一階の他の部分についてだが、トイレについては「新居に向けて7」の投稿で述べた通りなので割愛する。
洗面所(兼脱衣所兼洗濯乾燥室)と浴室について今回は紹介したい。
洗面所には、「Panasonic」の「ホシ姫サマ」と言う室内物干しユニットを2つ天井に設置した。(画像1)
電動の品も有るが、動きが遅い為紐で操作する手動のモノを選択した。(当然価格も安いし壊れ難い。)
洗面台も(画像2)Panasonicのモノとなった。個人的な希望として、洗面台から継ぎ目無く同じ素材でサイドにテーブルを配置したかったのだ。
アイロン掛け等も出来る位の余裕有る大きさで、尚且つ汚れ等を洗面台まで纏めて拭き取る事が出来る事が条件である。つまりテーブルと洗面台一体型と言う訳だ。
継ぎ目や目地が有るとどうしても水回りは汚れに直結するし、掃除が面倒になる。完全に見た目より使い勝手重視の選択である。
尚、この仕様はグレードが低く価格が安かったので良かった。
鏡は、Panasonicには希望のモノが無かったので断念した。(洗面台が鏡とセットとなっていないと言う事もこの洗面台になった理由である。)
Panasonicの鏡は三面鏡が多い。私自身は三面鏡は必要無いのだが、女性には良いのかもしれない。尤も、嫁は特に要らないと言っていたのだが。
私としては鏡の後ろに歯ブラシや髭剃り、美容品等を仕舞える様にしたかったのだが、これが三面鏡の収納だと使い勝手がかなり悪いのだ。Panasonicの三面鏡は基本的に外側が開く様に作られているのだが、これが中のモノを取り出し難いのだ。鏡の扉を避けて美容品等を取らなくてはならない。
何か良いモノは無いかと思って見つけたのが、これまたキッチン同様「TOYO KITCHEN STYLE」で取り扱っている「Mirror 005」(画像3)と「Mirror 006」(画像4)を発見。
センターから2枚が開き戸になっていると言う変わった仕様のミラーだが、御蔭で中にモノが出し入れし易く、また非常に大量に収納出来るのだ。(画像5)しかも中もアルミミラー張りとなっているので鏡としても使える。(多少歪みは生じるし収納物が有るのが気にならなければだが。)一応三面鏡としても使えなくは無いのだ。
これだと扉を避けるどころか開けたままでも洗顔に支障が無い。デザイン的にはMirror 006の方が好みだったがスペース的にはMirror 005の方が合っていたのでMirror 005を採用した。
更に隣に奥行を揃えた棚を設けた。
収納部にはタオルは勿論、下着や部屋着等を入れてあるので、着替えを準備しなくても良い。洗濯して乾燥が終わった後、必要ならばアイロン掛けも出来、普段から着るモノは直に仕舞えるので動線を少なく出来たと思う。
テーブル用に置いた椅子は、「Kartell」の「MASTERS」。(画像6)「フィリップ・スタルク」氏デザインの椅子好きには堪らない一脚である。傑作椅子とされる「チャールズ&レイ・イームズ」の「シェルチェア」、「アルネ・ヤコブセン」の「セブンチェア」、「エーロ・サーリネン」の「チューリップチェア」、この3つの椅子のデザインを融合させた巨匠の作品に敬意を表したとも言える作品である。(画像7)価格もこれらに比べて圧倒的に安価である。
色調は洗面所に合わせて白を選択。
洗濯機も浴室のユニットバスもPanasonicである。(画像8)
洗濯機は縦型の方が好きなのだが、家電量販店でドラム式の横型を勧められたので、今回は嫁がドラム式を使ってみたいと言う事で採用。
ユニットバスについては、「酸素美泡湯」を採用した。何でも酸素美泡湯は、酸素を含んだ細かな泡を御湯に混ぜるモノで、入浴剤を使わずとも、保温効果や保湿効果が得られるらしい。前に「リバーリトリート雅樂倶」炭酸泉に入ったが効能は同じ様なモノだろうか。(「温泉旅行12」の投稿参照)
浴槽の壁面にも棚を付けて貰った。これで携帯電話等で音楽を聴いたり動画を見ながら入浴出来る。
浴室乾燥機及び物干し竿も設けたので、ホシ姫サマと合わせるとかなりの室内干しが可能だ。
一階は以上である。