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Channel: 心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく・・
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時計73

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「時計71」の投稿で不具合が発生しメーカー送りとなってしまった嫁の時計である「Breguet」の「CLASSIQUE 8067」。

結局異常の原因は地板受けの摩耗と言う信じられない様な理由であった。
OH(オーバーホール)の費用に怯えていたのだが、前回のOHから2年でこの不具合と言う事も有り、本来なら2年以内が保証期間なのだが、2年を超えていたにも拘らず、何と無償でOHをしてくれた。(購入店が肩代わりしてくれたのか、Breguetがサービスしたのかは不明。)

流石に無料は有り難いが申し訳無いと言う気持ちも強く、それならばとまた新しいストラップをオーダーする事にした。

「時計54」の投稿で述べた様に、ホワイトのサテンストラップをオーダーして使用していたのだが、ホワイトのサテンは傷みが早い。汚れが目立ち、余りBreguetらしい高級感を感じなかった。
サテンはブラッグが一番だと結論。
しかし嫁は、淡いカラーのストラップが好みの様で、それならやはり鰐革が良いだろうと言う事になった。
「時計17」の投稿時のホワイトのクロコダイルレザーストラップは、「時計54」の投稿時にはかなり変色していたが、それでもサテンの白よりは十分に長持ちしている。
嫁は色の経年劣化も考慮に入れ、今回は薄い茶系でエナメル加工のモノをオーダーした。

私も初めから茶色なら薄い色が経年により濃くなってもそれ程違和感が無いと思う。また無難なカラーなので時計に合わないかも知れないと言う心配も無い。淡い色ならホワイトの時に近い感覚で使う事も出来そうだ。

そしてOHが完了、ストラップも新しいモノが取り付けられ帰ってきた。
画像1がダイヤル側、画像2がシースルーバック側である。「時計58」の投稿で述べた私のBreguet「TRADITION 7027」に装着したオーダーストラップと同様、裏にはBreguetの文字と「Cousu main」(手縫い)の型押し刻印が刻まれている。

店舗で歩度を測定して頂いた結果は以下の通りで、
Breguet CLASSIQUE 8067 FULL WIND(40h)振動数21600bph
縦置き 3時下位置  日差-5
縦置き 3時上位置  日差+5
縦置き 12時下位置 日差+4
平置き 文字盤上位置 日差+3
平置き 文字盤下位置 日差-2
平置きのテンプ振り角 309°
最も悪い姿勢でのテンプの振り角が264°
機能点検(竜頭、自動巻き機構、ゼンマイ巻き上げ)異常無し
となった。姿勢差±10秒で上手く日差0付近に纏めてあるのは流石の調整と言えるだろう。
今回OHをする切っ掛けとなった竜頭も問題無く巻く事が出来た。

新ストラップだが、これは私も良い色だと思った。(画像3、4。「時計58」の投稿の私のオリジナルカラーストラップを装着したTRADITION 7027と一緒に撮影。画像3は時計全体、画像4はストラップの拡大。)

嫁もかなり気に入った様である。早速装着しようとすると‥ストラップが長過ぎて腕に収まらない!
短いサイズ、所謂「寸短」のストラップを注文した筈が通常のサイズのストラップになっていた!?
店舗に問い合わせてみると、確かに寸短でオーダーが入っているが何処かで話が抜けたのか寸短で無いモノで仕上がっていたらしい。スタッフも流石に寸短かどうかまでは気にしていなかったとの事。
結局同じ色で作り直して貰える事に。(また完成までは数ヶ月掛かる。)これはこれで何だか申し訳無く感じるが、全く嫁の腕周りでは使用出来ない為仕方が無い。

折角ケースの磨きをして新品の様な輝きに戻ったCLASSIQUE 8067だが、結局ストラップは古惚けたホワイトのレザーストラップを取り付ける事になった‥残念である。

貨幣セット「手ぶくろを買いに」

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「料理9」の投稿で、嫁が「ぐりとぐら」に登場するカステラを作ってみた事を述べた。

その際に、嘗て国語の教科書に教材として載っており、私の記憶に残った作品を何点か挙げた。
巨大な魚に擬態する事で挑む「スイミー」、馬頭琴伝承の「スーホの白い馬」、クリスマスツリーを連想する「モチモチの木」、クジャクヤママユが気になった「少年の日の思い出」、良い話には裏が有った「繁栄の花」、臆病な自尊心と尊大な羞恥心が心に刻まれた「山月記」、実際に試してみた「ちいちゃんの影送り」、えんびフライを食べたくなった「盆土産」等である。

他に「ごん狐」と「手袋を買いに」も挙げたのだが、この2作はどちらも児童文学作家である故「新美南吉」氏の作品である。
ごん狐は子狐のごんと兵十の擦違いを描いた切ない物語、手袋を買いには逆に互いに偏見の有る狐と人間が少し理解を深める仄々とした物語である。
テーマ等は私の足りない脳味噌では計り知れないが、物語としては十分に面白かったのだろう。それ故今尚、心を捉えて離さないのだ。

そんな手袋を買いにが今回貨幣セットとして世に出る事になったので紹介しようと思う。
「貯金3 その1及びその2」の投稿で述べた、「地方自治法施行60周年記念500円バイカラー・クラッド貨幣」及び「1000円銀貨幣」を作成している「独立法人 造幣局」が新たに日本の名作童話をテーマとして貨幣セットを販売する事となった。
その第一弾が「貨幣セット『手ぶくろを買いに』」である。(画像1)

新美氏が今年生誕100年を迎え、その記念として平成25年銘の未使用貨幣6種類と、手袋を買いにの物語に基づき表面に「狐の親子」、裏面に製造年「2013」と「手袋」が描かれた丹銅製メダルが収められたセットが作られた。(画像2)童話「手ぶくろを買いに」の物語を収めた小冊子も付属する。

勿論「お手々がちんちんする」と言った当時の文章もそのままに記載されている。

価格は\2,300で限定数は50,000。まだ申し込みは可能なので興味が在れば是非手に入れて頂きたい。

貴方も貨幣セット「手ぶくろを買いに」を眺めつつ、時代が流れても変わらず語り継がれる新美氏の作品に想いを馳せてみては如何だろう。きっと小学校の思い出と共に、当時作品を読んで学んだ事が蘇ってくる筈だ。そしてその作品は現在も変わらず世代を超え、国語の教材として小学生を成長させている。親子で夫婦で思い返して頂きたい。

酒8

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このブログに登場する所謂「酒」は殆どがシャンパーニュかカクテルで、この「酒」の投稿ではシャンパーニュばかりを取り上げてきた。

と言うのも、私自身が殆ど呑めない体質であり、運転と飲酒、どちらかを選ぶなら迷わず運転を選ぶ位である。(「自動車2、3」の投稿参照)
下戸の場合、アルコールに求めるモノが多分呑める方と違うのだと思う。呑める方は多分「酔い」が重要なのだろう。寧ろ酔いが有るからこその酒と言える。しかし、呑めない者には頭痛や気持ち悪さの元となる酔いより「雰囲気」の方が重視される。(勿論呑める方が雰囲気を疎かにしていると言う訳では無い。)
呑めない私が呑むモノだからこそ、それ相応の拘りや楽しみが欲しいのだ。そうでないと敢えて苦手なモノに手を出す意味が無い。シャンパーニュはその特別感や伝統を感じる事が出来、カクテルはバーテンダーの美しい技と丁寧な接客、そしてその店自体の空気を堪能出来る。それが私が辛うじてこれらを嗜めている理由と言えるだろう。

その為、それ以外の酒がこのブログで取り上げられる事は少ない。当たり前だがシャンパーニュだけが特別感や伝統を持っている訳では無く、日本酒、焼酎、ビール、ウィスキー、ワイン何でもそれぞれに価値が有るのは言うまでも無い。しかし個人的にはシャンパーニュにはこれら以上に人を魅了するセクシーさが有ると思う。フランスらしいエスプリが効いているのかもしれない。

そんな余りこのブログでは取り上げられない酒のひとつであるビールだが、実はそれでも結構登場しているのだ。
「温泉旅行20」の投稿では奥能登の地ビール、「大阪旅行13」の投稿ではドイツの「Schöfferhofer GRAPEFRUIT」、「大阪旅行19」の投稿では同じくドイツビールの「Radeberger PILSNER」、「東京旅行29」及び「ショットバー」の投稿ではオランダの「Heineken」、「石川旅行」の投稿ではカクテルになっているが「GUINNES」‥思ったより多いかもしれない。尤も、スタンダードなビールを態々取り上げないので、海外のモノや地ビールばかりだった。

今回は珍しく、国産「KIRIN」のビールを取り上げてみようと思う。
KIRINの次世代プレミアムビール「GRAND KIRIN」。新しくKIRIN独自の「ディップホップ」製法に拠って豊潤なコクと深みの有る香味・余韻に拘ったビールらしい。(画像1)

専用のグラスボトルに封入されたスタイルが好評だが「7-Eleven」等の極一部のコンビニエンスストアでしか販売されておらず、私も最近まで知らなかったビールだ。
調度、新作である「GRAND KIRIN THE AROMA」が出て私の知る所となり、更に7-Eleven以外のコンビニエンスストアでも販売が開始されたとあって、早速この2本を購入してみた。(画像2、「雑貨9」の投稿で紹介した「Tempo Drop」と合わせて撮影。Tempo Drop内にはかなりの結晶が蓄積されている。)
尚、GRAND KIRIN THE AROMAには華やかでフルーティーな馨りが特徴の「ブラボーホップ」を採用したとか‥

但し、味が解る程私はビールを呑んでいないので、ビール党の嫁に試飲して貰う。
GRAND KIRINは確かに呑み易いし味も良いらしい。元々、嫁はKIRIN「LAGER BEER」の味が好みだったらしく最近は「SUNTORY」「The PREMIUM MALT'S」を愛飲している。「Asahi」の「スーパードライ」よりLAGER BEERの味が好きとの事だ。(私の両親は逆にキレの有るスーパードライ派である。)
尚この2種類では確かにGRAND KIRIN THE AROMAの方が馨り等は良いらしいが、ビールらしい味のGRAND KIRINの方が嫁は好みとの事である。御気に入りのThe PREMIUM MALT'Sと良い勝負らしい。

兎に角、十分に満足出来るGRAND KIRIN。皆も御験しあれ。

自動車8

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「流行語大賞は『弱い者いじめ』=鈴木修スズキ会長兼社長、軽自動車増税案を批判」
こんな見出しをYahoo!ニュースで発見。

「SUZUKI」の鈴木修会長兼社長は20日、総務省が検討している軽自動車税(市町村税)の増税案に触れ、「流行語大賞は『弱い者いじめ』にしよう」と皮肉を述べた。
同日報道公開が始まった東京モーターショーで記者団に語った。「DAIHATSU」と「HONDA」が出展したスポーツタイプの軽自動車については、「軽は貧乏人の車だ。スポーツカーは要らない」と消極的な姿勢を示した‥との事である。

「貧乏人」や「弱い者いじめ」等、品性を欠いた台詞に批判が集中していた様だが、正直私にはそちらの批判はどうでも良い内容である。
重要なのは軽自動車増税についてであろう。

抑々、軽自動車の扱いが特別なのは1949年に遡る。
1940年、自動車税が創設されるも当時は自動車が普及する前であり、自動車は高級品であった。軽自動車と言う規格も無かった。
1949年に軽自動車の規格が制定、通商産業省(現、経済産業省)は自動車を普及させ欧米の様な車社会を目指す為、1955年「国民車構想」を打ち出す。
1958年、自動車税から軽自動車税が分離される。自動車は贅沢品として課税対象だったが軽自動車は性能的にもかなり劣っており生活に必要な必需品と言う扱いとなり、税金等が優遇される。
これが軽自動車が鈴木氏が「貧乏人の車」と呼んだ理由であり、軽自動車(税)が安いとされる所以である。

だが、現在では1000cc等の小型の普通自動車と性能的にも迫ってきており、グレード等に依っては、普通自動車以上の価格のモノも多く存在する様になった。
最早「貧乏人の車」と言える様な存在ではなくなったのだ。
更に現状は中古車の流通も増え、それ程裕福で無くとも十分に普通自動車を維持出来る世の中である。軽自動車は必需品として優遇される意味が有るのだろうか?

私の個人的な意見を述べるなら、最早軽自動車の優遇は必要無いと思う。更に言えば現在の規格の軽自動車と言うジャンル自体が必要無いのではないかとも思う。
全長3,400mm以下、全幅1,480mm以下、全高2,000mm以下、排気量660cc以下、定員4名以下、貨物積載量350kg以下が軽自動車の規格である。
確かに、独自規格に依って進化を遂げた軽自動車は日本が世界に誇れるコンパクトカーであり、現状ではその制約の中で限界近くまで性能を引き上げる事に成功している傑作と言える。
唯、如何せんその制約が、限界近くまで進化した現状では足枷ではないだろうか‥
つまりこの軽自動車の規格を廃止する事でこの制約を超えた新しい自動車が生まれる可能性が有るのではないか?と言う事である。

私のアイデアとしては、排気量100cc刻みで税金や規格を決めればいいのではないかと思う。(素人の意見で申し訳無い。)
表題の通りこれで軽自動車のスペックの自動車の増税に繋がると反対が出るのは必至である。しかし、800cc、900ccと660cc~1,000ccの間を埋めるスペックの自動車が有り、調度660ccの税金\7,200と1000ccの税金\29,500の間の金額の税金を設定(例、800ccが\12,000、900ccが\20,000)すれば、名目上軽自動車規格を無くす事が出来る。あくまで700ccの自動車という扱いに出来るだろう。
この場合、軽自動車の増税が発生しないし、1,000ccの税金の引き下げも発生しない。軽自動車の増税は見送る事が出来、660cc以上1,000cc以下の車の出現により、軽自動車より高性能かつ税金が1,000ccより安い車が作成される。
更にもう一つの利点として、後々増税をし易いと思う。\7,200を\8,000に変更する等僅かな調整によっても大きな税収を見込めると予想する。基本的に税金は取り易い所から取るのが理想なので、100cc毎に税額を設ける事で金額を改定し易い筈だ。
勿論660cc以下も作れば良い。500ccや400cc等にもそれに準じた税金を設定すれば低所得者ももっと容易に車を維持出来るだろう。

また400cc以下はそれこそ本当に「低所得者用の減税車」として優遇すれば良い。(車両価格も抑え清貧な自動車とし、但し定員は2名以下で高速道路が走れない等、いくつかの規制を設ける必要は有るだろう。)
尤も、パーソナルモビリティ(「motor compo」及び「YikeBike」の投稿参照)やミニカー(画像は「光岡自動車」の「MC-1(K-1)」。光岡自動車のミニカーについては「TOYAMA DESIGN SELECT 2008」の投稿参照)等の本当に安価な4輪の移動手段も有るのだから、まずはこれらを優遇するべきだろう。低所得者や地方での移動手段として必要な方が入手が容易且つ使用し易い環境を整えると良い。

今回は環太平洋戦略的経済連携協定(Trans-Pacific Strategic Economic Partnership Agreement:TPP)等の影響も有り、大きく取り上げられる事となったが、今後の日本政府の政策に期待するしかない。この様なブログの一案でも一人でも多くの方々の目に触れれば、何かしらアイデアが生まれるのではないかと思う。皆も日本の自動車産業をより良くする為にも御一考頂ければと思う。

自動車9

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前回に続き、「流行語大賞は『弱い者いじめ』=鈴木修スズキ会長兼社長、軽自動車増税案を批判」と言う記事のYahoo!ニュースについてである。

「SUZUKI」の鈴木修会長兼社長は20日、総務省が検討している軽自動車税(市町村税)の増税案に触れ、「流行語大賞は『弱い者いじめ』にしよう」と皮肉を述べた。
同日報道公開が始まった東京モーターショーで記者団に語った。「DAIHATSU」と「HONDA」が出展したスポーツタイプの軽自動車については、「軽は貧乏人の車だ。スポーツカーは要らない」と消極的な姿勢を示した‥と言う内容であった。

前回の投稿では「軽自動車税」について少々述べさせて頂いたが今回は「スポーツカーは要らない」と言う点について少々考えてみようと思う。

「DAIHATSU」と「HONDA」は「東京モーターショー2013」にそれぞれ「KOPEN RMZ」及び「KOPEN XMZ」(以降KOPEN)と「Honda S660 CONCEPT」(以降S660)をコンセプトカーとして出展している。
KOPEN(画像1、RMZ。)は「Copen」、S660(画像2)は「BEAT」(若しくは「S500」、「S600」)の後継機として作られており、どちらもオープンライトウェイトスポーツを楽しめる軽自動車である。

嘗て軽自動車には「A・B・Cカー」と言われるライトウェイト2シータークーペの車々が存在した。「MAZDA(AUTOZAM)」の「AZ-1」、HONDAのBEAT、SUZUKIの「CARA」と「Cappuccino」である。それぞれの頭文字を取ってA・B・Cと呼ばれていたのだ。
どれも特徴的な自動車で非常に楽しい仕上がりであった。但し、軽自動車の規格改定前に作られたモノばかりで、衝突安全性能が高くなく「走る棺桶」とも称された。運転する喜びと事故の怖さを教えてくれた名(迷?)車である。
その後、軽自動車でこれらの様な存在は皆無だったのだが、DAIHATSUがCopenを発表。新時代の軽オープンスポーティカーとして人気を博した。私としては「A・B・Cカー」の伝統に則り、頭文字が"C”だった事が嬉しかった。尚、コンセプトモデルは今回同様KOPENであった。K(軽)+OPEN(オープン)=KOPENである。
そのCopenもディスコンティニュードになり、再びこのジャンルは空席となっていたのだが、今年のモーターショーではその穴を埋めるKOPENとS660が発表され、車好きの話題となった。
バリオルーフと自在な着せ替えでカスタマイズが楽しめるKOPEN、ミッドシップレイアウトと近未来的で美しいスタイルで操る楽しさ満載のS660、個人的にはどちらも魅力的で有りだと思う。

だがここに反論しているのが嘗てCARAとCappuccino、それ以外にも当時軽自動車最速と言われた「ALTO WORKS」等を販売していたSUZUKIの会長の鈴木氏である。
少々経歴を考えると矛盾が有る様にも感じるが、今の鈴木氏の考え方ではスポーツカーは要らないのだろう。

実は私も軽自動車にスポーツカーは要らないと思う。理由は「軽自動車が貧乏人の車」と称される限り、必要無いと言わざるを得ない。低所得者や地方の移動手段として仕方無く選ぶ自動車なら楽しむ事より優先すべきはコストであろう。更に言うならオーディオ等の贅沢装備も必要無い。(エアーコンディショナーは熱中症の危険が有るので止むを得ない。)

しかし「貧乏人用」ではなく「唯の660cc」の自動車なら別である。スポーツカー、オープンカー大いに結構だ。上記の通りOPENとS660はどちらも面白そうで私も欲しい位である。
つまり前回の投稿で述べた様に、軽自動車規格を無くしてしまえば全く問題無い。寧ろS660なんかは排気量を800ccまで上げて「S800」の再来にして貰いたい位だ。衝突安全性やボディ剛性、安定性等も軽自動車の規格とは比較にならないモノになるだろう。(個人的にはライトウェイトなら800cc~1000cc位が燃費も含め一番バランスが良い様な気がする。)660ccで無理やりパワーを捻り出すよりは環境にも優しい筈だ。
やはり軽自動車規格を廃止し100cc毎に税金や規格を設定する方が(取り合えず私にとっては)メリットが大きい様な気がする。

尤も、私は別に軽自動車を貧乏人の車と思っている訳では無いのでKOPENとS660が軽自動車規格でも良い(仕方が無い)しそれはそれで魅力が有る。(ほんの少し大きくなればもっと楽しいし安全だろうと言う事に過ぎない。)

軽自動車は低所得者の為の自動車なのか?その根源が揺らいでいる今、そして自動車に再び運転する楽しさを見出そうとしている今、政府の結論が待たれる。出来る限り多くの日本人にメリットが有る(それでいてちゃんと税収も確保出来る)決定を期待する。

コンピューターゲーム27  その8

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期間限定イベントである「期間限定!海域『決戦!鉄底海峡を抜けて!』」が終了した「艦隊これくしょん~艦これ~」(以降艦これ)。

20日までの予定だったものが、多分エラー等の頻発により着任(ログイン)出来ない状態が発生した為か、1週間期間を延長し27日にイベント終了となった。

1週間期間が延長した事も有り、何度か「アイアンボトムサウンド(E-4)」に挑んだものの、撃破対象である「航空戦艦"飛行場姫"」の装甲ゲージを2/3程度削る位が限界であった。(画像1、ボス到着後、最悪の戦果。)
その時点で再び資材が残り10000を切った為、クリアを断念。

それにしても流石と言うべき難易度だった。資材と応急修復剤がもっと有れば基本的に資材等を課金する気は無い。
資材を溜めつつ時間を掛けて楽しむゲームだと思っているので、資材の購入し始めると早く飽きてしまいそうなのだ。それに無理に課金して艦娘を「コレクション」して早く揃えてしまってらモチベーションが低下すると思う。(貧乏人の負け犬の遠吠えでは無い、筈‥)
モチベーションを有る程度維持する為にも、やはり母港拡張かドック拡張のみの課金を基本としたい。(現状は母港拡張のみしか行っていないが。)

E-4攻略を諦めた私は、「サンタクロース諸島海域(E-3)」を連戦する。E-3は前回の投稿で述べた通り、重巡洋艦「衣笠」や軽巡洋艦「阿賀野」、正規航空母艦「瑞鶴」を入手出来た海域である。
まだ入手していない軽航空母艦「瑞鳳」や正規航空母艦「翔鶴」の入手の可能性が有り、更にレアリティの高い駆逐艦等もドロップする様なので周回してみる事にした。

さて結果は・・・・・・惨敗!
瑞鳳も翔鶴も欲しい駆逐艦も出現しなかった。
‥いや、本当であれば惨敗では無く、良いドロップが続いたのだが新艦娘を迎える事が出来なかったと言う事である。
E-3周回で、軽巡洋艦「夕張」が3隻、衣笠が4隻、重巡洋艦「熊野」が3隻、阿賀野が3隻に増えた。新艦娘の事を除けば十分な戦果と言えるのだが‥(画像2、リストに表示されていないLVが上がった艦娘をそれぞれ1隻ずつ所有。)

イベント終了時間間際に一番簡単な「サーモン諸島海域(E-1)」に数回挑戦し重巡洋艦「鈴谷」をGET!(画像3)これは所有していなかったので嬉しい成果である。実は延長の1週間は鈴谷と熊野が出現し易く設定してあったらしい。(E-1~E-3全てのボス戦でドロップする設定だった様だ。)

艦娘については以上だが、それとは別にもう一つこのイベント中の戦果が有る。「家具コイン」70,000枚と現在最も交換に必要な枚数が多い家具である「『長門』模型と桐箪笥」を入手する事が出来たのだ。実は今回のイベント終了に合わせて無くなる家具だった為、慌てて貯蓄を開始、何とか70,000枚溜める事に成功したのはイベント終了ギリギリであった。(画像4)
兎も角、艦娘の戦艦「長門」と合わせて飾る事も出来て満足だ。(画像5)

こうして鈴谷入手を最後にこの秋の艦これ一大イベント「期間限定!海域『決戦!鉄底海峡を抜けて!』」は幕を下ろしたのだった。
これからは暫く消耗した資材等の確保が最優先課題となるだろう。
それにしてもなかなか疲れるイベントだった。少し燃え尽きた感が有る‥

インターネット4

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地方に住んでいると、インターネットでのオンラインショッピングがかなり楽である。
都会に出ないと手に入らないモノも簡単に購入出来るのだ。その為、私は結構インターネットショッピングを利用している。

さて今年も12月、師走である。飾り付けがなされ煌びやかな街並みを眺めているとクリスマスが待ち遠しくなってくる。
勿論今年も有る程度クリスマスパーティの準備をしようと某百貨店のオンラインショッピングで注文する事にした。
まだ12月になったばかりだが、既に完売している商品も見受けられる。日が過ぎれば魅力的な商品は無くなってしまうだろう。

興味の有る品を数点見つけたので纏めて注文。これでクリスマス直前に慌てる事もないだろう。
流石は私である。(自画自賛)

‥そう思っていたのも束の間、大きな落とし穴が有ったのだ!!(所詮は私である。)

このオンラインショッピング、決済してから気付いたのだが発送日が指定出来ないのである。
不思議に思って問い合わせのメールを送付。(クリスマスを過ぎたりすると役に立たない!)

「現在のシステム上、配送時期をお選び頂けない商品をご注文頂きますと他の商品も配送時期が選べない状況でございます。お客様には解りにくくご不便をおかけしまして大変申し訳ございません。
今回ご注文頂きました商品につきましては、下記のとおり別便でのお届けとなります。(それぞれの配送伝票番号でございます)」と言う回答を頂いた。

注文の品にはテーブルに飾るつもり(一応嫁に贈る算段)の生花のフラワーアレンジメントも注文していたのだが、回答では受注生産の為、注文より2週間位掛かる様だった。

2日後、早速2品が到着。早い。
そして翌日にはなんと、フラワーアレンジメントが手元に!?(画像1、2。画像1は全体の雰囲気、画像2は花の拡大。)
クリスマス用のつもりでオーダーした花が、12月の頭に到着してしまった!どう考えてもクリスマスまでもたないだろう。確かにクリスマス「前」には届いたが‥
正直どうしようもないので再びこの件をメールしてみた。

メールの回答はそっけないもので「連絡を差し上げて対応いただくよう、お願いさせていただきましたが、ご連絡はございましたでしょうか。」との事。溜息が出た。
発送まで2週間位掛かると言う内容だったので当然だが態々連絡はしていない。(更に、商品到着希望日を連絡して欲しいと言う文面は見当たらなかったと思う。)私が悪いのだろうか?唯のクレーマー扱いになっている様だ。

後にフラワーアレンジメントを製作してくださった花屋より電話が有った。

クリスマスには早いと思いつつ、オンラインショッピングで購入され配達日の希望が無かった為、そのまま発送してしまったとの事だった。
この百貨店では様々な商品をオンラインショッピングで購入出来るが、複数の注文が有った場合は、それぞれの品を取り扱う店舗(テナント)にのみ伝えているらしく、他に何を注文したのか等は各店舗には知らされていない模様。
結局、纏めて何を注文したか理解しているのはオンラインショッピングの受付をしている担当者のみと言う事なのだろう。(2週間と言う期間も何処から出たのだろうか‥)

それ故、花屋は直ぐに発送する品だと勘違いして今回の様な事が発生した様だ。
この花屋は、クリスマス近くに再度フラワーアレンジメントを新たに発送してくれるとのとても有難い対応をしてくれた。尚、今回のアレンジメントはそれまで楽しんで欲しいとの事。
こちらとしても大変誠意の有る対応をして下さったと思う。正直、問題なのはオンラインショッピングのシステムとその担当者であって花屋には殆ど落ち度が無いと思うのだが、好意に甘えさせて頂く事にした。

正直、当百貨店に対する評価がかなり悪くなっていたのだが、この花屋の素晴らしい対応の御蔭で溜飲が下がった。
百貨店側からするとこの様なクレームは本当に迷惑だとは思うが、そのクレームに向き合う事で、今後再び起こり得る消費者の不満の解消に繋がる筈だ。出来れば真摯に受け止めて頂ければと思う。

それにしてもオンラインショッピングは便利だが、実際に顔が見えない分意志の疎通が大変重要だと改めて実感した出来事であった。
取り敢えずはクリスマスまで綺麗なフラワーアレンジメントを楽しむ事にしよう。

LAMBDA

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「NOMOS SUNDIAL」の投稿から何度も当ブログに登場している「NOMOS」。
理由は、低価格ながらムーブメントの完成度も高く、初めての機械式時計としても誰にでもオススメ出来るブランドだと感じているからだ。

実際、弟と共に退職記念として母に贈った時計がNOMOS「SERIES 33」の「TANGENTE」である。(「時計41 その4」の投稿参照)その際に改めてやはり良い時計だと感じた。
また、NOMOS SUNDIAL(日時計)も私自身購入しているし(「時計18」の投稿参照)、ブログ「ろこあのイラストレポート」の「雪野ろこあ」様にキリ番のプレゼントとして贈っている。(「ブログ近況6」の投稿参照)
つまりNOMOSは私が結構気に入っているブランドなのだ。

そんなNOMOSの新作「LAMBDA」(画像1)と「LUX」(画像2)を紹介しようと思う。
LAMBDAはラウンドケースで大型のパワーリザーブインジケーター(駆動時間表示)が最大の特徴、LUXはシンプルな3針スモールセコンドだがNOMOS初のトノー型ケースである。
LAMBDAは18KWG及び18KRGケース、LUXは18KWGケースのみとなっている。LAMBDAはケースに合わせてダイヤルカラーが違い、LUXは2種類のダイヤルが現在発表されている。
どちらも現在はゴールドケースのみの展開となっているのがNOMOSらしくないと言えるが、その分ムーブメントも凝っている。
LAMBDAに搭載されている「Cal.DUW 1001」(画像3)、LUXに搭載されている「Cal.DUW 2002」(画像4)、基本的には同スペックのムーブメントである。Cal.DUW 2002はトノー型ケースに合わせたトノー型の専用ムーブメントとなっている。
ドイツ・グラスヒュッテ様式と言える3/4プレートは当然として、ゴールドシャトンのブルースチールビス止めやチラネジテンプにスワンネックを採用した緩急針、テンプ受けにはエングレーブも施されており、完全なドイツメイドの高級機仕様となっている。

尚、通常のグラスヒュッテ・ストライプ(コート・ド・ジュネーブ)装飾と異なり、香箱からサンレイタイプの放射状ストライプとなっている。(私の所有する「PIERRE KUNZ」の「CUPIDON」のムーブメント装飾に近い。)

振動数は21600bphでパワーリザーブ(最大駆動時間)は何とツインバレルで84時間となっている。
LAMBDAのダイヤルの大型パワーリザーブインジケーターを見てみるとパワー0の先に赤いドットが6つ描かれている。(画像5、ダイヤルの拡大。)これはもしや「PEQUIGNET」の「RUE ROYALE」(同名の投稿参照)と同じく、0以上は等時性が保証されている(規定の精度が維持されるトルクを有する)状態で、0以下の赤いドット部分は精度の保証は無いが駆動可能の状態なのか?つまり実質の駆動時間は90時間以上なのかもしれない。(詳細な情報が知りたい。)

兎も角、装飾もスペックも満足出来そうなムーブメントには違い無い。

一応今回のメインで有るLAMBDAは、時計自体にも少々触れようと思う。
画像6はストラップを含めた全体像、画像7は背面のシースルーバックである。悪く無い。
ケース径は42mmでケース厚は8.9mm。このサイズはまあドイツ的と感じる。(欲を言えば40mm×8mm以下が良かった。)唯、サイズは少々大きいが、ダイヤル部分に破綻が無い、如何にもNOMOSらしいシンプルな雰囲気が私好みである。
最大の特徴とも言える大型パワーリザーブインジケーターが他には無い独特な個性を引き出しているのも良い。パワーリザーブインジケーター、時分針、スモールセコンドが中央に整列している為、すっきりして見えるのは勿論だが、一見するとレギュレーター(時、分、秒針が独立した時計)風に見える点も評価したい。(ドイツらしい。)
ダイヤル(一応シルバープレートの様だ)やインデックス、ハンドもシンプルでこの点はNOMOSらしい。バウハウス様式の美的センスを感じる。

現状ではこの程度の情報のみで入荷時期や価格等は不明。(個人的な予想では100~150万の間位か?)
もしSS(ステンレス・スチール)で100万以下なら更に魅力が増すのではないだろうか。(SSは現在ラインナップされていない。)

時計好きにはかなり魅力的に映るであろうLAMBDA。ドイツウォッチらしさが溢れている。完成度も高そうなので買って後悔はしない筈だ。貴方もLAMBDAでグラスヒュッテの伝統に芽生えた新しい息吹を感じてみては如何だろう。

美容と健康24

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「美容と健康21」の投稿時の歯の治療から約半年が経過した為、再び定期検診に行って来た。今回は特に歯が欠けや疼痛の様な不具合が有る訳では無い。(歯科医師からは治療が全て完了してから約半年毎に検診に来る様言われており、その様に予約を入れている。)

「美容と健康19」及び「美容と健康21」の投稿と同じく、全ての歯の状態を検査する「歯周診断」が実施され、その結果である「歯周診断書」を頂いた。(画像参照)

歯周ポケットの深さが、前回より深くなっている歯は5本、浅くなっている歯は5本と言う結果であった。
本数だけ見ると±0で変わらないと言えるが、歯周診断書を確認すると良くなっているのは上顎歯が多く、悪くなっているのは下顎歯、それも左側が多いと言う事が解った。
また左の奥歯が歯周ポケット5mmと非常に悪い状態になっている。前回の結果では5mm以上はなかったので気になる点だ。

結果、歯磨きは上顎歯がこれまでより丁寧になり、左側下顎歯は粗略になっているのだろう。その点を注意して歯磨きを行えば、もっと効果的だと思う。

実際、この様な歯周診断書を頂いても、暫くすると内容を忘れてしまう。しかし例え半年毎で在っても、定期的に診断書を見る事で、丁寧に歯磨きする事を思い出す事が出来る。これだけでもやはりメリットが有ると思う。

さて、出血部位に関しても前回から更に少なくなり、今回は5本だった。炎症を起こしている歯茎が全体の17%まで改善した事になる。
歯科医師には、折角ここまで改善してきたのだから10%以下を目標にする事を言われた。実際にこの診断書の様に改善や悪化等が目に見えると解り易いし遣り甲斐が出てくる。目標も数値化出来る為、モチベーションも維持し易いと言える。
現状では出血部位を2箇所減らす事が出来れば目標達成である。

次回の目標としては、歯周ポケットは全て4mm以下、出血3箇所以下、支障ポケットの改善箇所>悪化箇所、5本有る歯周病の歯を1本は3mm以下にすると言ったところだろうか。更に歯磨き忘れも無くしたい。(これが一番難しいか?)

暫く歯科医院通いで歯石の除去等を行い、より綺麗な歯を目指そうと思う。

cuisine française LA CHANCE4

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前回から一年振りに嫁と「cuisine française LA CHANCE」(以降LA CHANCE)に行ってきた。前回同様、結婚記念と言う訳だ。

実は嫁以外とはLA CHANCEを利用する機会が有ったのだが、一番印象に残っているのは友人4人でダイニングを食べに行った事だろうか。
大抵フレンチをレストランで食べる場合は、女性を男性がエスコートする印象が有る。つまり男女で来る事が多い。勿論女性2人等も食事(フレンチ)好きならまだ可笑しくは無いだろう。しかし男性ばかりと言うのは私自身見た事が無い。4人全員男性でフレンチのコースを食べる‥かなりシュールだったと思う。

それはさて置き、今回もダイニンのコースを選択。イルミネーションに彩られた富岩運河環水公園を眺めながらフレンチを頂く。(因みに前回嫁と食べたのはブラッスリーのランチコースである。)

テーブルにはプレートやカトラリー、ナプキン以外にもメッセージカードやメニュー等が配されてあり心配りが感じられる。(画像1)
ファーストドリンクは嫁はシャンパーニュ、私はノンアルコールのスパークリングワインをオーダー。
「cuisine française LA CHANCE2」の投稿同様、「MOËT&CHANDON」と「Duc de Montagne」である。運転が無ければ私も少し飲んでいただろう。

今回のコースは、
Amuse-bouché「その瞬間に生まれるインスピレーションで」(画像2)
~Hors ďœvre d' hiver~ 「冬の前菜」(画像3)
Le foie gras de canard poêlé et mousse de volaille saveur de l' amande,baton de la meringue de cacao「フォアグラのポワレとアーモンド香る鶏胸肉のムース カカオのメレンゲスティックを添えて」(画像4)
Langoustine en chimise(chemise?) de courgette「ラングスティーヌとズッキーニをシュミゼに仕立て」(画像5)
Poisson du jour rôti condiment acides,purée de haricot blanc「本日鮮魚のロースト香味野菜のコンディマン 白いんげん豆のピューレと共に」(画像6)
Soupe du jour「~本日のスープを ラシャンススタイルで~」(画像7)
Filet et aloyau de bœuf poêlé et légumes de la saison sauce de deux geures「和牛フィレ肉とロース肉のポワレ 季節の野菜添え 2種類のソース」(画像8)
Avant-dessert de la saison「アヴァンデセール」(画像9)
Dessert original spécialement「パティシェ特製 オリジナルデザート」(画像10)
Mignardise「小菓子」(画像11)

以上のコースであった。

アミューズブーシュはケークサレ、南瓜のムース、パイ生地にブルーチーズをトッピングしたモノ。

オードブルは「ズワイガニを白菜で包みそのエキュームで」「鰤の燻製と蕪のロール仕立て キャビア爛シェトラ瓠廖崟胡を効かせた青りんごのグラニテ」「リコッタチーズで合わせたホタテ貝とアボカド」。グラニテはホタテ貝とアボカドの上に添えて在る。

フォアグラのポワレと鶏胸肉のムースは、カカオ風味のビスケットの様なスティック等でデコレートされており全体的に香ばしい印象。トリュフの馨りを付けたバルサミコソース。 因みに嫁は鶏胸肉のムースをナイフで切るとボロボロに崩れてしまい食べ辛そうだった。(私はそれを見てからだったので大丈夫だった。)

ラングスティーヌとズッキーニをシュミゼに仕立ては、「坂井宏行」氏のスペシャリティメニューとの事。「cuisine française LA CHANCE2」の投稿で述べた「びっくりコロッケ」と同様に、坂井氏が得意としている品らしい。ラングスティーヌは赤座海老の事で、海老をズッキーニでシュミゼした(包んだ)モノである。美しく編み込まれたズッキーニが「BOTTEGA VENETA」の「intrecciato:イントレチャート」を彷彿とさせる。バターと白ワインのソース。

ポワソンだが、この日使用された魚は鱩であった。他の日は何が使われているのか興味が有る。

本日のスープは鼈のスープ。器が大変凝っており、しかし飲める部分は極一部で少量。
ヴィアントもプレートが洒落ていた。左上のキューブは蕪、左下は馬鈴薯と薩摩芋。サーロインはポルチーニソース、フィレはカシスソースが添えられている。

アヴァンデセールは、温州みかんと白ワインのジュレに金柑のコンポートをあしらったモノ。さっぱりとしていて喉越しも良い。金柑は殆ど食べた事が無かったので新鮮な体験だった。

デセールは、今回結婚記念と言う事で気を利かせて「Happy Anniversary」の文字を入れた透明なプレートをクリスマス風(Bûche de Noël:ブッシュ・ド・ノエル風)に切り株に載せた状態で運ばれてきた。

最後にコーヒーとミニャルディーズで一服。ミニャルディーズはギモーヴとメレンゲにココナッツを加えたモノ。偶然だが、「おやつ29」の投稿で食べた組み合わせに近いと思った。

やはりLA CHANCEの味はかなり好みである。大満足のディナーだった。もう少し金銭的に余裕が有れば、記念日以外にも頻繁に通いたいのだが。

某宝飾時計店37

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行き着けの某宝飾時計店で「BVLGARI&CHAUMET 上質逸品展」が開催されていたので行ってきた。
店舗1Fに「BVLGARI」のサロン、2Fには「CHAUMET」のサロンを設けたとの事である。

BVLGARIは時計のコレクションが多数取り揃えてあり中々に見応えが有った。しかしグランドコンプリケーション(複雑時計)は1本も無く、その点は少し寂しいと思った。
確かにグランドコンプリケーションなんかは、価格も数千万円なので、富山ではまず売れないだろうが、客寄せの目玉としても1つ位は展示して欲しかった。

グランドコンプリケーションが無いのは残念だったが、希少モデル等も展示されているのは流石であった。
この日には既に売れてしまっていたが、ちょっと前に見せて頂いた「BVLGARI ROMA」(画像1,2。画像1は実際にこの店舗に展示されていたモノ、画像2は参考画像。)等は限定で余り見る事が出来ない時計らしいし、今回展示されていた「OCTO chrono quadri retro automatic」(画像3)の赤いインデックスのモデルも限定で珍しいとの事だ。(50本限定)
尤も、どちらも僅かに通常のモデルと違うだけなので、私にとってはそれ程特別感は無かった。

さて、BVLGARIの最近の時計を改めて見てみたが、「某宝飾時計店35」の投稿でも述べた通り、全体的に作りが良くなっている。
正直、昔のBVLGARIの時計は仕上げも甘くムーブメントにも魅力を感じない、デザインとブランド銘だけで売っていると言う印象の時計であった。デザインも個性は有ったが押し出し感が強く、悪目立ちする様なイメージを持っていた。個人的には、嫌いなデザインでは無いのだがもっと煮詰める事が出来るのではないかと感じていた。
しかし、「Gérald Genta」と「DANIEL ROTH」を買収し傘下に収めてからは少しずつクオリティが上昇しているのを実感した。そしてこれらを完全に統合してBVLGARIに取り込み、更に「LVMH」に加わった事が功を奏したのか、最早昔とは別物の完成度になった。
ケースの造型も見事で仕上げも段違いである。ムーブメントもGérald Genta、DANIEL ROTH、それに「ZENITH」等の御蔭で独自性だけでなく、磨きや装飾も時計ブランドに並ぶレベルに達したと言えるだろう。
昔、時計は完全に(私が個人的に考えている)ライバルの「Cartier」>BVLGARIであったが、今はBVLGARIの方が優位だと思う。(勿論Cartierも自社で優れたムーブメントを作っているのだが、何と言うかそのムーブメントが余り萌え無いのだ。)

私の感想では「OCTO automatic」はデザインも仕上げも合格点だ。レザーストラップ(画像4)も格好良いがブレスレット(画像5)も多少クドさは有るものの格好良く装着感も作り込みも満足出来る。針の作りは少し物足り無いがダイヤルは透明感が有って美しい。(欲を言えばデイトはバランスを崩すので要らないと思う。)

また微妙にカーブしている凝った造型の新しい「BVLGARI BVLGARI」も悪く無い。ベゼルが薄くなり「BVLGARIのロゴを強調している感も柔らいだ。今のバランスは良いと思う。ベゼルを薄く出来たのも全体的に完成度が上がったからだと思う。誤魔化しが必要無くなったと言う事ではないだろうか。

思った以上に好印象のBVLGARIであった。餅は餅屋、時計は時計ブランドだと思い込んでいると良いモノを見落とすかもしれない。
実際にムーブメントやケースを製作するメーカーを買収したり傘下の時計ブランドに技術提供を受けたりと、現在はそれ位時計ブランドとクチュリエやジュエラー等の垣根が無くなっていると言える。
寧ろ、視点が時計だけに偏っていない分広いアイデアで時計ブランドでは思い付かない様な面白い時計も生まれてくる事だろう。それも時計ブランドと互角のクオリティを以って。

そんな事を感じながら2Fに向かった。次回へ続く。

ブログ近況13

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「訪問者10万人突破。お礼。」の投稿でコメントを下さった方全員にプレゼント企画として「LAMY」の「safari」シリーズの万年筆(画像1)を贈った。

「ブログ近況12」の投稿ではその御礼として「Yukaco」様から「とくや」という幻の工房の明太子を頂いた事を述べた。
こちらが勝手に行っている企画の為、御返しなぞは必要無いのだが、心の篭った御返しを頂くとやはり嬉しいものである。

そして先日、今度は「雪野ろこあ」様から御返しの品が届いた。雪野ろこあ様は私のブログでは幸運なのか縁が有るのかは解らないが、今までも何度か当選し商品を贈らせて頂いている。(今回は全員に当るので運は関係無かったが。)
しかし、毎回ちゃんと御返しをして下さるとても律儀な方である。何でも、貰いっ放しは「因縁食い」になるらしい。

さて、まずは発送されてきた箱を受け取った時の状況である。
通信販売の利用も多い我が家では、開けてみない事には何を注文したかも曖昧である。確認する為に中を見ると札束が入っているではないか!!(画像1、2。画像1は正面から見た状態、画像2は斜方から見た状態。)

流石に驚いた。何故札束が届く??と思っていると気が付いた。この札束、「日本銀行券」の「壱万円紙幣」では無く、「見本銀行券」の「百万円紙幣」になっていた!(画像3)
これは、有名な「百万円メモ帳」だ!気付くまでに数秒要したのは大金に目が眩んだからでは無いと思いたい。それ位、良く出来ていると言えるだろう。

中には雪野ろこあ様からのメッセージも添えられており、「宝くじのイメージトレーニングにお使いください。(⌒▽⌒)」との事であった。

調度、現在「年末ジャンボ宝くじ」が発売されており、私も2枚購入したところであった。何と今年は1等及び前後賞で史上最大の7億円が当るのだ。
私が宝籤等を購入する目安は3億円以上だったので2億円のモノやキャリーオーバーしていない「ROTO6」等は購入対象外であった。
従来なら当然3億円一点狙いで連番3枚を購入していたのだが、前後賞を抜いても当時の3億円より多い5億円が当選する為、バラでも十分となり奮発して2枚購入したのだった。尚、最高8億円となる「ROTO7」もキャリーオーバーしていた為併せて購入してみたが撃沈。年末ジャンボ宝くじに夢を乗せる事となった。

そんな私の行動を読んでいた様に届いた百万円メモ帳。
百万円札が一束100枚なら1億円。それが10束なら計10億円分か!?
凄いイメージトレーニング(皮算用)が出来そうだ!!

尚、百万円メモ帳の中は普通の無地のメモ帳である。(画像4)仕事場でも使えそうだ。(一応仕事場では「大阪旅行5 (モンブラン3)」の投稿で述べた通り「MEISTERSTÜCK NOTEPAD」に「RHODIA」を入れて使用している。)

雪野ろこあ様は現在、家庭の事情で少々忙しい日々が続いており、御返しが遅くなってしまったとの事だが、それでも合間を見て態々贈って頂けたのが本当に嬉しい。
そして、大変面白く実用性も有る贈り物有難う。御返しと年末ジャンボ宝くじ以外にもクリスマスプレゼントとして有効に使わせて頂こうと思う。

コンピューターゲーム27  その9

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イベントが終了して漸くまったりと気軽にプレイ出来る様になった「艦隊これくしょん~艦これ~」(以降艦これ)。

イベントで先行配信された艦娘を全て入手出来なかったのは残念だが、今後正式に実装される日を楽しみにしようと思う。

そんな私の現在の通常海域に於ける進捗状況は、「北方海域」、「西方海域」共に3エリアまで攻略が完了し、残すはそれぞれの海域の最終ステージである「北方海域艦隊決戦(3-4)」と「カスガダマ沖海戦(4-4)」。この2つを攻略すればいよいよ現在開放されている最終海域の「南方海域」に出撃する事が出来る様になり、難易度が高い分レアリティの高い艦娘の入手の可能性が高くなるのだ。

さて、イベント終了後から行っていたのは基本的に資材を回復させる事と艦娘のLV上げである。新たに(改二へと)改造が出来る様になった艦娘やグラフィックが更新された艦娘が増えてきた為、図鑑を埋める為にLVを上げる必要が有った。
駆逐艦「白露改」及び「村雨改」、軽巡洋艦「名取改」及び「五十鈴改二」、航空巡洋艦「鈴谷改」及び「熊野改」、正規航空母艦「瑞鶴改」、軽航空母艦「千歳改二」及び「千代田改二」に改造完了。

現在は駆逐艦「時雨」及び「響」、軽巡洋艦「木曾」、重巡洋艦「衣笠」、戦艦「金剛」及び「比叡」を改造する為に頑張っている。(最優先は重雷装巡洋艦となる木曾だろうか。)唯、どの艦娘も改造に必要なLVが50を超えるのでかなり大変だ‥

イベント以降に新たに我が艦隊に加わった艦娘は軽航空母艦の「瑞鳳」(画像1)と正規航空母艦の「翔鶴」(画像2)の2隻である。因みに2隻とも建造で出現。(画像3、建造時間6時間で翔鶴型の確定。資材投入量は燃料300/弾薬30/鋼材400/ボーキサイト300。)
翔鶴が加わった事で101~110の図鑑も埋まった。(画像4)これで1から110までは制覇である。現在建造で入手出来る艦娘も全部手に入ったと言う訳だ。因みに次ページは重巡洋艦「三隈」と駆逐艦「初風」が未入手とボスからのドロップのみで入手出来る艦娘を揃えていかなくてはならない。コレクターにはこれからが厳しい。

基本プレイ無料が話題で興味本位で始めた艦これだが、随分と嵌ってしまった。母港拡張なら課金も当たり前と思える様になった。正直シンプルなのに本当に面白いと思う。
インターネットが可能なPCさえ有れば誰でも(無料で)思った以上に面白いゲームを楽しめるので、この投稿を見て興味を持たれた方も是非プレイしてみて頂きたい。

某宝飾時計店38

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某宝飾時計店で開催された「BVLGARI&CHAUMET 上質逸品展」の続きである。

2Fは「CHAUMET」のサロンとなっており、これまでのフェア以上にCHAUMETのジュエリーが展示されていた。
過去に紹介した限定モデル(「バレンタイン4」及び「宝飾品5」の投稿参照)もまだ売れ残っているのか何点か展示されていたのが驚きだった。

こちらは前回述べた時計メインの「BVLGARI」サロンと違い、結構妙齢の女性が殆どであった。(当然と言えば当然だが。)

最近のCHAUMETは蜂のモチーフを更に追求しており、ハニカムデザイン等の蜂を連想させるジュエリーが増えている印象である。

嫁が持っているジュエリーは「Attrape-moi」ばかりだが「Bee my love」と言うコレクションが新たに人気を博している様だ。
Attrape-moiはフェミニンでキュートな印象ならBee my loveは同じ蜂モチーフでも少しユニセックスでモダナイズされた印象である。

今回初めて見て気に入ったモノが、Attrape-moiコレクションに属するジュエリーウォッチである。savoir-faireと呼ばれる職人業を駆使して作り上げた匠の技とも言えるダイヤルが最大の特徴だ。
6モデル有りどれも2針の自動巻き機械式時計でケース径は35mm。その内の3点が展示されていた。

ブラックMOP(マザーオブパール)にオーナメントストーンの象嵌細工を組み合わせ、MOP、レッドカーネリアン、イエローアゲート、ピンクスモーキークォーツをセットした蝶をあしらった文字盤の時計。(画像1、2。画像1は実物の写真、画像2はイメージ画像。)\6,930,000。

裏をアイボリーカラーでペイントしたサファイアクリスタルガラスに、細密画法で蜻蛉とリボンモチーフを描いた文字盤の時計。(画像3、4。画像3は実物の写真、画像4はイメージ画像。)\5,460,000。

星が煌く様なラピスラズリを背景にMOPの月が浮かび、カボションに仕上げたデュモルティアライト・クォーツの花々に虫や葉が細密画法装飾に依って描かれている文字盤の時計。蜻蛉・蝸牛・芋虫はMOPが使用されている。(画像5、6。画像5は実物の写真、画像6はイメージ画像。)\9,870,000。

3品とも非常に手の込んだダイヤルで、老舗ジュエラーらしい逸品と言える。レディースモデルだが、サイズ的には男性でも使う事が出来るだろう。(ムーブメントについては特に言うべき事は無いが。)

一通りジュエリーを堪能し休憩。コーヒーと共にBVLGARIのチョコレートを頂いた。(画像7)このチョコレートは「東京旅行20」及び「バレンタイン7 その2 (酒7)」の投稿で購入した「IL CIOCCOLATO」のモノである。久し振りに食べたがやはり美味しかった。
今回頂いたのはブラッドオレンジとフレッシュバジル、ブラックオリーブのホワイトチョコレートガナッシュをビターチョコレートでコーティングしたモノ。
スタッフとの雑談も盛り上がった。

帰宅し、土産に購入した「池多ミート」の富山和牛を頂く。(画像8)「某宝飾時計店12」の投稿で購入した事を述べた「Grand Marchéタケダ」と同じ富山のブランド牛「氷見牛」である。(画像9)
しかし結局どうやって食べるか決まらずにやっぱり鋤焼になった。(画像10。レパートリーが無く、良い料理が思い付かない‥)まあ無難だがこれも非常に美味だったので満足だ。

時計、宝飾品、チョコレート、鋤焼と心身共に満たされた一日だった。(懐は満たされていないが‥)

インターネット5 (おやつ33)

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クリスマスイブである。
現在プレイしている「艦隊これくしょん~艦これ~」(以降艦これ)にもクリスマス限定のイベントが発生しており、ゲームでも忙しい年末年始になりそうだ。これについてはいずれ述べようと思う。

さて「インターネット4」の投稿ではクリスマス時期に於ける百貨店のオンラインショップで起こったトラブルと店側の対応について述べた。

オンラインショッピングのシステム上の問題で、12月初頭に到着してしまったクリスマス用の花。花屋はクリスマス前に再度フラワーアレンジメントを送ると言う有難い対応をしてくれる事になった。

そして先日、フラワーアレンジメントともうひとつ注文していた「L'EMBELLIR」のオリジナルクグロフが到着。
街中至る所で流れるクリスマスソングを聞きながら、前に届いたモノとは違うアレンジの花を愛でつつ、馨りを愉しみ、そしてクグロフの食感と味に舌鼓を打つ。(画像1、2。画像1はフラワーアレンジメントの花の拡大、画像2はフラワーアレンジメントの全体。)
クリスマス前に気分を高揚させてくれるのだった。

L'EMBELLIRはシェフ「岸本直人」氏が手掛けるフレンチレストランである。料理の鉄人「坂井宏行」氏を師事し、フランスのレストランで研鑽に励み、そして2006年、南青山にL'EMBELLIRをオープン。坂井氏と言えば富山のフレンチ「cuisine française LA CHANCE」の監修でこのブログでは取り上げられている。(同名1~4の投稿参照。)
その弟子とも言える岸本氏が手掛けたクグロフを今回はクリスマス用の御菓子(シュトーレンみたいなモノの代わり)に選んでみた訳だ。(画像3~5。画像3は外箱、画像4は中身、画像5は切った状態。)

L'EMBELLIRのクグロフは和三盆糖を使用しているのが特徴。
また「FRANÇOIS PEYROT」の「Poire Williams au Cognac」と「G.E. Massenez」の「Eau-de-Vie de Poire Williams」をブレンドして使用し薫り高く焼き上げているとか。

本当に美味しいクグロフだったが、私以上に嫁が気に入り、既に追加を注文してしまう位だった。余程口に合ったのだろう。

更にコンビニエンスストアの「LAWSON」でもクリスマス前に限定で「MACHI Café 焼き菓子クリスマスバウムクーヘン」を販売していたのでこれも併せて頂いた。(画像6、7。画像6は外箱、画像7は中身。)クリスマス前から腹一杯である。

これからいよいよイブの夜だが‥それについても艦これ同様また次回に。

パーティ16 (酒9)

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クリスマスは如何御過ごしだっただろうか?

私はまあ何と言うか、いつも通り嫁とささやかなクリスマスイブを過ごした。
今年は「インターネット4」及び「インターネット5 (おやつ33)」の投稿で述べた様に、殆どの買い物を事前に百貨店のオンラインショッピングで纏めて済ませていた為、どれも予定よりかなり早く手元に到着している状態であった。当日準備したのはケーキ位である。

オンラインショッピングではフラワーアレンジメントとクグロフ以外に私と嫁それぞれへのクリスマスプレゼント(自分にプレゼントと言うのも可笑しいが‥俗に言う「御褒美」か。)とクリスマス用のシャンパーニュをオーダーしていた。

今回オーダーしたのは、「Ruinart」。
嘗て「Kotoli」の投稿で紹介した最古のシャンパーニュメゾンRuinart。その代表作とも言える「BLANC DE BLANCS」を一度呑んでみたかったのだ。偶然今回他の品を選ぶ途中に発見し(ハーフボトルのみであったが)購入決定。(画像1)

「Blanc de Blancs」は日本語に訳すと「白の中の白」や「純白」となるのだろうか。色が白(無色)に近いシャンパーニュである。
シャンパーニュに使用される葡萄の品種は主に「ピノ・ノワール」、「ピノ・ムニエ」・「シャルドネ」の3種類である。
ピノ・ノワールとピノ・ムニエは黒葡萄に属し、シャルドネは白葡萄に属すのだが、Blanc de Blancsはシャルドネのみで作られたシャンパーニュを指す。ワインで言うなら白ワインの様なモノだ。

通常の(黄金色の)シャンパーニュは黒葡萄種と白葡萄種の比率が凡そ7:3と言われている。しかし当然ブランドや風味等でアッサンブラージュ(調合)が異なる。この3種以外の(フランスワイン法「AOC」の規定に反しない)葡萄を用いる事も有る。(風味については「酒 (オークション4)」の投稿参照)
因みに「Blanc de Noir」と言う黒葡萄のピノ・ノワール及びピノ・ムニエのみで造られたシャンパーニュや「Rose」と呼ばれる薔薇色のシャンパーニュも有る。尚Roseはアッサンブラージュ時に赤ワインを混ぜる方法か、圧搾しシャンパーニュの元となる葡萄ジュースを造る過程で果皮も漬け込み色素を抽出する方法で着色されている。

少々シャンパーニュの講釈になってしまったが、RuinartのBLANC DE BLANCSと共に頂くケーキは、今年は「LA MAISON DE JUN」のモノを選んだ。
LA MAISON DE JUNは、富山で活躍中のパティシエ「松田淳」氏が手掛けるパティスリー(ショコラトリー)3店舗の内、最も新しい店舗である。
駅前にも店舗が有り、有名なパティスリーなのだが、余り購入の機会が無くこれまでは数える程しか利用していなかった。

LA MAISON DE JUNは店内の雰囲気が洒落ており個人的に好みなので利用したいと思っていたので、今回は良いタイミングだった。計6種類のケーキを購入。どれもキレイな作りでデコレーションも凝っている。(画像2)

BLANC DE BLANCSを飲みつつ舌鼓。(画像3、私が食べたモノ。)個人的にBLANC DE BLANCSは結構気に入った味だったが、嫁は「葡萄感」が足りないと不満気だった。黒葡萄種が使われていないからなのだろうが、その分私には飲み易く感じたのかもしれない。
ケーキはどれも濃厚な印象だったが、サイズが大きくない為調度良かった。味より見た目の美しさが際立っていたと思う。(無論不味いと言っている訳では無い。)

(嫁は兎も角)私は概ね満足だった。

投票19

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あけましておめでとう。
私にとってもそして皆にとっても良い一年になる事を祈念したい。

昨年の年末年始(「投票17」の投稿参照)は風邪をひかなかったのだが、今年は例年通りちゃんと?風邪をひいた。このタイミングで体調を崩すのが最早当たり前になりつつある。

それでは「投票18」の投稿の結果について。
内容は「機械式腕時計の機構」について。「次に狙う機械式腕時計の機構は?」という内容で結果は以下の通りである。

1.クロノグラフ 1人(11.1%)
2.GMT・ワールドタイム・鳴り物 4人(44.4%)
3.パワーリザーブインジケーター・ファンクションセレクター 0人(0%)
4.カレンダー・天文時計 1人(11.1%)
5.視覚的に愉しむ機構・その他  3人(33.3%)

投票数はいつも通り少なかったが、なかなか面白い結果になった。

人気が有ると思っていた1のクロノグラフの投票は少なかった。既にクロノグラフを所有しておられる方の方が多いのかもしれない。

2は、GMTやワールドタイムと言った旅行に適した機構とミニッツリピーターやソヌリ、アラーム等の音を鳴らす機構だが、これが一番人気であった。
コメントを見るとワールドタイムと鳴り物に魅力を感じる方が多い様だ。私は仕事柄海外に行く事がまず無い為、ワールドタイムにはそれ程魅力を感じなかったのだが。(海外旅行を頻繁にされる方には便利だと思う。)
尚、GMT(ナイト&デイ)はデイトが有る時計等では午前午後が容易に判別出来るので、直ぐに止まる機械式時計では時刻合わせ非常に便利だと思う。
鳴り物は私も憧れる機構だが、現実的にはアラームが限界であろう。唯、アラームでも多少音色に拘りたくなる。

3の有ると便利なパワーリザーブインジケーターやファンクションセレクターに投票した方はいなかった。これらの機構を主に選ぶ方は少ないのかもしれない。
しかし個人的にはパワーリザーブインジケーターは機械式時計では最も必要な機構の一つだと思う。ファンクションセレクターも採用している時計は少ないがもっと増えてほしい機構だ。これも竜頭への負担が相当減少する上に、防水性等も高められるのではないかと思う。基本的な機構としてもっと沢山の時計に搭載される事を強く望む。

4のカレンダーや天文時計も投票は少なかった。人気の「ROLEX」ではサイクロップスレンズで拡大されデイトジャスト機構で瞬時に切り替わるデイトこそ最大の売りだと思うのだが、この投票結果ではデイトは要らないと言えるのかもしれない。
個人的には2月末以外の大の月と小の月を気にしないで済むアニュアルカレンダー以上なら便利だと思うが、直ぐに止まる機械式時計ではデイトは無い方が合わせ易いので良いと思う。実際デイトが狂ったまま使用しておられる方も多いと聞く。
ムーンフェイズには憧れを持っておられる方が多い。この1票はムーンフェイズに対してである。正直殆ど役には立たないが、浪漫を感じる機械式時計に相応しい機構だと思う。

5の視覚的に楽しむ機構(及びその他)も結構票が集まった。針の動きやダイヤル自体に特徴が有るレトログラードやレギュレーター、ジャンピングアワー等はそれだけで個性を主張出来る時計である。
オートマタやトゥールビヨン等も作り複雑さだけでなく、眺めているだけでその世界に引き込まれていく。古の技術や特殊な表現技法に魅力を感じるのは当然と言えるだろう。

機械式時計には沢山の魅力が有り、それは人に依っても様々だと再確認出来た。

最後に今年の年賀の画像にはスイスの「REUGE」が手掛ける懐中時計「CHARLES REUGE」のひとつを採用した。
REUGEはオルゴールやシンギングバード(オートマタ)で有名なブランドである。(REUGEのオルゴール等については、http://www.youtube.com/watch?v=gIEYaU_uLUIの動画を参照頂きたい。)
この懐中時計も代表作のひとつで、指定した時間になるとオルゴールの音色が流れ、ダイヤル上の女性がポンプを動かして水を注ぎ、馬がその水を飲むアクションが起こる機械式アラーム・オートマタウォッチとなっている。
動きの有る馬が今年の躍動に相応しいと感じた。
皆、今年も宜しく御願いしたい。

雑貨10 (美容と健康25)

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昨年のクリスマスの話の続きとなる。

「パーティ16 (酒9)」の投稿で、シャンパーニュやケーキ等について述べたが、今回はクリスマスプレゼントについてである。

嫁から何か貰う事はまず無い為、自分自身へのプレゼントも私が自分で選ぶ事になるのは少々切ないが、まあ自分の欲しいモノが買えると思いプラスに考える。

しかし今回は、余り金銭的に余裕が無く、結局予算内で選んだのは余り役に立たないモノだった。

嫁に選んだのは香水。「Van Cleef & Arpels」のモノである。(画像1、左は外箱、右は付属してきたサンプル。)
嫁が好んで使用していた香水は「NINA RICCI」の「Fleur de Fleurs」のParfumだったのだが、現在はディスコンティニュードとなり、入手は不可能となってしまった。(「美容と健康6」の投稿参照)
それ以来香水は使用しておらず、基本的には「L'OCCITANE」のシアバターハンドクリーム等がフレグランスの替わりとなっている。

一応、昨年の嫁の誕生日に「nicolai bergmann」の3品贈ったのだが、その中に、「Vintage Peony and Fig Leaf Eau de parfum」と言うフレグランスも含まれているが、どちらかと言うと芳香剤として使用する印象で、自身への馨り付けに使っている様子は無い。(「プリザーブドフラワー5」の投稿参照)

正直、香水の馨りの好み等解る筈も無く、プレゼントの決め手としたのがボトルのデザインである。Van Cleef & Arpelsを代表するモチーフと言えば「Alhambra」を除けば「Les Fées」、所謂フェアリーが直ぐに思い浮かぶだろう。
「東京旅行27」の投稿で述べたVan Cleef & Arpelsの展覧会「the Spirit of Beauty」のタイトルも(トンボの)妖精デザインクリップ「Spirit of Beauty」より使用されており、全体を通したテーマとなっていた。

更に「東京旅行29」の投稿ではその展覧会に伴い六本木ヒルズ内の5店舗からコラボレーションメニューが販売されており、注文するとVan Cleef & Arpelsデザインのフェアリーオーナメントがもらえる事を述べた。

このオーナメントに併せ今回選んだボトルのデザインもフェアリーである。(画像2)このオーナメントを入手した時期を考えるとVan Cleef & Arpelsのフェアリーは私の中でクリスマスを連想させるのだ。

妖精や御伽の国を意味する「Féerie」は非常に優雅なデザインのボトルが魅力だ。サファイアやタンザナイトをイメージさせる色彩も美しく、また宝石の様にファセットが輝くボトルになっている。最大の特徴とも言えるキャップには枝に妖精が悩ましい姿で腰掛けている。(画像3、4。イメージ画像。尚、画像3左のボトルは今回購入したEau de parfum、右のアクアマリン色のボトルはEau de toilette。)
つまり、このボトルであれば馨りが気に入らなくとも(役に立たなくとも)オブジェとして部屋に飾っておけると考えたのだ。

馨りについても一応触れると、系統はウッディフローラルで菫に菖蒲と薔薇の芳香を加えた模様。(バイオレットリーフ・クロフサスグリ芽・ブルガリアローズ・エジプシャンジャスミン配合)少々甘さが残る印象だが残り香が爽やかだ。

予定より長くなってしまったので、私のプレゼントについては次回に続く。

雑貨11

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漸く私のクリスマスプレゼントについてである。

と言っても、前回述べた通り予算が無く、大したモノは購入出来なかったので期待はしないで頂きたい。ちょっとした興味を満たす様な感じである。

過去に「J.HERBIN」の「Marie-Antoinette Series」について紹介したが(同名の投稿参照)、J.HERBINのシーリングセットは未だに欲しい一品である。 実は今回、始めはシーリングセットの購入を考えていたのだ。
しかし、実際には封書を書く事自体殆ど無く、シーリングする事は皆無である。逆に封筒(所謂ダイレクトメール等も含め)はかなりの数が届く。それを開封して中身を見る事は必須である。
つまり、封書は送る事は無いが届く事は多いのだ。皆もそうであろう。

結果、封をするシーリングセットと開封するモノのどちらかを選ぶなら、私は開封するモノを選ぶべきではないか?と言う結論となった。(別に封書に拘る必要は全く無かったが‥)

と言う訳で、今回選んだのはペーパーナイフ。ガッカリしたと言う声が聞こえてきそうだが貧乏なので仕方が無い。「Christofle」のモノを購入した。(画像1、外箱及びショッパー。)

Christofleと言えば、「温泉旅行13」の投稿で「リバーリトリート雅樂倶」の「西洋善所 SAVEURS」での食事の際に用いられていた事を述べた、フランスを代表する銀器ブランドである。
中でもナイフやフォーク、スプーンと言ったカトラリーが有名だ。
銀器は、放置すると黒ずんでしまう為手入れが面倒なのだが、その分一生愛用出来る逸品である。

Christofleはスターリングシルバー(SV925)とクリストフルシルバーと呼ばれる銀鍍金された洋銀(亜鉛・銅・ニッケルの合金)、それにSS(ステンレス・スチール)の3種類が主な商品である。(他には金鍍金のモノ等も存在する。)
当然価格もスターリングシルバー>クリストフルシルバー>SSとなる。
クリストフルシルバーは鍍金とは言え、40µmの厚い鍍金が施されている為、毎日使用しても子供の世代まで使用可能との事で、Christofleの中でも最もポピュラーな素材であり、一番デザインも豊富である。

私の考えでは、カトラリーならスターリングシルバーが欲しいのだが、ペーパーナイフならデザイン優先で素材は二の次であった。
購入したペーパーナイフはスターリングシルバーにはまだ商品展開の無い、「JARDIN D'EDEN」コレクションのモノ。(画像2。もしスターリングシルバーも有ったらそちらを選択したかもしれない。)
2011年発表のJARDIN D'EDENコレクションはデザイナーの「マルセル・ワンダース」氏が手掛けたモダンにアレンジされたバロック調の細やかな装飾が美しい。
JARDIN D'EDENは「エデンの園」の意味で、花や蔦等の植物が柄にエングレーブされており、刃の部分にも同じ様に(多分レーザーで)模様が描かれており非常に目を惹く作りとなっている。(画像3、4。画像3は柄部分の拡大、画像4は刃部分の拡大。)
カトラリーでは少々派手かもしれないが、1本のみのペーパーナイフなら有りかと思う。

早速封筒を開封してみたが使い勝手も良かった。手触りも好みである。万年筆等の筆記具でもスターリングシルバーの軸のモノは人気が有るが、その理由が何となく解った様な気がした。

将来、Christofleのカトラリー購入とJ.HERBINのシーリングセット購入、どちらの方向へも繋がる一品となった。

コンピューターゲーム27  その10 (アニメ6)

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「コンピューターゲーム27  その9」の投稿で「艦隊これくしょん~艦これ~」(以降艦これ)のイベントが終了、その戦果を述べた。

それから暫くは、LV上げと資材の確保がメインとなっていたのだが、クリスマスからまたイベントが始まってしまった。アニメ「蒼き鋼のアルペジオ -ARS NOVA-」(以降蒼き鋼のアルペジオ)とのコラボレーションイベントである。

蒼き鋼のアルペジオは、
「2039年、人類は温暖化に伴う急激な海面上昇により、地上での版図を大きく失った。
それに呼応するかの様に、霧を纏う謎の軍艦群「霧の艦隊」が世界各地の海洋に出現、搭載した超兵器で人類の艦を攻撃し始めた。
人類は持ちうる戦力を投入し、最終決戦「大海戦」に臨むも、「霧」の圧倒的な武力の前に脆くも敗れ去った。
全ての海域、運搬経路を「霧の艦隊」に拠って封鎖され、政治経済は崩壊、人類は疲弊の一途を辿っていた―――――――
「大海戦」から7年。
士官候補生・千早群像の前に現れた「霧の艦隊」の潜水艦「イ401」。
敵で在る筈の「イ401」、そのメンタルモデル「イオナ」との出会いは群像に、そして人類に何を齎すのか?」と言う意志を持つ艦艇と人類の生き残りを掛けたストーリーとなっている。(画像1、イ401。)

この蒼き鋼のアルペジオに登場する「霧」の重巡洋艦以上の艦艇は、メンタルモデルと呼ばれるヒト型の意識体を有している。それぞれが固有の意思を持ち、相互に意思疎通を図ることが可能で、「霧」が人類の戦略・戦術を学習するために獲得したとされている。(画像2、イ401のメンタルモデルであるイオナ。)
イメージ映像はhttp://www.youtube.com/watch?v=vA2QOujuc_0を参照頂きたい。

これが艦これの艦娘に近い艦船の擬人化で、双方が調度同時期に放映、配信が開始された事も有り、コラボレーションされる事となった。
蒼き鋼のアルペジオにはエンドカードに艦これの艦娘が登場したりした(画像3)のだが、今回のクリスマスイベントには「期間限定!海域『迎撃!霧の艦隊』」と言うタイトルの限定海域が出現、「イオナ」(画像4)や「タカオ」、「ハルナ」と言った艦艇がその期間限定で運用出来た。勿論限定海域のボスも「コンゴウ」である。
どのメンタルモデルもアニメと同じ声で喋り捲る非常に騒がしいイベントであったが、クリスマスらしいと言えば賑やかなのも有りだろう。イオナ等のメンタルモデルは非常に強力な為、前回のイベントと違い全ステージのクリアも容易だった。(画像5、イベントクリア報酬の潜水艦「伊401」。)ゲージの回復が無いのが良かった。これ位の難易度の方が楽しみつつ攻略出来るので有り難い。

また戦艦「長門」や軽巡洋艦の「木曾」、「那珂」にはクリスマス専用ボイスが追加されたりとなかなか気分を盛り上げてくれた。那珂は専用のグラフィックまで用意されていた。(画像6、7。画像6は通常の状態、画像7は中破状態。)
因みにイベント直前のLV上げで木曾は重雷装巡洋艦の「木曾改二」へ改装完了している。(画像8)イベントでも大活躍してくれた。

正月はイベントでドロップ出来る艦娘を狙いつつ、まだ攻略していない海域を「霧」の力を借りて一気に攻略する事を目標とした。
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