今更ながら、明けましておめでとう。
相変わらず年末年始に掛けて体調不良でダウンしていたが、漸く良くなってきた。
新居も内装が仕上がり、キッチンや洗面台、浴槽、トイレも設置された様だ。(見に行っていないのだが。)
悩んでいるソファについては、実際に家が出来てから、テーブル等の配置が済んだ後にどうするか決める事にした。狭くなり過ぎたらソファが邪魔になる可能性も高い。(狭い家なのでこう言った問題が発生する。)
さて、今回は床や壁に採用したタイル及びフロアタイルを紹介していきたい。勿論フローリング等も使用しているが、基本的に私は無機質な雰囲気を好む傾向が有るのか、1階は殆ど床に木の部分が無い。大半の方は木の暖か味を求めるのだが‥困ったモノだ。
玄関。ポーチには「RIVIERA」の「ETERNITY」マルチカラー(画像1)を採用した。色合いの面白さと汚れが目立ち難いであろうと言う想像から決定。
入って、土間の部分には「OLL STAN(D)ARD」の「Premium Marble」マカエル(画像2)と言う白い色のモノを採用。本当は大理石にするつもりだったが、変色し易いので土間には向かないと言われ、大理石調に。一応インテリアコーディネーターに「表面がツルツルのタイルは滑るので玄関土間にはオススメしない」と言われたが拒否した。(無謀)
ホール及び廊下は「sangetsu」のフロアタイル「ラスティメタル」(画像3)とした。土間の白とのコントラストで互いに引き立つのではないかと予想。
sangetsuの基本的な商品は、「大和ハウス工業」で標準仕様で設定した床と近い金額で設定されているらしいので基本はsangetsuを選択する事となる。(壁紙も同様である。)
リビングダイニングもsangetsuのフロアタイルで「レリーフ」(画像4)を選択。うっすらと模様が有るので黒でも結構見栄えがするのではないだろうか?
但し、インテリアコーディネーターからは、床暖房との相性が解らず、縮んだりする危険が有ると言われた。しかしやはり言う事は聞かなかった。
そしてキッチンは「平田タイル」で取り扱っているイタリア「MUTINA」のタイル、「Numi Slope」(画像5)である。1枚にマットとブライトで表情が付けられており、更にネガ・ポジの2種類を組み合わせる事で新しい空間を演出しているのが気に入った。我が家では2種類を直線上に交互に並べて貰う事にした。
尚、採用決定後に初めて知ったのだが、何とこのタイルのデザイナーは「コンスタンチン・グルチッチ」氏であった。グルチッチ氏は名作椅子のひとつ「Chair One」(画像6)等を手掛けた事で知られ、現代を代表するデザイナーの一人である。私も当然知っていたが、タイルを選んだ時には気付かなかった。不覚である。
洗面所(兼脱衣所兼洗濯乾燥室)は抜け毛や汚れが解る様これまでと違い淡い色の床とする事に。やはりsangetsuよりフロアタイル「シルキーレース」(画像7)を採用した。
1階及び2階のトイレ。ここら辺まで来るとインテリアコーディネーターも私の性格が解ってきたのか、ちょっと変わったデザインでは「面白く無いですよね」と言われる始末。もう半分冗談の様な床が採用された。1階はsangetsuのフロアタイル「クロコダイル」(画像8)。ワニ革調のデザインである。2階もsangetsuのフロアタイル「シャインメタル」(画像9)。アルミ箔の様な輝きの床である。どうなることやら。
以上が床に採用したタイル(フロアタイル)である。
壁面に採用したタイルは多くない。壁紙で十分に空間を変える事が出来るから敢えてタイルに拘る必要は無いのだ。だが、個人的に採用したかったのでリビングの壁面一部に「TOYO KITCHEN STYLE」で取り扱うイタリア「SICIS」のパターンカラーモザイクコレクション「PixALL」の「GLORY」(画像10)を貼った。
また、1階トイレの背面には「LIXIL」の「ECOCARAT+」の「ラフクォーツ」ダークグレー(画像11)を採用した。ECOCARAT+は臭いを吸収したり湿度を調整したり出来る機能型タイルらしいので、客も使用するであろう1階トイレには、設置して損は無いだろうと思ったのだ。見た目も壁紙よりは当然重厚感が出る筈。
他に玄関先にポイント塀を設けるが、塀にもタイルが使われる予定である。
と言う訳で、進捗状況と言うよりは、使用したタイルの紹介であった。