キッチンの紹介。
キッチンは殆ど見た目だけで「TOYO KITCHEN STYLE」のアイランドタイプのシステムキッチンを採用した。
グレードは「CORE」と言うスタンダードクラスのキッチンである。欲を言えば「iNO」と言う最上級のモノにしたかったのだが、金額面を含め妥協してしまった。
面材は「Metal Smoke」。(画像1)我が家の1階では数少ない木目調の素材である。
私は嫁(や普通の方々)と違い無機質な雰囲気のデザインや素材を好むので、木は余り使いたくないのだが、このMetal Smokeは木目が格好良いと感じたのだ。
他では見た事が無い、金属質と木目を掛け合わせたかの様な不思議な面材で、これもTOYO KITCHEN STYLEならではだと考えている。私の印象では木が化石となった珪化木の様に、木が金属化した風のマテリアルで、キッチンの雰囲気を引き締めてくれている。何より「コンスタンチン・グルチッチ」氏がデザインした私の御気に入りであるキッチンのタイル「Numi Slope」との相性が非常に良い。
キッチンのサイズは259cm×105cm×85cm。少し大型にしたが、対面部分に収納棚を設けたので、食品等を仕舞う事が可能。(画像2)
天板は勿論SS(ステンレス・スチール)で、「ICE」と言う流氷からインスパイアされたと言う凸凹したモノを選んだ。(画像3)通常の平坦なワークトップより瑕が目立ち難いと判断した。凝った造りだと思う。
シンクはTOYO KITCHEN STYLEの売りとも言える3Dシンク。(画像3)調理プレートとまな板と水切りがセット出来るのだが、嫁はワークトップ自体が広いので調理プレートは必要無いとの事。既に使われていない。
水栓は、中にホースが仕込んであり、シンク全体を流す事が可能な「Tall boy」と、調理中に肘や腕でも操作出来る「Usagi」を付けた。
IHクッキングヒーターは、ドイツの「GAGGENAU」を採用。使用して早々不具合が発生し、モジュールを交換する事になってしまったが、その後は頗る調子が良い。本当はフレキシブル調理ゾーンを2つ持つ「CI272」(画像4)を採用したかったのだが残念ながら日本に正規輸入が無く、フレキシブル調理ゾーン1つの「CI262」(画像5)で妥協した。
磁石でくっつけて操作するツマミ:ツイストノブがなかなか独特な操作感だ。取り外すと操作不能となり、子供が誤作動させる心配が無くなる。また感覚的に使用出来るのも良い。
因みにGAGGENAUと言えばバーベキューグリルが非常に有名且つ人気なので、IHのフレキシブル調理ゾーンで使用出来る純正のグリルプレートも購入した。質感も良く美味しい肉が焼けそうだ。(画像6、7。画像6はツイストノブを外した使用不可状態、画像7はツイストノブを付けて使用可能状態としフレキシブル調理ゾーンにグリルプレートを置いた状態。)
食洗器は正直必要無かったが、将来の事も考えて一応一番安価だった「Rinnai」の小型のモノを入れた。
特に感想は無い。(画像8)
背面収納はゴミ箱設置スペースを確保し、その側面には「HITACHI」の冷蔵庫を置いた。(画像9、10。画像9は背面部全体、画像10はゴミ箱設置スペース。)冷蔵庫はサイズと性能、何よりミラータイプで見た目の雰囲気がこのキッチンに似合っていると思いHITACHIのモノを採用した。(画像11)その他炊飯器やオーブンレンジも黒っぽく雰囲気に合いそうなモノを適当に選んだ。(画像12、オレンジ色で一際目立つ「±0」の加湿器は、「雑貨2」の投稿で述べた友人より結婚祝いに頂いたモノ。)
オーブンレンジの右側に在るカップボードはキッチンと同じくTOYO KITCHEN STYLEより「Orlando」。スライドドアのガラスはハーフミラー仕様で、中の食器が微妙に透けて見えるのが、結構美しい。
尚、吊戸棚ウォールユニット(壁面収納)をどうするか嫁と検討した結果、造作で棚さえあれば良いと言う事になり、棚だけ取り付けた。現在はカクテルセットを飾っている。
また、キッチンの天井は、標準の240cmまで落とし、照明はシンプルにダウンライト(及びレンジフードの照明)のみとした。
キッチンはこんな感じである。