「Steiff」。ドイツのヌイグルミ(テディベア)ブランドとして世界中で親しまれている。
1880年、マルガレーテ・シュタイフが創業、1903年に熊のヌイグルミを製造販売する。当時のアメリカ大統領であった「セオドア・ルーズベルト」に1体が贈られ、爆発的なヒットとなる。
これによりルーズベルト大統領の愛称であった「テディ」から「テディベア」と呼ばれる様になったらしい。
私も過去に「Disney×San-X」の投稿でこのブログにSteiffを登場させている。
この投稿は4月1日のエイプリルフールに因んだ投稿で、「リラックマのプーさん」と言うコラボレートされたヌイグルミが「J.K. Farnell」やSteiff等を扱う店舗で販売されると述べた。(嘘である。)
残念ながら「The Walt Disney Company」と「San-X」のコラボレートは現在も実現されていないのだが、San-XとSteiffのコラボレートが本当に実現してしまった。
当然記事にせねばなるまい。
今回紹介するは「Steiff×Rilakkuma」。Steiffが手掛けた「リラックマ」のテディベアである。(画像1)
素材から拘り、職人の細かな手作業で作られ、それ故に世代を超えて愛されているSteiffのテディベア。その歴史有るヌイグルミにリラックマが加わったのは正直驚いた。
カラーは勿論、背中のファスナーも再現されており非常に完成度が高い。強いて言えば、そのファスナーは開かないので、中の水玉模様の布地(服?)を確認出来ないのが少々惜しい点か。
それ以外は流石Steiffクオリティである。大きさは185mm×305mm(座った状態では235mm×125mm)で重量は460g。素材はモヘア。
1500体限定(シリアルナンバー入り)で価格は\37,800。
さて、実はSteiffではリラックマ以外にもSteiffが日本のキャラクターとコラボレートした商品が何点か存在する。最近の作品では「熊」繋がりで熊本県PRマスコットキャラクターの「くまモン」のテディベアが販売された。(画像2。既に完売しており現在はキーホルダーが販売されている。)
また「ゴジラ(GODZILLA)」が今月で調度60周年のアニバーサリーを迎えたらしく、ゴジラのヌイグルミも作られている。(画像3)1954年に誕生した為、1954体の限定となっている。
更には「STUDIO GHIBLI」の作品「となりのトトロ」の「トトロ」のヌイグルミも発売が決定し話題となっている。(画像4)
過去のエイプリルフールの記事である「料理10 その2」の投稿も、「ドーナツ4」の投稿で述べた様に現実のモノとなった。今回はその時程では無いが、やはり想像(嘘)の一部が6年の歳月を経て現実になった様な感覚である。自画自賛するが、どちらもなかなか的を得た(実現が視野に入る)アイデアだったと言う事だろう。
貴方もSteiffのリラックマテディベアを部屋に飾ってみては如何だろう。歴史と伝統に裏打ちされたSteiffの技術と日本を代表するキャラクターのテディベアであれば、流行り廃り無く世代を超えて受け継いでいける筈だ。末永く家族を見守ってくれる事だろう。