恒例、定期の歯周病診断である。
花粉症の季節でも有るこの2~4月は鼻呼吸がし辛くなり、特に睡眠時は口呼吸が多くなる。
口呼吸が増えると口腔内が乾燥し、歯肉に悪影響が出る。
その為、「ベンゼトニウム塩化物うがい液0.2%『KYS』」を使用し、出来るだけ口の中を濯いで清潔に保つ様心掛けている。(「美容と健康27」の投稿参照)
今回の「歯周診断書」は画像1の通りで、前回(「美容と健康29」の投稿参照)に較べると多少悪化していると言える。
とは言え、殆どが歯周ポケットの深さが2mmから3mmになった程度で収まっているのは良かった。一応3mmまでは正常範囲内なのでこれ以上の悪化は避けたい。尚、右下の奥歯は1箇所3mmから4mmとなっている。前回より良くなっている箇所が無いのが残念だ。
出血箇所は前回は下2本だったが、今回は上1本。悪く無い成果である。
問題は動揺(ぐらつき)の有る歯が増えた事かもしれない。「美容と健康24」の投稿時は2本だけだったのが3本、4本と増え、今回は上の歯2本も加わり全部で6本になった。まだ前後のみの動揺だが歯槽膿漏の危険が有りそうだ。気を付けたい。
さて、話は変わって歯ブラシについて。
いつもは適当に歯ブラシを見た目で選んでおり、それ程拘りは無い。最近では「デンタルプロ株式会社」から販売されている「デンタルプロ ブラック 超極細毛」と言うモノを使用していた。 超極細毛が歯周ポケットに入り易いかと思ったからだ。後は見た目が黒くて好みだった。
だが、最近内祝いで歯ブラシを頂いた。それが「夢職人」の「MISOKA」である。約1000円もする歯ブラシである。(画像2~4。画像2は外箱、画像3は蓋を開けた状態、画像4は歯ブラシを取り出した状態。)
何でも職人が一本一本手仕上げした歯ブラシで、「ナノシオンドリームテクロノジー」と言う様々なミネラルをナノサイズで今朝気にコーティングする製法を用いている。‥らしい。
この歯ブラシは「禊」をテーマに作られており、日本人の魂に訴える商品と言えるだろう。
禊とは、神事等の前に身体の穢れを落とす儀式の事で、身を清める事で神前に立つ事が許される。尤も私にはジャパニーズスラッシュメタルバンドである「GARGOYLE」のアルバムタイトルや歌詞が最初に思い浮かぶのだが。(尚、GARGYLEについては「コンピューターゲーム27 その15」の投稿で「天津風」についても言及している。)
このMISOKAの禊は、「一日の始まりに良い日を願い、気を引き締めて磨く。一日の終わりに今日を振り返り、精神を安めて磨く。」清めの歯磨きで在る。
ナノシオンドリームテクノロジーに依りコーティングされた歯ブラシを水を注いだコップに漬け、歯を磨き、その漬けた水で口を濯ぐと言う独自の磨き方(禊)を提唱している。(画像5)歯磨き粉を使用せずに歯を磨く事の出来る、人と環境にクリーンを目指した新しいコンセプトの歯ブラシとの事だ。
実際に使用してみると、確かに歯磨き粉無しでも結構綺麗になった感じがする。しかし、口臭には普通に歯磨き粉を使用した方が効果が有る筈。
まあ折角の頂き物、暫く使ってみるつもりだ。これで歯周病診断が依り良い結果となってくれればと思う。