私には少し違和感が有った。しかしそこそこ綺麗に袋の縁をカットする事が出来た。(画像3)レターオープナーを更に簡素にしたイメージである。(鋏で切る方が綺麗で簡単だと思った事は秘密である。あ、ばらしてしまった。)

まあカットについてはオマケみたいなモノで、このカッターシーラーの真の価値はシールに有る(筈)。
厚さ0.1mmまでのポリ袋及びアルミ蒸着袋を接着する事が出来る。
シーラー(画像4)で3秒程挟むと発熱し、それからゆっくりとスライドさせてシールしていくのだが、結構難しい。スライドが遅いと加熱し過ぎて穴が空き、早いと焼き切れてしまう。
実際、使用方法にも引っ張る速度と押す力を調整する様に記載されている。一応切れても接着に関しては問題無いとの事。何度も失敗しつつシールを行う。

下手糞ながら一応シールする事が出来た。(画像5)縁が相当歪になっているが、空気を有る程度抜いた状態で密閉に近い状態を作れていると思う。何度か使用して慣れれば、綺麗にシールして中身も長持ちさせる事が出来るのではないだろうか。

久し振りに良い品を見つけた、とは言わない。シールについてもこれまでしていた様に空気を抜いてくるくると袋の縁を巻きクリップで留めれば湿気る事は無かったので、カッターシーラーなぞ必要無い。だが、私の好奇心を満たしてくれたのは間違い無いし、ひとつのアイテムでカットとシール両方出来ると思えば有りなのかもしれない。取り敢えず壊れるまで使ってみようと思う。

鞄と筆記用具16

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「鞄と筆記用具15 (限定商品11・オークション13)」の投稿で愛用している「LOEWE」のトートバッグについて述べた。

このトートバッグにはパテント(エナメル)加工が施されているのだが、やはりパテントは、長期間使用する場合は余りメリットが無いと思える様になってきた。
ずっと使い続けている内に、少々不具合が生じてきたのだ。

パテントは数年しか使用しないのならば非常にメリットの多い素材(加工)である。雨等にも強く、濡れても滲み込まず、表面を拭くだけで良い。汚れにも非常に強い。
しかし逆に乾燥には弱く罅割れを起こしたりする。かといって湿度が高過ぎても表面が張り付いて剥離したりする。
直射日光で変色を起こし易い。
更に色移りもし易いので注意が必要だ。
パテント用のクリーム等も販売されているのでこれらを使って劣化を防ぐ必要が有る。つまり短期間のみの使用なら便利だが長期間使い続けたい場合は取り扱いが非常にシビアになる。

高温多湿の日本ではパテントは適していない、と言う事になるだろうか。
比較的手間を掛けずに綺麗な状態を保つ為の加工が、取り扱いが面倒で手間が掛かるモノとは何とも皮肉な話である。

幸いこのLOEWEのトートバッグはちゃんと収納袋に入れて保管している為、現在色移りや罅割れ等修理不可能(と思われる)の不具合は発生していないのだが、ハンドルのコバの部分が剥がれた。何層もコーティングが施して有る様だがそのコーティングが既に2回程剥がれてしまった。
判り難いと思うが、画像1は一度もコーティングが剥がれていない部分のコバ、画像2はハンドルの2度コーティングが剥がれたコバである。

基本的にパテントは修理出来ないらしいのだが、一応LOEWEに直接聞いてみた。
回答は、このコバのコーティングについては修理が可能との事。そして、剥がれる事が多い(当たり前?)らしい。
何度か剥がれて気になるなら修理に出す冪だが、その判断は所有者に委ねる。一応現状の見立てではまだ修理として預かる程では無いと思う。‥との事。

そうで在れば、慌てて修理に出す必要は無いと判断、状況に応じて修理を依頼する事にした。
尚、LOEWEのパテント用のクリームは、過去には存在していたが現在販売されておらず、他社の鞄か靴用のクリームを使用して頂きたいとの事である。

今後、難儀なパテントに手を出す場合は覚悟を決めてから購入しようと思った。(出来るだけ手を出さない方向で行きたい。)

コンピューターゲーム27  その25

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夏イベント「期間限定!海域『AL作戦/MI作戦』」を終えてからの「艦隊これくしょん~艦これ~」(以降艦これ)の経過である。

イベント攻略の為に貯蓄し、攻略後に余った資材を消費しつついくつか達成した事を述べていきたい。

まずは大型建造。大量の資材を消費するも遂に8時間が!(画像1)超弩級戦艦「大和」の建造に成功。(画像2)現状での未入手艦は同じく大和型の超弩級戦艦「武蔵」のみとなった。(潜水母艦「大鯨」の二隻目を入手していない為軽航空母艦「龍鳳」も未入手に含まれるのだが。)

また、前回のアップデートに依り戦艦「Bismarck zwei」が更にもう一段改装可能になった。錬度は十分だったので即「Bismarck drei」へと改装を行う。(画像3)Bismarckは初の改三(drei)の実装で、今後改三へと改装可能な艦娘も増えてくるのかもしれない。多分改三は全て「改装設計図」が必要になると予想する。今後は更に毎月「勲章」を入手する事が出来る海域である「Extra Operation」が増えていく筈なので、それ程苦労無く改装出来るのではないだろうか。

他に正規航空母艦「飛龍」以外にも正規航空母艦「蒼龍」、軽巡洋艦「川内」の2隻目も無事改二となった。これで機種転換して、所持していなかった「九七式艦攻(友永隊)」「九九式艦爆(江草隊)」を再度入手、イベントで活躍した「九八式水上偵察機(夜偵)」も2つ所持する事が出来た。尚、これらは装備品を入手後改装に使用した。現在はそれぞれ1隻の所有となっている。今後2隻目を育成するなら重雷装巡洋艦を除けばやはり九八式水上偵察機(夜偵)の為に川内だろう。他は戦艦「榛名」、駆逐艦「夕立」も装備の面でやはり複数育成したいとは思うが、改二に必要な錬度が高過ぎてなかなかやる気にならない‥

兎も角現状で最終改装を済ませていない艦娘は入手したばかりの大和のみである。2隻目を育成する前に大和を優先的に育成して早く改装したいものだ。(因みに近代化改修については対空の改修を終えていない艦娘が大半を占める。)

そして、イベント以降もうひとつの成果が南方海域の「Extra Operation」である「第二次サーモン海戦(5-5)」の攻略である。
「コンピューターゲーム27  その19」の投稿で大鯨2隻入手後に挑むと述べたが、イベント終了後に思った以上に資材が残っていた為、チャンスだと思い挑戦してみた。
かなり難しい難易度と感じたが、戦意高揚状態と支援艦隊を出し無事に攻略完了。しかし、深海棲艦の潜水艦「ヨ級 flagship(elite)」の所為でS勝利が不可能である。ヨ級を倒せる編成だと道中に撤退する確率が極めて高くなり、またボス旗艦の撃退率も下がる。攻略を優先的に考えてヨ級を無視する方が無難と言えるだろう。S勝利する事無くA勝利のみ5回と言う結果だった。

尚編成は、戦艦Bismarck zwei(drei改装前に攻略)、榛名改二及び「金剛改二」、正規航空母艦「加賀改」、「赤城改」、「瑞鶴改」。
戦艦は「46cm三連装砲」、「試製35.6cm三連装砲(試製41cm三連装砲)」、「零式水上観測機」と夜戦装備。
航空母艦に「は烈風(改、六〇一空)」を搭載数の多い3つのスロットに、「天山一二型(友永隊)」、「彗星(江草隊)」、「流星改」を各最小搭載数スロットに搭載した。まあ基本通りと言う感じだろう。(画像4、撃破時のリザルト。)

なかなか大変で正直毎月攻略したいとは思わないが、時間を見てまた5-5は攻略していきたいと思う。
次のイベントまでは新海域の「中部海域」の攻略に精を出す事になりそうだ。

某宝飾時計店41

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行き着けの某宝飾時計店で「MIKIMOTO JEWELRY COLLECTION」と言うイベントが開催されたので見に行ってきた。

「MIKIMOTO」と言えば、日本が世界に誇る真珠ブランドの雄である。
MIKIMOTOは、世界で始めてアコヤ貝に依る真珠の養殖に成功した「御木本幸吉」氏が1899年に銀座で創業したブランドである。
養殖真珠は本物か否かを巡りヨーロッパで大きな争い(裁判)に発展したが、これに勝利、養殖真珠は本物の真珠として認められ同時に世界にその名を轟かせた。

残念ながら富山にMIKIMOTOの取り扱いは無く、同じく日本の真珠ブランド「TASAKI」も現在は撤退している様だ。
その為、ブランドパールを見る事自体が本当に久し振りである。当然ながらMIKIMOTO等も都会の百貨店等でしか御目に掛かった事は無い。(デザイナーズジュエリーとしての真珠を用いた宝飾品なら、この宝飾時計店のイベントで目にする機会は多いが‥)

さて、この様にイベントで真珠を見るのは吝かでは無いのだが、真珠のジュエリーを購入したいかと言われると正直微妙なのだ。実際には(特に女性には)フォーマルな場での最もメジャーな装飾品として真珠が認められており、持っていて損の無いジェムである。(私は弔事にはオニキス等をカフリンクスで使用しているが‥)
因みに真珠は涙を連想させるから弔事にも認められているとの事。確か、人魚の涙は真珠になると言う物語も有った。

それでも買いたいと思えないのには理由が有る。真珠は「弱い」からである。真珠を所有しておられる方は当然御存知だと思うが、他のジェムに比べ格段に手入れが面倒なのだ。汗等が染み付いたまま放置すると表面が侵食されて輝きが失われてしまう。しかも程度にも依るが大抵はこうなるともう直らない。更に光や湿気等にも留意しないと変色等が発生する危険が有る。オパール等も弱い部類だが真珠は比較にならない。
つまり、高い金額の割りには永続性に欠点が有ると感じるのだ。私が機械式時計や宝飾品万年筆等に有る程度金額を費やしても良いと感じるのは「永続性」が有るからである。ちゃんとメンテナンスすれば、末永く使えるし、個人レベルでの手入れについてはそれ程気にする程では無い。しかし真珠はメンテナンスを怠るともう使用不能となってしまうのだ‥個人的に購入するに至らない一番大きな理由である。

しかし真珠を含めジュエリーを見るのは好きなので、今回のMIKIMOTO JEWELRY COLLECTIONも十分に楽しかった。
中にはピクウェ(象嵌模様)を施されているジュエリーや真珠にダイヤモンドを埋め込んだジュエリー(画像1)、真珠をケージに閉じ込めたジュエリー(画像2)等新しいチャレンジの作品も見受けられた。
ピクウェは「SEIKO」の「CREDOR」のレディースウォッチのダイヤルにも用いられた伝統技法である。時計も美しかったが、真珠も繊細で素晴らしい。

一通りジュエリーを眺めた後はこのイベント用に作られたオリジナルノンアルコールカクテルを堪能する。
御木本氏やその夫人、真珠等をイメージした4種類のカクテルから「パール・アイランド」と言う美しいブルーのカクテルを選択。(画像3)カクテルピンには玉葱のピクルス?が真珠のイメージで添えられていた。

思った以上に真珠に魅了されたイベントであった。

服飾小物16 (宝飾品7・鞄と筆記用具17)

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前回の「某宝飾時計店41」の投稿で、「MIKIMOTO」のジュエリーを見てきた事を述べた。

真珠は好きだが、手入れが大変且つ永続性に難が有る為、なかなか購入に至らないと個人的な見解も同時に述べさせて頂いた。

欠点はさて置き、やはり真珠は美しい。MOP(マザーオブパール)が好きな私が真珠を魅力的に感じない訳が無い。
「婚約記念品」の投稿で述べた嫁愛用の時計である「Breguet」の「CLASSIQUE 8067」のダイヤル、同じく「宝飾品5」の投稿で述べた嫁愛用の「CHAUMET」2010年クリスマス限定ペンダント「Attrape-moi」等贈った(嫁が選んで私が許可した)モノにもMOPが使われている。私も嫁もMOPが好きと言えるだろう。

私自身は「東京旅行17」の投稿で購入した事を述べた「S.T. Dupont」のMOPを埋め込んだタイバーを持っている。
因みにMOPも真珠程では無いが基本的に同じモノなので、やはりデリケートで手入れや保管環境が重要である。(時計のダイヤルの場合は直接触る事が無いので気にする事は無いが‥)

パールネックレス等複数の真珠が連続していたり複雑な造型のモノは手入れが非常に面倒そうだと思っている。

或る事に気付く。それでは逆にシンプルなソリティア(ジェムひとつ)なら手入れもそれ程苦では無いのでは?
1粒のみのシンプルなパールジュエリーなら私でも予算内で購入出来るし、手入れを然程気にしないで良いかもしれない。

展示されていたジュエリーの中にはカフリンクスやブローチ等も有り、一番リーズナブルなカフリンクス(画像1)を購入する事にした。(結局、ウダウダと真珠の欠点を述べつつも物欲に負けただけだが‥)

画像2が購入し包装された状態、画像3が外箱、画像4が飾り箱と注意書き、画像5が購入したカフリンクスである。

S.T. Dupontのタイバーと合わせたりも出来そうで、フォーマルな場でも使えるのではないか。(画像6)

シリコーンクロスと言う真珠専用のクロスも頂いた。(画像7)珪素樹脂を特殊処理して新党させて或り真珠の表面の汚れを取り除き、汗や埃を付き難くする特性を持っているらしい。カフリンクス使用後はこのクロスで忘れず拭く様にしようと思う。

最後にノベルティとしてボールペンを頂いた。(画像8、9。画像8は外箱、画像9は中身のボールペン。)
細身で手帳等に使い易いが、デザイン的にはフェミニンで女性用だろう。天冠部に真珠?が付いている。(多分イミテーションだと思うが‥)
これは誰か女性にでもプレゼントする事にしよう。

VARIUS SILAS

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これまで「Mario Botta for CARAN d'ACHE」、「1010」、「1010 CHRONO SPORT」、「CAELOGRAPH」と多くの「CARAN d'ACHE」の筆記具をこのブログで紹介した。(同名の投稿参照)

改めて考えるとCARAN d'ACHEは好きな筆記具ブランドなのだろう。‥と言っても私自身が所有するCARAN d'ACHEの筆記具は「鞄と筆記用具2」の投稿で述べた「Ecridor Collection Chevron Fix pencil」しか無いのだが。

そのCARAN d'ACHEがまた魅力的な筆記具の新作を発表したので紹介しようと思う。
CARAN d'ACHE主要コレクションのひとつである「VARIUS Collection」。
シンプルなCARAN d'ACHEらしいデザインを基に、軸に様々な素材を用いる事で同じ形状のペンでも全く違う表情と感触を味わう事が出来るコレクションである。
尚、VARIUS CollectionはCARAN d'ACHE内では特別(希少)素材を用いたコレクションとなっている。

この中でもこれまで最も有名だったモデルが「IVANHOÉ」であろう。(画像1)「ウォルター・スコット」の小説「アイヴァンホー」の名を冠するこのモデルは中世騎士の鎧である鎖帷子をイメージした軸が特徴的である。
この軸は繊維状の細いSS(ステンレス・スチール)をメッシュに編み込んでおり、懐古的な鎖帷子の雰囲気だけでなく高級感と独特な指触りを持つ事に成功した逸品である。

他に「IVORY」、「CHINABLACK」、「CHINABLUE」と言った中国漆を用いたモデルや、「CERAMIC」、「CARBON 3000」、「RUBRACER」即ちセラミック、カーボン、ハイテクラバーと新素材を用いたモデル、「METWOOD」と「SNAKEWOOD」は木軸のモデル、鰐革を用いた「ALLIGATOR」等も販売されている。

またVARIUS Collectionには含まれないのだが、VARIUSのデザインをそのままに、軸を彫金したり装飾したりした工芸的なモノも販売されている。

そして新たにコレクションに加わったのが今回紹介する「SILAS」である。(画像2)
「VARIUS SILAS」。SILASはシリコン、つまり珪素の事である。
シリコンはこのブログでも何度も登場しているが、最近は機械式時計等でも非常に注目されている素材である。
特に脱進機関係では大きなメリットが期待されており、様々なブランドがシリコンを用いた時計の製作に取り組んでいる。
まさに(スイス)時計業界が注目している素材のひとつがシリコンと言えるだろう。
CARAN d'ACHEも多くの時計ブランドと同じスイスの一ブランドとしてこのシリコンに目を付けたのだろうか?
1010(及び1010 CHRONO SPORT)と言ったスイス産業を代表する機械式時計をモチーフにしたペンは勿論だが、星座表をデザインに組み込んだCAELOGRAPHもやはり(天文)時計にインスピレーションを感じたのかもしれない。
SILASもスイスブランドであるCARAN d'ACHEから生まれるべくして生まれたと私は思う。

SILASの最大の特徴は軸に使われているシリコンシートである。ミラー効果で角度が変わると光の反射加減が変化し様々な表情と輝きを放つ。ギベオンタイプのメテオライトの様な雰囲気も併せ持っていると感じる。色合いも非常に良い。

ゴールドやチタン、鉄、ロジウム等の金属を混ぜたこのシリコンシートをミクロン単位で測定し切断、顕微鏡を覗きながらそのシリコンシート一片一片を寄木細工の様に手作業で重ねたり嵌め合わせて装飾しているとの事。職人の繊細で精巧な技術が要求される非常に手の込んだ軸である。

価格は万年筆が\230,000、ローラーボールが\200,000、ボールペン及びメカニカルペンシル(0.7mm)が\180,000となっている。(画像3。上から順に万年筆、ローラーボール、ボールペン、メカニカルペンシル。)

貴方もVARIUS SILASをその手に、21世紀の素材に触れてみては如何だろう。見る角度でブルーからグレーに色を変える結晶の軸は自然の生み出した美と職人が作り上げた美の双方が揃ってこそ生まれる煌きである。貴方に大きな力と自信を齎してくれる筈だ。

ファッション7

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降雪量が減ったとは言え、富山は雪国である。それも豪雪地帯に属すると思う。このブログでも何度も述べた事である。

当たり前だが、降水量も多い。富山に住む以上、雨や雪に対する備えが必要なのだ。唯、台風の影響は偏西風や日本アルプスの立山連峰等の恩恵でそれ程大きな被害が出ない事が多い。
まあ慢心しては駄目、如何なる場合も備えは必要なので本日日本を通過した「台風19号」及びその前の「台風18号」にも(特に被害は無かったが)多少の心構えを持って警戒していた。

今回の台風に備えて、と言う理由だけでは無いのだが‥台風と間も無くであろう冬の到来に向け、長靴を購入しようと考えた。

降水量の多い富山では長靴は必須である。
私が勝手に思っているのだが、富山では足元の御洒落は結構難しいと感じてしまう。
例えば良い革靴やレザーブーツが欲しいのだが、雨の日にそう言った靴を履くと革が大きなダメージを受けてしまう。
またソールもちゃんと雪道や凍結した路面に対応していないと転倒して骨折なんて事にも成り兼ね無い。とは言え多少のTPOも大切だ。いくら富山で必須でもスーツやタキシードに長靴と言うのは、少々失礼ではないだろうか。

そんな訳で「石川旅行4」の投稿では「GUCCI」から販売されているラバー製の「Horsebit Moccasin」を購入した事を述べた。冬季や雨天時の革靴の代わりとして今も重宝している。

そして先日購入した長靴が「HUNTER」のラバーブーツである。1856年スコットランドで創業したイギリス王室御用達として有名で、日本でも人気を博しており、私の職場でも多くの同僚に愛されているブランドだ。HUNTER等が手掛ける長靴は正式にはウェリントン・ブーツと呼称されている。

HUNTERのブーツは天然ゴムを使用しており、一般的なゴム長靴に比べて直射日光や経年劣化に強いのがメリットである。

さて、HUNTERを象徴するブーツで皆が思い浮かべるのは、シャフト上部(足を挿入する部分の側面)に付いているバックルとストラップであろう。
これを絞る事で内部に雨等が浸入する事を防ぐモノである。‥と思っていたが実際には装飾の意味合いが強いらしい。今回購入する際に初めて知った。
オーソドックスなモノを購入するつもりであったが、装飾で機能的に然程意味が無いのであればそれに拘る必要は無い。見た目で選ぶ事にした。
結局、レザーブーツの様にシューレースの編み上げが付いている「HUNTER ORIGINAL LACE」と言う比較的丈の短いショートブーツを購入。カラーは少しミリタリーぽいDARK OLIVEとした。(画像1~8。画像1は外箱、画像2はHUNTER ORIGINAL LACE本体、画像3は内側に見えるロイヤルワラント、画像4はシューレースとタグ、画像5以降は参考画像。)

尚、このレースアップも先に述べたストラップと同様に装飾的な意味合いが強い感じで、「レースアップ風」と表現する方が正しい様な気がする。

幸いな事に台風には活用出来なかったが、今後出番は増えてくるだろう。

おやつ38

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取り寄せ品や名物等でその地の特産品を除けば、東京‥しかも銀座の店舗に有名なモノが多いと思う。
当たり前だが老舗が立ち並び世界中から観光客が訪れる銀座には確固たる伝統と革新が根付いているからかもしれない。(同じく老舗ならば京都等も沢山有名店が有る。)

私が偶に購入したり頂いたりする食べ物にも銀座のモノが結構含まれている様な気がする。
私の様な田舎者には銀座の一部位しか耳にした事は無いが、私の知らない有名店も数多く存在している。

今回食した「栗甘納豆」も銀座の老舗の一品である。
「銀座鈴屋」。1951年創業の甘納豆専門店である。甘納豆の専門店なんて全然知らなかったのだが、関東の百貨店等でも販売されており人気の店との事。

改めて自分の知識の無さに呆れるが、その人気の甘納豆を早速、食べてみる事にした。(画像1~3。画像1は包装された状態。画像2は外箱、画像3は中身の栗甘納豆。)
中には2色の栗の甘納豆が入っており、黒いモノは渋皮付の栗らしい。
尚、甘納豆は豆や栗等を砂糖で煮詰め、更に砂糖を塗して乾燥させて作る砂糖漬けの和菓子の総称で、大豆を発酵させて作る納豆(糸引き納豆)とは別物である。「納豆」は豆の加工品を意味する為、どちらも納豆で間違いは無いらしい。

和栗の上品な甘さが溜まらない白い栗甘納豆と栗本来の味わいを大切にした黒い渋皮付甘納豆。どちらも美味であった。

更に「SHISEIDO PARLOUR」のチーズケーキも併せて頂いたが、こちらも銀座の店舗である。1902年創業の様だ。流石にSHISEIDO PARLOURは知っていた。(画像4~6。画像4は包装された状態。画像5は外箱と小分けされたチーズケーキの包み、画像5は中身のチーズケーキ。)
このチーズケーキも「銀座で生まれ、銀座で育った」と記載されている。クリームチーズとサワークリームをビスキュイ生地で包んだコクの有る味わいが後を引く。

どちらも少ない量だったが、銀座の培ってきた味を堪能出来た一時であった。

コンピューターゲーム27  その26

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現状の「艦隊これくしょん~艦これ~」(以降艦これ)。

先日のアップデートで駆逐艦「初春」が目出度く改二へと改修可能になり、既に必要な錬度を達成していたので即日改二に改装を行った。
グラフィックとしてはこれまでの方が個人的には好みである。煙管が無くなり、顔も少し子供っぽくなったので少し寂しい。
しかし駆逐艦が装備出来る主砲では今の所意志版火力が高い「12.7cm連装砲B型改二」と最近入手可能になった対空電探「13号対空電探改」となかなか美味しい装備を持っている為、二隻目も育てようかと画策中である。どちらも開発では入手不可能の為、艦娘を育成して入手するしか無いのだが、正直どちらも必須と言える程では無い。労力には見合わないだろう‥

そして次回のアップデートでは戦艦(航空戦艦)「扶桑」の更なる改装が予定されているらしい。今秋中には駆逐艦「潮」も改二が実装される模様である。
因みに現在のLVは扶桑が78、潮は66である。どちらも少し錬度が足り無いか?と言う感じである。実装までにもう少し錬度を上げようと思う。

さて、今回のアップデートで、多くの提督が切望していた装備アイテムのロック機能が実装された。
是に因って、貴重な装備アイテムの誤廃棄が少なくなる為非常に有難いシステムの追加となった。実際私の弟も入手が容易な「零式水上偵察機」と間違えて入手困難な「零式水上観測機」を廃棄してかなり悔やんでいたが、このロック機能でそういったミスは減りそうだ。

但し、同じ装備アイテムでも艦種に因って何故か並びが異なってしまう等気になる点も有る。重巡洋艦で5つ所有している装備の上から2つにロックを掛けたとしても軽巡洋艦で装備欄を見るとそのロックされた装備の位置下2つになったりと変わってしまうのだ。仕様上仕方の無い事かもしれないが‥

そう言えば、遂に秋イベントも告知された。イベントに備え備蓄も必要だが、取り敢えず今は任務の遂行を主眼に置いている。
前回の投稿で初攻略した事を述べた「第二次サーモン海戦(5-5)」だが、今月もイベントが無いので挑戦中である。(まだゲージ破壊には到っていない。)
他の「Extra Operation」も全て攻略し、任務もデイリーやウィークリー以外のモノは全て消化した。
扶桑の改装には「改装設計図」が必要になると予想しているので、少しでも勲章を入手しておきたいのだ。また前々回のアップデートで実装された艦娘の戦意を高揚させる効果を持つ「給糧艦『伊良湖』」を入手出来る任務も苦労しつつも達成した。

更に現在の最深部である中部海域の「MS諸島防衛線(6-2)」も攻略完了、後は5-5を残すのみである。
5-5を出来るだけ早く終えて、貯蓄とレベル上げ、欲しい艦娘と装備を入手する事に精を出しイベントに備えたい。

雑貨14

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香典返しや引出物等で最近良く目にする様になったカタログギフト。
初めは選ぶ事に楽しさも感じていたのだが、正直欲しいモノ等殆ど無く、結局は食べ物等を選ぶ事になってしまう。

当たり前だが「香典」や「祝儀」の金額以下の商品で構成されている為、その価格帯の品にクオリティを求めるのは酷と言うモノであろう。

しかも、その中でもまだ使っても良いかもしれないと思い注文した品も増えていき、こうカタログギフトが続くとそれらが候補から外れる為に、どんどん選択肢が無くなっていく。困ったものだ。
尤も本来は香典にしろ祝儀にしろ、こちらの義理や善意で渡すモノなので御返しを期待するモノでは無い。返しが有るだけでも良いと考える冪だ。(商品に期待する方が馬鹿なのだろう‥)

そんなカタログギフトで久し振りに食べ物以外を注文してみた。それが「DRETEC」の「カッターシーラー」である。(画像1)
カッターシーラーとは、菓子袋等を綺麗に切断(カット)したり、密閉(シール)したり出来るモノである。
これまでカタログギフトには載っていなかったと思う。完全な興味本位に依る注文だ。

調度我が家に「Calbee」の「ポテトチップス コンソメWパンチ」が有ったのでカッターシーラーを試してみた。プラス側(画像1の上側)がシーラー、反対のマイナス側(画像1の下側)がカッターとなっている。

カッター(画像2)は左から右に引かなくてはならないのだが、左利きの私には少し違和感が有った。しかしそこそこ綺麗に袋の縁をカットする事が出来た。(画像3)レターオープナーを更に簡素にしたイメージである。(鋏で切る方が綺麗で簡単だと思った事は秘密である。あ、ばらしてしまった。)

まあカットについてはオマケみたいなモノで、このカッターシーラーの真の価値はシールに有る(筈)。
厚さ0.1mmまでのポリ袋及びアルミ蒸着袋を接着する事が出来る。
シーラー(画像4)で3秒程挟むと発熱し、それからゆっくりとスライドさせてシールしていくのだが、結構難しい。スライドが遅いと加熱し過ぎて穴が空き、早いと焼き切れてしまう。
実際、使用方法にも引っ張る速度と押す力を調整する様に記載されている。一応切れても接着に関しては問題無いとの事。何度も失敗しつつシールを行う。

下手糞ながら一応シールする事が出来た。(画像5)縁が相当歪になっているが、空気を有る程度抜いた状態で密閉に近い状態を作れていると思う。何度か使用して慣れれば、綺麗にシールして中身も長持ちさせる事が出来るのではないだろうか。

久し振りに良い品を見つけた、とは言わない。シールについてもこれまでしていた様に空気を抜いてくるくると袋の縁を巻きクリップで留めれば湿気る事は無かったので、カッターシーラーなぞ必要無い。だが、私の好奇心を満たしてくれたのは間違い無いし、ひとつのアイテムでカットとシール両方出来ると思えば有りなのかもしれない。取り敢えず壊れるまで使ってみようと思う。

鞄と筆記用具16

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「鞄と筆記用具15 (限定商品11・オークション13)」の投稿で愛用している「LOEWE」のトートバッグについて述べた。

このトートバッグにはパテント(エナメル)加工が施されているのだが、やはりパテントは、長期間使用する場合は余りメリットが無いと思える様になってきた。
ずっと使い続けている内に、少々不具合が生じてきたのだ。

パテントは数年しか使用しないのならば非常にメリットの多い素材(加工)である。雨等にも強く、濡れても滲み込まず、表面を拭くだけで良い。汚れにも非常に強い。
しかし逆に乾燥には弱く罅割れを起こしたりする。かといって湿度が高過ぎても表面が張り付いて剥離したりする。
直射日光で変色を起こし易い。
更に色移りもし易いので注意が必要だ。
パテント用のクリーム等も販売されているのでこれらを使って劣化を防ぐ必要が有る。つまり短期間のみの使用なら便利だが長期間使い続けたい場合は取り扱いが非常にシビアになる。

高温多湿の日本ではパテントは適していない、と言う事になるだろうか。
比較的手間を掛けずに綺麗な状態を保つ為の加工が、取り扱いが面倒で手間が掛かるモノとは何とも皮肉な話である。

幸いこのLOEWEのトートバッグはちゃんと収納袋に入れて保管している為、現在色移りや罅割れ等修理不可能(と思われる)の不具合は発生していないのだが、ハンドルのコバの部分が剥がれた。何層もコーティングが施して有る様だがそのコーティングが既に2回程剥がれてしまった。
判り難いと思うが、画像1は一度もコーティングが剥がれていない部分のコバ、画像2はハンドルの2度コーティングが剥がれたコバである。

基本的にパテントは修理出来ないらしいのだが、一応LOEWEに直接聞いてみた。
回答は、このコバのコーティングについては修理が可能との事。そして、剥がれる事が多い(当たり前?)らしい。
何度か剥がれて気になるなら修理に出す冪だが、その判断は所有者に委ねる。一応現状の見立てではまだ修理として預かる程では無いと思う。‥との事。

そうで在れば、慌てて修理に出す必要は無いと判断、状況に応じて修理を依頼する事にした。
尚、LOEWEのパテント用のクリームは、過去には存在していたが現在販売されておらず、他社の鞄か靴用のクリームを使用して頂きたいとの事である。

今後、難儀なパテントに手を出す場合は覚悟を決めてから購入しようと思った。(出来るだけ手を出さない方向で行きたい。)

コンピューターゲーム27  その25

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夏イベント「期間限定!海域『AL作戦/MI作戦』」を終えてからの「艦隊これくしょん~艦これ~」(以降艦これ)の経過である。

イベント攻略の為に貯蓄し、攻略後に余った資材を消費しつついくつか達成した事を述べていきたい。

まずは大型建造。大量の資材を消費するも遂に8時間が!(画像1)超弩級戦艦「大和」の建造に成功。(画像2)現状での未入手艦は同じく大和型の超弩級戦艦「武蔵」のみとなった。(潜水母艦「大鯨」の二隻目を入手していない為軽航空母艦「龍鳳」も未入手に含まれるのだが。)

また、前回のアップデートに依り戦艦「Bismarck zwei」が更にもう一段改装可能になった。錬度は十分だったので即「Bismarck drei」へと改装を行う。(画像3)Bismarckは初の改三(drei)の実装で、今後改三へと改装可能な艦娘も増えてくるのかもしれない。多分改三は全て「改装設計図」が必要になると予想する。今後は更に毎月「勲章」を入手する事が出来る海域である「Extra Operation」が増えていく筈なので、それ程苦労無く改装出来るのではないだろうか。

他に正規航空母艦「飛龍」以外にも正規航空母艦「蒼龍」、軽巡洋艦「川内」の2隻目も無事改二となった。これで機種転換して、所持していなかった「九七式艦攻(友永隊)」「九九式艦爆(江草隊)」を再度入手、イベントで活躍した「九八式水上偵察機(夜偵)」も2つ所持する事が出来た。尚、これらは装備品を入手後改装に使用した。現在はそれぞれ1隻の所有となっている。今後2隻目を育成するなら重雷装巡洋艦を除けばやはり九八式水上偵察機(夜偵)の為に川内だろう。他は戦艦「榛名」、駆逐艦「夕立」も装備の面でやはり複数育成したいとは思うが、改二に必要な錬度が高過ぎてなかなかやる気にならない‥

兎も角現状で最終改装を済ませていない艦娘は入手したばかりの大和のみである。2隻目を育成する前に大和を優先的に育成して早く改装したいものだ。(因みに近代化改修については対空の改修を終えていない艦娘が大半を占める。)

そして、イベント以降もうひとつの成果が南方海域の「Extra Operation」である「第二次サーモン海戦(5-5)」の攻略である。
「コンピューターゲーム27  その19」の投稿で大鯨2隻入手後に挑むと述べたが、イベント終了後に思った以上に資材が残っていた為、チャンスだと思い挑戦してみた。
かなり難しい難易度と感じたが、戦意高揚状態と支援艦隊を出し無事に攻略完了。しかし、深海棲艦の潜水艦「ヨ級 flagship(elite)」の所為でS勝利が不可能である。ヨ級を倒せる編成だと道中に撤退する確率が極めて高くなり、またボス旗艦の撃退率も下がる。攻略を優先的に考えてヨ級を無視する方が無難と言えるだろう。S勝利する事無くA勝利のみ5回と言う結果だった。

尚編成は、戦艦Bismarck zwei(drei改装前に攻略)、榛名改二及び「金剛改二」、正規航空母艦「加賀改」、「赤城改」、「瑞鶴改」。
戦艦は「46cm三連装砲」、「試製35.6cm三連装砲(試製41cm三連装砲)」、「零式水上観測機」と夜戦装備。
航空母艦に「は烈風(改、六〇一空)」を搭載数の多い3つのスロットに、「天山一二型(友永隊)」、「彗星(江草隊)」、「流星改」を各最小搭載数スロットに搭載した。まあ基本通りと言う感じだろう。(画像4、撃破時のリザルト。)

なかなか大変で正直毎月攻略したいとは思わないが、時間を見てまた5-5は攻略していきたいと思う。
次のイベントまでは新海域の「中部海域」の攻略に精を出す事になりそうだ。

某宝飾時計店41

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行き着けの某宝飾時計店で「MIKIMOTO JEWELRY COLLECTION」と言うイベントが開催されたので見に行ってきた。

「MIKIMOTO」と言えば、日本が世界に誇る真珠ブランドの雄である。
MIKIMOTOは、世界で始めてアコヤ貝に依る真珠の養殖に成功した「御木本幸吉」氏が1899年に銀座で創業したブランドである。
養殖真珠は本物か否かを巡りヨーロッパで大きな争い(裁判)に発展したが、これに勝利、養殖真珠は本物の真珠として認められ同時に世界にその名を轟かせた。

残念ながら富山にMIKIMOTOの取り扱いは無く、同じく日本の真珠ブランド「TASAKI」も現在は撤退している様だ。
その為、ブランドパールを見る事自体が本当に久し振りである。当然ながらMIKIMOTO等も都会の百貨店等でしか御目に掛かった事は無い。(デザイナーズジュエリーとしての真珠を用いた宝飾品なら、この宝飾時計店のイベントで目にする機会は多いが‥)

さて、この様にイベントで真珠を見るのは吝かでは無いのだが、真珠のジュエリーを購入したいかと言われると正直微妙なのだ。実際には(特に女性には)フォーマルな場での最もメジャーな装飾品として真珠が認められており、持っていて損の無いジェムである。(私は弔事にはオニキス等をカフリンクスで使用しているが‥)
因みに真珠は涙を連想させるから弔事にも認められているとの事。確か、人魚の涙は真珠になると言う物語も有った。

それでも買いたいと思えないのには理由が有る。真珠は「弱い」からである。真珠を所有しておられる方は当然御存知だと思うが、他のジェムに比べ格段に手入れが面倒なのだ。汗等が染み付いたまま放置すると表面が侵食されて輝きが失われてしまう。しかも程度にも依るが大抵はこうなるともう直らない。更に光や湿気等にも留意しないと変色等が発生する危険が有る。オパール等も弱い部類だが真珠は比較にならない。
つまり、高い金額の割りには永続性に欠点が有ると感じるのだ。私が機械式時計や宝飾品万年筆等に有る程度金額を費やしても良いと感じるのは「永続性」が有るからである。ちゃんとメンテナンスすれば、末永く使えるし、個人レベルでの手入れについてはそれ程気にする程では無い。しかし真珠はメンテナンスを怠るともう使用不能となってしまうのだ‥個人的に購入するに至らない一番大きな理由である。

しかし真珠を含めジュエリーを見るのは好きなので、今回のMIKIMOTO JEWELRY COLLECTIONも十分に楽しかった。
中にはピクウェ(象嵌模様)を施されているジュエリーや真珠にダイヤモンドを埋め込んだジュエリー(画像1)、真珠をケージに閉じ込めたジュエリー(画像2)等新しいチャレンジの作品も見受けられた。
ピクウェは「SEIKO」の「CREDOR」のレディースウォッチのダイヤルにも用いられた伝統技法である。時計も美しかったが、真珠も繊細で素晴らしい。

一通りジュエリーを眺めた後はこのイベント用に作られたオリジナルノンアルコールカクテルを堪能する。
御木本氏やその夫人、真珠等をイメージした4種類のカクテルから「パール・アイランド」と言う美しいブルーのカクテルを選択。(画像3)カクテルピンには玉葱のピクルス?が真珠のイメージで添えられていた。

思った以上に真珠に魅了されたイベントであった。

服飾小物16 (宝飾品7・鞄と筆記用具17)

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前回の「某宝飾時計店41」の投稿で、「MIKIMOTO」のジュエリーを見てきた事を述べた。

真珠は好きだが、手入れが大変且つ永続性に難が有る為、なかなか購入に至らないと個人的な見解も同時に述べさせて頂いた。

欠点はさて置き、やはり真珠は美しい。MOP(マザーオブパール)が好きな私が真珠を魅力的に感じない訳が無い。
「婚約記念品」の投稿で述べた嫁愛用の時計である「Breguet」の「CLASSIQUE 8067」のダイヤル、同じく「宝飾品5」の投稿で述べた嫁愛用の「CHAUMET」2010年クリスマス限定ペンダント「Attrape-moi」等贈った(嫁が選んで私が許可した)モノにもMOPが使われている。私も嫁もMOPが好きと言えるだろう。

私自身は「東京旅行17」の投稿で購入した事を述べた「S.T. Dupont」のMOPを埋め込んだタイバーを持っている。
因みにMOPも真珠程では無いが基本的に同じモノなので、やはりデリケートで手入れや保管環境が重要である。(時計のダイヤルの場合は直接触る事が無いので気にする事は無いが‥)

パールネックレス等複数の真珠が連続していたり複雑な造型のモノは手入れが非常に面倒そうだと思っている。

或る事に気付く。それでは逆にシンプルなソリティア(ジェムひとつ)なら手入れもそれ程苦では無いのでは?
1粒のみのシンプルなパールジュエリーなら私でも予算内で購入出来るし、手入れを然程気にしないで良いかもしれない。

展示されていたジュエリーの中にはカフリンクスやブローチ等も有り、一番リーズナブルなカフリンクス(画像1)を購入する事にした。(結局、ウダウダと真珠の欠点を述べつつも物欲に負けただけだが‥)

画像2が購入し包装された状態、画像3が外箱、画像4が飾り箱と注意書き、画像5が購入したカフリンクスである。

S.T. Dupontのタイバーと合わせたりも出来そうで、フォーマルな場でも使えるのではないか。(画像6)

シリコーンクロスと言う真珠専用のクロスも頂いた。(画像7)珪素樹脂を特殊処理して新党させて或り真珠の表面の汚れを取り除き、汗や埃を付き難くする特性を持っているらしい。カフリンクス使用後はこのクロスで忘れず拭く様にしようと思う。

最後にノベルティとしてボールペンを頂いた。(画像8、9。画像8は外箱、画像9は中身のボールペン。)
細身で手帳等に使い易いが、デザイン的にはフェミニンで女性用だろう。天冠部に真珠?が付いている。(多分イミテーションだと思うが‥)
これは誰か女性にでもプレゼントする事にしよう。

VARIUS SILAS

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これまで「Mario Botta for CARAN d'ACHE」、「1010」、「1010 CHRONO SPORT」、「CAELOGRAPH」と多くの「CARAN d'ACHE」の筆記具をこのブログで紹介した。(同名の投稿参照)

改めて考えるとCARAN d'ACHEは好きな筆記具ブランドなのだろう。‥と言っても私自身が所有するCARAN d'ACHEの筆記具は「鞄と筆記用具2」の投稿で述べた「Ecridor Collection Chevron Fix pencil」しか無いのだが。

そのCARAN d'ACHEがまた魅力的な筆記具の新作を発表したので紹介しようと思う。
CARAN d'ACHE主要コレクションのひとつである「VARIUS Collection」。
シンプルなCARAN d'ACHEらしいデザインを基に、軸に様々な素材を用いる事で同じ形状のペンでも全く違う表情と感触を味わう事が出来るコレクションである。
尚、VARIUS CollectionはCARAN d'ACHE内では特別(希少)素材を用いたコレクションとなっている。

この中でもこれまで最も有名だったモデルが「IVANHOÉ」であろう。(画像1)「ウォルター・スコット」の小説「アイヴァンホー」の名を冠するこのモデルは中世騎士の鎧である鎖帷子をイメージした軸が特徴的である。
この軸は繊維状の細いSS(ステンレス・スチール)をメッシュに編み込んでおり、懐古的な鎖帷子の雰囲気だけでなく高級感と独特な指触りを持つ事に成功した逸品である。

他に「IVORY」、「CHINABLACK」、「CHINABLUE」と言った中国漆を用いたモデルや、「CERAMIC」、「CARBON 3000」、「RUBRACER」即ちセラミック、カーボン、ハイテクラバーと新素材を用いたモデル、「METWOOD」と「SNAKEWOOD」は木軸のモデル、鰐革を用いた「ALLIGATOR」等も販売されている。

またVARIUS Collectionには含まれないのだが、VARIUSのデザインをそのままに、軸を彫金したり装飾したりした工芸的なモノも販売されている。

そして新たにコレクションに加わったのが今回紹介する「SILAS」である。(画像2)
「VARIUS SILAS」。SILASはシリコン、つまり珪素の事である。
シリコンはこのブログでも何度も登場しているが、最近は機械式時計等でも非常に注目されている素材である。
特に脱進機関係では大きなメリットが期待されており、様々なブランドがシリコンを用いた時計の製作に取り組んでいる。
まさに(スイス)時計業界が注目している素材のひとつがシリコンと言えるだろう。
CARAN d'ACHEも多くの時計ブランドと同じスイスの一ブランドとしてこのシリコンに目を付けたのだろうか?
1010(及び1010 CHRONO SPORT)と言ったスイス産業を代表する機械式時計をモチーフにしたペンは勿論だが、星座表をデザインに組み込んだCAELOGRAPHもやはり(天文)時計にインスピレーションを感じたのかもしれない。
SILASもスイスブランドであるCARAN d'ACHEから生まれるべくして生まれたと私は思う。

SILASの最大の特徴は軸に使われているシリコンシートである。ミラー効果で角度が変わると光の反射加減が変化し様々な表情と輝きを放つ。ギベオンタイプのメテオライトの様な雰囲気も併せ持っていると感じる。色合いも非常に良い。

ゴールドやチタン、鉄、ロジウム等の金属を混ぜたこのシリコンシートをミクロン単位で測定し切断、顕微鏡を覗きながらそのシリコンシート一片一片を寄木細工の様に手作業で重ねたり嵌め合わせて装飾しているとの事。職人の繊細で精巧な技術が要求される非常に手の込んだ軸である。

価格は万年筆が\230,000、ローラーボールが\200,000、ボールペン及びメカニカルペンシル(0.7mm)が\180,000となっている。(画像3。上から順に万年筆、ローラーボール、ボールペン、メカニカルペンシル。)

貴方もVARIUS SILASをその手に、21世紀の素材に触れてみては如何だろう。見る角度でブルーからグレーに色を変える結晶の軸は自然の生み出した美と職人が作り上げた美の双方が揃ってこそ生まれる煌きである。貴方に大きな力と自信を齎してくれる筈だ。

ファッション7

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降雪量が減ったとは言え、富山は雪国である。それも豪雪地帯に属すると思う。このブログでも何度も述べた事である。

当たり前だが、降水量も多い。富山に住む以上、雨や雪に対する備えが必要なのだ。唯、台風の影響は偏西風や日本アルプスの立山連峰等の恩恵でそれ程大きな被害が出ない事が多い。
まあ慢心しては駄目、如何なる場合も備えは必要なので本日日本を通過した「台風19号」及びその前の「台風18号」にも(特に被害は無かったが)多少の心構えを持って警戒していた。

今回の台風に備えて、と言う理由だけでは無いのだが‥台風と間も無くであろう冬の到来に向け、長靴を購入しようと考えた。

降水量の多い富山では長靴は必須である。
私が勝手に思っているのだが、富山では足元の御洒落は結構難しいと感じてしまう。
例えば良い革靴やレザーブーツが欲しいのだが、雨の日にそう言った靴を履くと革が大きなダメージを受けてしまう。
またソールもちゃんと雪道や凍結した路面に対応していないと転倒して骨折なんて事にも成り兼ね無い。とは言え多少のTPOも大切だ。いくら富山で必須でもスーツやタキシードに長靴と言うのは、少々失礼ではないだろうか。

そんな訳で「石川旅行4」の投稿では「GUCCI」から販売されているラバー製の「Horsebit Moccasin」を購入した事を述べた。冬季や雨天時の革靴の代わりとして今も重宝している。

そして先日購入した長靴が「HUNTER」のラバーブーツである。1856年スコットランドで創業したイギリス王室御用達として有名で、日本でも人気を博しており、私の職場でも多くの同僚に愛されているブランドだ。HUNTER等が手掛ける長靴は正式にはウェリントン・ブーツと呼称されている。

HUNTERのブーツは天然ゴムを使用しており、一般的なゴム長靴に比べて直射日光や経年劣化に強いのがメリットである。

さて、HUNTERを象徴するブーツで皆が思い浮かべるのは、シャフト上部(足を挿入する部分の側面)に付いているバックルとストラップであろう。
これを絞る事で内部に雨等が浸入する事を防ぐモノである。‥と思っていたが実際には装飾の意味合いが強いらしい。今回購入する際に初めて知った。
オーソドックスなモノを購入するつもりであったが、装飾で機能的に然程意味が無いのであればそれに拘る必要は無い。見た目で選ぶ事にした。
結局、レザーブーツの様にシューレースの編み上げが付いている「HUNTER ORIGINAL LACE」と言う比較的丈の短いショートブーツを購入。カラーは少しミリタリーぽいDARK OLIVEとした。(画像1~8。画像1は外箱、画像2はHUNTER ORIGINAL LACE本体、画像3は内側に見えるロイヤルワラント、画像4はシューレースとタグ、画像5以降は参考画像。)

尚、このレースアップも先に述べたストラップと同様に装飾的な意味合いが強い感じで、「レースアップ風」と表現する方が正しい様な気がする。

幸いな事に台風には活用出来なかったが、今後出番は増えてくるだろう。

おやつ38

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取り寄せ品や名物等でその地の特産品を除けば、東京‥しかも銀座の店舗に有名なモノが多いと思う。
当たり前だが老舗が立ち並び世界中から観光客が訪れる銀座には確固たる伝統と革新が根付いているからかもしれない。(同じく老舗ならば京都等も沢山有名店が有る。)

私が偶に購入したり頂いたりする食べ物にも銀座のモノが結構含まれている様な気がする。
私の様な田舎者には銀座の一部位しか耳にした事は無いが、私の知らない有名店も数多く存在している。

今回食した「栗甘納豆」も銀座の老舗の一品である。
「銀座鈴屋」。1951年創業の甘納豆専門店である。甘納豆の専門店なんて全然知らなかったのだが、関東の百貨店等でも販売されており人気の店との事。

改めて自分の知識の無さに呆れるが、その人気の甘納豆を早速、食べてみる事にした。(画像1~3。画像1は包装された状態。画像2は外箱、画像3は中身の栗甘納豆。)
中には2色の栗の甘納豆が入っており、黒いモノは渋皮付の栗らしい。
尚、甘納豆は豆や栗等を砂糖で煮詰め、更に砂糖を塗して乾燥させて作る砂糖漬けの和菓子の総称で、大豆を発酵させて作る納豆(糸引き納豆)とは別物である。「納豆」は豆の加工品を意味する為、どちらも納豆で間違いは無いらしい。

和栗の上品な甘さが溜まらない白い栗甘納豆と栗本来の味わいを大切にした黒い渋皮付甘納豆。どちらも美味であった。

更に「SHISEIDO PARLOUR」のチーズケーキも併せて頂いたが、こちらも銀座の店舗である。1902年創業の様だ。流石にSHISEIDO PARLOURは知っていた。(画像4~6。画像4は包装された状態。画像5は外箱と小分けされたチーズケーキの包み、画像5は中身のチーズケーキ。)
このチーズケーキも「銀座で生まれ、銀座で育った」と記載されている。クリームチーズとサワークリームをビスキュイ生地で包んだコクの有る味わいが後を引く。

どちらも少ない量だったが、銀座の培ってきた味を堪能出来た一時であった。
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