愛用している3本の時計の歩度の計測を依頼した。
今回は、細かくFULL WIND(全巻き)とHALF WIND(半巻き)での歩度を計測。
「Breguet」「TRADITION 7027」 FULL WIND(50h)振動数21600bph
縦置き 3時下位置 日差+16 テンプ振り角313°
縦置き 3時上位置 日差+10 テンプ振り角294°
縦置き 12時下位置 日差+ 7 テンプ振り角292°
平置き 文字盤上位置 日差+15 テンプ振り角315°
平置き 文字盤下位置 日差+16 テンプ振り角313°
TRADITION HALF WIND(25h)振動数21600bph
縦置き 3時下位置 日差+14 テンプ振り角255°
縦置き 3時上位置 日差+ 8 テンプ振り角246°
縦置き 12時下位置 日差+13 テンプ振り角246°
平置き 文字盤上位置 日差+16 テンプ振り角282°
平置き 文字盤下位置 日差+15 テンプ振り角281°
「PATEK PHILIPPE」「Nautilus 5712/1A」 FULL WIND(48h)振動数21600bph
縦置き 3時下位置 日差+14 テンプ振り角290°
縦置き 3時上位置 日差+10 テンプ振り角261°
縦置き 12時下位置 日差+10 テンプ振り角276°
平置き 文字盤上位置 日差+17 テンプ振り角291°
平置き 文字盤下位置 日差+16 テンプ振り角284°
Nautilus HALF WIND(24h)振動数21600bph
縦置き 3時下位置 日差+12 テンプ振り角225°
縦置き 3時上位置 日差+ 7 テンプ振り角229°
縦置き 12時下位置 日差+14 テンプ振り角239°
平置き 文字盤上位置 日差+20 テンプ振り角274°
平置き 文字盤下位置 日差+23 テンプ振り角271°
「PIERRE KUNZ」「CUPIDON」 FULL WIND(37h)振動数21600bph
縦置き 3時下位置 日差+10 テンプ振り角271°
縦置き 3時上位置 日差- 3 テンプ振り角290°
縦置き 12時下位置 日差+ 9 テンプ振り角284°
平置き 文字盤上位置 日差- 5 テンプ振り角296°
平置き 文字盤下位置 日差+ 4 テンプ振り角300°
CUPIDON HALF WIND(16h)振動数21600bph
縦置き 3時下位置 日差+35 テンプ振り角230°
縦置き 3時上位置 日差+ 5 テンプ振り角248°
縦置き 12時下位置 日差+15 テンプ振り角254°
平置き 文字盤上位置 日差± 0 テンプ振り角257°
平置き 文字盤下位置 日差+17 テンプ振り角266°
CUPIDONは他の2つと違いパワーリザーブインジケーターが無いので、厳密にHALF WINDでは無い。
全て機能面の不具合は特に無く、磁気帯びも無かった。
評価としては、CUPIDONのFULL WINDで遅れ気味の姿勢が有る事が気になる。基本的には時計の歩度は冬は進み気味になる傾向が有るのだが‥
またNautilus 5712/1Aのテンプの振り角も大分落ちてきている。そろそろOHと言う感じだろう。とは言え、FULL WINDの精度は流石と言える。
TRADITION 7027に関しては特に気になる事は無く、姿勢差も振り角も良い方だろう。
納得出来る結果では無かったが、時計の現状を理解出来て良かったと思う。来年にはNautilus 5712/1AかCUPIDONのいずれか(場合に依っては両方)をOHに出す事になるだろう。
今回は、細かくFULL WIND(全巻き)とHALF WIND(半巻き)での歩度を計測。
「Breguet」「TRADITION 7027」 FULL WIND(50h)振動数21600bph
縦置き 3時下位置 日差+16 テンプ振り角313°
縦置き 3時上位置 日差+10 テンプ振り角294°
縦置き 12時下位置 日差+ 7 テンプ振り角292°
平置き 文字盤上位置 日差+15 テンプ振り角315°
平置き 文字盤下位置 日差+16 テンプ振り角313°
TRADITION HALF WIND(25h)振動数21600bph
縦置き 3時下位置 日差+14 テンプ振り角255°
縦置き 3時上位置 日差+ 8 テンプ振り角246°
縦置き 12時下位置 日差+13 テンプ振り角246°
平置き 文字盤上位置 日差+16 テンプ振り角282°
平置き 文字盤下位置 日差+15 テンプ振り角281°
「PATEK PHILIPPE」「Nautilus 5712/1A」 FULL WIND(48h)振動数21600bph
縦置き 3時下位置 日差+14 テンプ振り角290°
縦置き 3時上位置 日差+10 テンプ振り角261°
縦置き 12時下位置 日差+10 テンプ振り角276°
平置き 文字盤上位置 日差+17 テンプ振り角291°
平置き 文字盤下位置 日差+16 テンプ振り角284°
Nautilus HALF WIND(24h)振動数21600bph
縦置き 3時下位置 日差+12 テンプ振り角225°
縦置き 3時上位置 日差+ 7 テンプ振り角229°
縦置き 12時下位置 日差+14 テンプ振り角239°
平置き 文字盤上位置 日差+20 テンプ振り角274°
平置き 文字盤下位置 日差+23 テンプ振り角271°
「PIERRE KUNZ」「CUPIDON」 FULL WIND(37h)振動数21600bph
縦置き 3時下位置 日差+10 テンプ振り角271°
縦置き 3時上位置 日差- 3 テンプ振り角290°
縦置き 12時下位置 日差+ 9 テンプ振り角284°
平置き 文字盤上位置 日差- 5 テンプ振り角296°
平置き 文字盤下位置 日差+ 4 テンプ振り角300°
CUPIDON HALF WIND(16h)振動数21600bph
縦置き 3時下位置 日差+35 テンプ振り角230°
縦置き 3時上位置 日差+ 5 テンプ振り角248°
縦置き 12時下位置 日差+15 テンプ振り角254°
平置き 文字盤上位置 日差± 0 テンプ振り角257°
平置き 文字盤下位置 日差+17 テンプ振り角266°
CUPIDONは他の2つと違いパワーリザーブインジケーターが無いので、厳密にHALF WINDでは無い。
全て機能面の不具合は特に無く、磁気帯びも無かった。
評価としては、CUPIDONのFULL WINDで遅れ気味の姿勢が有る事が気になる。基本的には時計の歩度は冬は進み気味になる傾向が有るのだが‥
またNautilus 5712/1Aのテンプの振り角も大分落ちてきている。そろそろOHと言う感じだろう。とは言え、FULL WINDの精度は流石と言える。
TRADITION 7027に関しては特に気になる事は無く、姿勢差も振り角も良い方だろう。
納得出来る結果では無かったが、時計の現状を理解出来て良かったと思う。来年にはNautilus 5712/1AかCUPIDONのいずれか(場合に依っては両方)をOHに出す事になるだろう。