Quantcast
Channel: 心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく・・
Viewing all articles
Browse latest Browse all 384

温泉旅行20

$
0
0











前回の続き。

「マルガージェラート」を後にし、続いて腹拵えに「Heart & Beer 日本海倶楽部」(以降「日本海倶楽部」)を目指す。こちらは私では無く嫁の希望で行く事となった地ビールが売りのレストランである。勿論運転する私は飲まないが。(尤も私は飲めなくても構わない。)

到着した日本海倶楽部は日本海を望む高台の公園の様な敷地に建っていた。(画像1)なかなか手入れがされている様に見受けられた。
店内には地ビールを作る為の銅製の煮沸釜らしきモノと水出し珈琲用サイフォンらしきモノが展示されている。(画像2)実際に使用されているモノだろうか?

早速の嫁のオーダーは「Weizen」。(画像3)フルーティーな馨りと爽やかな味、喉越しの良さが魅力の上面発酵ビール、所謂白ビールと言われるモノである。
味は良いらしいが、甘めなので、やはり苦いビールが欲しくなったとの事。困ったモノだ。
昼食を兼ねているので私はイタリアンセット、嫁はアラカルトの「蛸とオリーブのトマト煮(夏野菜・トースト添え)」を注文した。
イタリアンセットは前菜、サラダ、おまかせパスタ又は薄焼きピッツァ、牛肉と赤ワイン煮のリゾット、デザートと言うコースである。やはり?パスタをチョイスした。

嫁の注文した蛸とオリーブのトマト煮(画像4)は、トマト煮を野菜やトーストに載せて食べる。さっぱりとしており、ビールに良く合うらしい。
画像5がイタリアンセットの前菜。特に生ハムが美味しかった。
画像6がサラダ。まあ野菜嫌いの私にサラダを語れと言われても無理が有るが、一応残さず全て食べた。

画像7がおまかせパスタ。ボンゴレビアンコだった。シーフードは好きなのだが、正直言うと私はボンゴレが余り好きでは無い。と言うか、アサリ等の貝殻が料理に入っているのが面倒で好きでは無いのだ。実を言うと小骨の多い魚等も苦手である。味噌汁等でも貝は良い出汁が出るが、態々殻から貝の身を取り出してまで食べようとは思わないのだ。(味噌汁の場合は、食べ終わった殻をどうするかも悩む。大抵は殻入れ等は用意されていないと思う。)但し大きなアサリの酒蒸し等の様に貝自体がメインの料理で、殻が有っても食べ易いのであればそれ程気にしない。
要するに、個人的にはボンゴレや貝の味噌汁には、貝殻を取り除いて貝の身だけを入れて欲しいのだ!(見栄えとして貝殻が必要なら、面倒だと思うが、一旦貝殻から身を外して、殻ごと麺の上に盛り付けて欲しい。)
少々料理人の気持ちは考えず、自分勝手な意見を述べさせて頂いたが、今回のボンゴレビアンコは、食べ難いと言う点を除けば美味しいし、良いメニューだったと思う。

次が牛肉と赤ワイン煮のリゾット。(画像8)余りに美味しそうだったのか、写真を撮る前に手を付けてしまった。思い出した様に写真を撮ったので、少し全体のボリュームが少なくなっている。(我ながら酷いミスだ。)牛肉もリゾットもどちらも食感、風味ともに満足出来る一品だった。

最後はデザート。(画像9)オレンジのムースにマンゴーのソース。下はジュレ状の層になっている。さっぱりとした酸味が良い清涼感で、甘味とのバランスも良い。

一通り食べて満足したが、嫁はやはり少し苦が目のビールも飲みたいらしく、土産として「Pilsner」を購入。(画像10)ホップの馨りと程良い苦味が特徴の黄金色の下面発酵ビールで、現在の日本のビールのスタンダードスタイルとも言える。

さて、この日本海倶楽部は牧場の様な施設も備えているらしく、ミニチュアホースやラバ、ポットベリー等の動物を見る事が出来る。更には餌遣りやラバスと言うラバ車に乗車する事も出来るのだ。(画像11、ラバスを設定している様子。)
しかし写真を撮らせて貰うと、しつこく餌遣りやラバスの乗車を勧誘されたのが迷惑だった。写真を撮らせてやったのだから餌台位は出せと言う様な態度が気に入らない。
少々補足させて頂くと日本海倶楽部は障害者支援施設としてもかなり大きな役割を担っている様で、多くの障害者がこちらで就業している。実際牧場はアニマルセラピーも兼ねた効果的な就業支援になっていると思う。
今回の勧誘も働いている障害者の方々の為を想っての事なのかもしれないが、それで客に悪い印象を与えるのはどうかと思う。結局良かれと思って行なった事が、「障害者が働いているから不快になる」と思われると完全に逆効果で、尚一層障害者に対しての偏見がまだまだ残っている世間の目が厳しいものとなってしまうのではないだろうか?
個人的には障害者以外のスタッフの教育も必要なのではないかと思う。(勧誘してきた方は、私の判断では健常者又は障害が有ったとしても軽度だと思われる。)

実は、日本海倶楽部は地ビールだけでなくエミューと言うダチョウの様な鳥も大きなセールスポイントとなっており、牧場でエミューが飼育されており、観察する事が出来るだけでなく、レストランではエミュー料理を食べる事も出来る。(今回は食べなかったが。)
折角なのでエミューも見てみたかったのだが、勧誘を避ける為、直ぐに日本海倶楽部を出て百楽荘へ向かう事にした‥少し残念である。

次回、いよいよ百楽荘に到着。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 384

Trending Articles