先日「Twitter」の投稿で、遂にTwitterに登録した事を述べたが、この度「LINE」(画像1)にも登録する事になった。
「Twitter」の投稿で述べた通りで個人的には手を出したくなかったアプリケーション(以降アプリ)だが、職場の連絡内容の一斉通知に使用したいと言われ、略多数決の様な状態で私も登録しなくてはならなくなってしまった。
どうも既読かどうかが「e-mail」と違い確実に送信者に伝わる為、便利なのだそうだ。
数の暴力に屈した私は取り敢えず現状は職場(自分が所属する部署)だけで使用するつもりだ。今の部署から異動したらLINEは削除するかもしれない。
使用してみた感想だが、個人的にはグループチャット機能は確かに便利な面も有るとは思った。グループ内に同じ内容を書き込める為、リアルタイムで状況の変化にも対応出来る。(まあグループ通話が出来れば同じなのだが。)
スタンプは正直無くても良い。(儲ける為の手段にしか見えないし、返事に適したスタンプを所有しているかどうかも判らない。別にJPGで在ればスタンプに使用出来るのだし、私が購入する事は無いだろう。)
後は、リアルタイムでメッセージの遣り取りが開始された場合に携帯電話の着信が非常に煩い。綱に着信音が鳴り続けるのでストレスが溜まる。まあ見逃しが少なくなるのかもしれないが、それだけバッテリーも消耗しているとも言えるのではないか。
取り敢えず現状では便利ではあるが、自分から使用する事は殆ど無さそうだと言う事が解った。
さて、私がLINEの使用を渋っていたのは理由が有る。ひとつは有名な「既読スルー」が気に入らなかった事。しかし、職場の業務連絡の伝達等に使用するなら既読とさえ表示されれば後は無視しても構わない。(職場でも既読スルーを認めて貰った。)
また、セキュリティの甘さ等にも個人的には結構疑問が生じている。LINEのサービスを提供する「LINE株式会社」は韓国企業であり、韓国へデータ(通信内容や個人情報)を送信していると言う疑惑(スパイウェア疑惑)やアカウント乗っ取り事件が発生している等。またこれらについてLINE株式会社の対応も良く無いとか‥
いくら便利でも怖いモノは使用したくないのが本音である。勿論セキュリティホールは仕方無いので、企業が誠意有る対応をしてくれれば問題無いのだが、その点にも信用が持てない。(尚「Facebook」も勝手に知り合いではないかとメールを送信したりと個人的には非常に厄介な代物に感じる。余計な御世話だ。)多少なりとも安心して使えるモノが良い。
1989年に公開されたアニメ「機動警察パトレイバー」の劇場版「PATLABOR THE MOVIE」に「いくら便利なもんでも、素性の知れないOS乗っける気になれなくってさ」と言う台詞が有る。
当映画にはインストールをするだけで基本性能を30%向上させると言う新型OSの「Hyper Operating System」通称「H.O.S.」(画像2、起動画面。)が登場する。
劇中に登場する殆どのレイバー(作業用ロボット)のOSが最新式であるH.O.S.に書き換えられているのだが、H.O.S.には怪しい不可視属性ファイルが同梱されており、その中にはコンピュータ・ウィルスが仕込まれていた。これにより、レイバーが一斉に暴走する大規模な人災が引き起こされる予定であったが、主人公(特車二課)の活躍でこれを食い止める事に成功するのがストーリーである。
私はLINEをH.O.S.の様に感じているのだろう。もし様々な内容が傍受されていたり情報を韓国へ送信していたなら、個人だけでなく国家単位で非常に脅威になる。
今から25年も前に作られた映画の内容が、今日実際問題に成り得るかもしれないのは正直驚くばかりで、私に与えた影響も大きいのだろう。
LINEも現状の「得体の知れない」アプリから脱却するか、何処か安心出来る企業がLINEに変わる新たなアプリを開発して貰いたいと願う。