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Channel: 心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく・・
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ブログ近況16

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最近ブログの投稿が減ってきているのは公私とも忙しいからであり、「新年の挨拶」の投稿でも述べた通り、今回はその理由について少々述べようと思う。

昨年末は入院でその後暫くの自宅療養。当然ながらその影響も有るのだが、実は退院したその日に嫁から有る事を告白された。
妊娠である。これが忙しかった理由の大半である。

「美容と健康23」の投稿で述べたが嫁は子宮頸癌の手術をしている。
私自身子供をそれ程渇望していない為、正直子供は出来なくても良いと思っていた。(尤も性行為自体は好きなのだが。)

唯、嫁が手術をして、個人的には一度位は妊娠と出産を経験した(して貰った)方が良いのではないかと思うようになった。
また子宮頸癌が再発したりすると、子供が作れない身体に為る可能性も有る。年齢的に厳しくもなってくる。
妊娠したくとも出来ない方も多くおられる昨今、女性の幸福のひとつを可能性が有るにも関わらずそれを失うのはどうなのだろうか、と考える様になった。(更に両親等周りからの小言も増えたのも追い打ちとなった。)

私の様な自分の趣味に没頭する性格は正直子育てに向いていない様な気がする。子供が出来てからの事も不安ばかりであった。
それでも嫁の入院から多少なりとも子供を持つと言う事に向き合う様になったのだ。嫁と話し合い双方合意となった。

そして私の退院直後、こちらは手術の後遺症でまだ本調子で無いタイミングで妊娠を切り出されるのは流石と言える。正直何故にこのタイミング?と首を傾げる位で、子供が出来た実感がさっぱりであった。

後にエコー等で女の子と解り、先日遂に出産。母子共に健康で今の所、我が子に大きな身体的問題も無さそうだった。
一応、出産に立ち会ったのだが、女性は本当に凄いと思った。(男には無理なのだと思う。)
しかし、問題なのはやはり私の方で、生まれた我が子に大きな感動を感じていないのが不思議なのだ。何処か精神的に欠陥が有るのかもしれない。ああ、無事生まれて良かった、と言う位で両親や嫁の様な嬉しさが欠落している。(何だか、我が子だから大切に育てなければならない、可愛がらなければならないと思い込もうとしている感じがするのだ。)勿論、子供が可愛くない訳では無い。だが、何処か客観的に見てしまう自分が存在するのだ。

子供を持つと言う事に向き合っても精神的にはまだ未熟なのか、別の意味で自分が嫌になった。これから私自身、少しでも立派な親として変わっていけるのだろうか?

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