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Channel: 心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく・・
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Fantasy on Ice 2014 in Toyama

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先日「Fantasy on Ice 2014 in Toyama」(以降Fantasy on Ice)に行ってきた。
アイススケートのショーは「Disney ON ICE」を見て以来となる。(同名の投稿参照)

Disney ON ICEは「Disney」作品を氷上に表現するショーで、どちらかと言うと世界観を楽しむ感じで、ミュージカル等に近い印象だった。
今回のFantasy on Iceは、オリンピック等で活躍したトップスケーターが披露する演技を目前で見られる、個人のパフォーマンスを楽しむショーと言えるかもしれない。

参加したスケーターもソチオリンピックのゴールドメダリストである「羽生結弦」氏を筆頭に、「高橋大輔」氏、「織田信成」氏、「安藤美姫」女史、「鈴木明子」女史、「今井遥」女史と言った日本の最高峰が揃っており、他にもスイスの「ステファン・ランビエル」氏、スペインの「ハビエル・フェルナンデス」氏、アメリカの「ジョニー・ウィア」氏、フランスの「フィリップ・キャンデロロ」氏、カナダの「ナム・グエン」氏、「ナタリー・ペシャラ」女史&「ファビアン・ブルザ」氏ペア、「あんな・カッペリーニ」女史&「ルカ・ラノッテ」氏ペアが登場。錚々たる顔ぶれである。

尚、本当であれば「荒川静香」女史も参加予定だったのだが、妊娠が発覚し演技披露は見送りとなった。これは残念だったが仕方が無い。その分、荒川女史には母子共に健康な出産をして頂きたいと思う。

さて、驚いたのだが、(と言うか当然なのかもしれないが)観客は殆どが女性であった。殆どが羽生氏のファンと言う感じだろうか。

実は私も俄ファンの様なモノで、フィギュアスケートのルールも殆ど解らない。TV等でトゥループやサルコウ、フリップ、ループ、ルッツ、そしてアクセルと言った言葉が良く登場し採点されているが、正直さっぱりである。回転数が上がれば難易度が増すのは解るのだが‥(弟はフィギュアスケートが好きで、更にフィギュアスケートを題材にした小説の「銀盤カレイドスコープ」も読んでおり私と違いかなり詳しい。)

スケートには疎いが、世界の頂点とも言えるレベルのスケーティングを見られるのは貴重な経験である。私も速攻でチケットを予約したのだが、流石にメンバーの豪華さからか非常に人気のイベントだったらしく、直に完売になった様だ。私も運良くチケットが取れたに過ぎない。噂ではチケットにプレミアが付いている位らしい。
私自身S席を狙っていたが当選せず、結局B席(画像1)で真裏からステージ(スケートリンク)を見る様な場所になってしまった。取り敢えず席が取れただけラッキーだったと思おう。

Fantasy on Ice会場内は当然撮影禁止なので画像はアップ出来ないが、ショートプログラムやアクロバティックなショー等大盛り上がりだった。シリアスなモノからコミカルなモノまで多彩なプログラムは見ていて飽きない。
更に「Sarah Àlainn」と言うオーストラリアのシンガーの美麗な歌声に合わせたプログラムやエアリアルパフォーマンスユニットである「AiRY JAPAN」とのコラボレーション等で私達を大いに楽しませてくれた。

唯、B席はエアリアルパフォーマンスが有るプログラムでは、エアリアルパフォーマンスが手前で行われ、肝心のスケートが殆ど見えない(エアリアルパフォーマンスに注目してしまう)と言う少々切ない面も有った。勿論エアリアルパフォーマンスが十分素晴らしかったからなのだが‥
尚、一際大きな声援や歓声が上がったのはやはり羽生氏であった。

気になった点と言えば、常設スケートリンクでは無い為狭いのか、スケーターは少々窮屈そうだった。スピードに乗り切れないのかジャンプもイマイチだしコンビネーションジャンプも殆ど見られなかった。(そういうプログラムなのかもしれないが‥)
しかし、その表現力や美しい滑りには十分に魅了された。

最後には羽生氏等がクアドラプル挑戦を披露する。失敗するのも愛嬌だが、美しく決まったジャンプはやはり凄い。
久し振りに素直に感動出来たショーであったFantasy on Ice。(画像2、今回のパンフレット。)今後は少しフィギュアスケートについても勉強してみるつもりだ。
機会が有れば今回の様な世界最高峰の技術が織り成すショーをまた見たいものだ。

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