部屋の間仕切りも出来てきて、漸く室内の雰囲気も掴み易くなってきた。(画像1)
鉄骨部分には「D-NΣQST」と呼ばれる「大和ハウス工業」の売りのエネルギー吸収型耐力壁が使われているのが見える。(画像2)地震に対して大きな耐震性能を誇るらしい。
尤も、この耐震(制震)技術では「積水ハウス株式会社」の「SHEQAS」の方が現状では優れている様に個人的には思えるのだが。
処で、このD-NΣQSTを使用した鉄骨造の所為で、間取りの自由度が木造に比べて大幅に制限された。
構造体の強度を確保する為に動かしようの無い壁面が発生するのだ。木造の場合は柱で強度を持たせ、壁を抜く事も可能である。結果、窓等の大きさにも影響を及ぼしているのだ。
余り融通が利かないのが軽量鉄骨造と言えるだろう。
この写真(画像1、2)から数日後、キッチン周りのタイル張りも施行され、壁もちゃんとプラスターボードで覆われた状態になった。階段から2階も確認出来、それぞれの部屋の広さを体感する事が出来た。
リビングの天井高272cmは多少圧迫感が軽減される印象だが、その分階段が急な勾配に感じた。高齢になった時には結構辛い様に思える。
さて、今から決めなくてはいけないのが、ソファとベッドである。
特にソファは、元々購入を予定していた「porro」のラウンジチェア「Nouvelle Vague」(前回の投稿参照)が手に入らなかったので、一から検討し直す必要が有る。
一応現状検討しているのが「ligne roset」か「Cassina IXC.」である。
ligne rosetでは、ブルレック兄弟デザインである「PLOUM」の2人掛け(SMALL)を考えているのだが、現状は張地が「MOBY」と言う生地になっている。(画像3)私は昔の張地「MOOD」(画像4)の方が可愛らしくて好みであった。MOODは毛玉が出来たりと言った問題が有った為最新のMOBYに変更となったらしい。尤も、どちらも素材にポリウレタンを使用しており、個人的にはこれが一番問題視しているポイントである。
「ファッション10」の投稿で述べたが、「STONE ISLAND」のジャケット「44198 THERMO REFLECTIVE」の表面のコーティングにポリウレタンが使用されているのだが、結局4年でこの様な劣化した状態になってしまった。
様々なソファ内に使われているウレタンフォームについては、直接触らない部分なので気にしていないのだが、張地に使用されているとなると、どうしてもこの様な劣化が頭を過る。絶妙な伸縮性を持つ張地の座り心地は魅力的なのだが、劣化した場合、ソファとなると買い替えも困難で、張地の張替も高く付く。嫁もデザインや座り心地が気に入っているのだが、正直購入に踏み切れないのだ。尚、「Roche Bobois」等にも似た雰囲気のソファが有るのだが、やはり張地にポリウレタンが使用されている。
価格は高くなるがその点Cassina IXC.のソファは安心と言える。「B&B ITALIA」も素敵なのだが、我が家にはどのソファも大き過ぎるので置けない。
Cassina IXC.では憧れでも或る「ル・コルビュジエ」の「LC2」(画像5)か「LC3」(画像6)の2人掛けならサイズ的に置く事が可能だ。(張地はファブリックが好みである。)
唯、金額面と劣化、メンテナンス等を考えるとなかなか決まらないのだ‥
ソファでおすすめが有れば教えて頂きたい。尚横幅は180cm以下(重要!)が希望である。因みにベッドも宜しければ是非。