恒例のけの葉巻屋主催のパーティに参加してきた。
今回は「CAMACHO NIGHT」と称される宴で、「Davidoff of Geneva JAPAN」の「竹内映文」氏がセミナーの講師として登場、シガーのイロハを教示して頂けた。
「CAMACHO」はDavidoff of Genevaが取り扱う葉巻ブランドのひとつで、コロホ葉と呼ばれる希少なタバコ葉を使用しているホンジュラスのシガーとの事。
赤、黄、橙の3種類有り、今回は好きなモノを選んで吸う事が出来る。
赤はベーシックなロブストで結構強いらしく、黄は「CRIOLLO」、橙は「CONNECTICUT」で最もマイルドなのが橙らしいので取り敢えず、橙のCONNECTICUTを選択。
セミナーが始まり、「Davidoff」の信念等からシガーの構造、吸い方等を教わる。(画像1)
今回は初めてシガーマッチでの着火を経験したのだが、これが難しい。
竹内氏にシガーマッチを使う理由を問うと、プレミアムシガーは職人が丁寧に作っており、普通にライターで着火するのは味気無いし、職人に敬意を払うつもりでシガーマッチを勧めているとの事であった。
また、Davidoffでは、そのシガーを味わう時間こそに価値を見出しており、着火する時間もひとつの大切な時間であるとの回答も頂いた。儀式的であり、また無心に炎を見つめる事で瞑想の様な時間となるのだと言う。
成程と思った。‥が、私にはマッチでの着火は相当練習しないと無理そうだ。リラックスする為のシガーに逆にストレスを感じそうだ。取り敢えずはライターで良いと思う。
食事を味わいつつ他の客と談笑。今回初参加の方に珍しく時計好きがおられ、私と同じく「SEIKO」の「GALANTE」も持っておられるとの事。モデルは「SBLA089」。GALANTE10周年記念の限定30本と言う希少モデルである!(画像2)
この日は「TAG Heuer」を付けておられ、シルバーアクセサリーにも詳しい方であった。
さてCAMACHOのCONNECTICUTだが、確かに始めは吸い易かったのだが、中盤位でかなりきつくなってきた。普段は喫煙せず、偶に吸う場合もシガリロや「Davidoff」の「Primeros」位の小さなモノが殆どである。ロブスト位のサイズでも十分に酔ってしまうのだ。(酒もそうだが、私のこの弱さは有る意味経済的である。)
少し気分が悪くなったので、食事中心に楽しむ事にした。
半分位残ったシガーが勿体無かったが、なかなか勉強になったCAMACHO NIGHTであった。