「パーティ17」と同様、行き着けの葉巻屋より「ライター講座&キューバンナイト」と言うイベントを開催すると言うので、行ってきた。
今回は前より参加者は少ないが、その分多少フレンドリーな催しになりそうだ。
「Dining & Bar SHARE」(以降SHARE)が今回の会場。同ビルの2階に有る「焼肉&BAR グリエTANIGUCHI」は何度か利用していたのだがその上階のSHAREは初めてである。バーとしてもなかなか楽しめそうな雰囲気で期待が膨らむ。
受付では葉巻を2つと「チェ・ゲバラ」が描かれたライターが配られた。(画像1)
今回のイベントはキューバンナイト、即ちキューバに因んだイベントである。本年は日本との国交樹立400年の記念の年で、各地でもイベントが催されているらしい。
そしてキューバと言えば葉巻。世界一の葉巻生産国であるキューバのイベントにやはり葉巻は欠かせない。
成程、葉巻屋が主催するイベントに相応しい。(前回参加した「第2回 スイス・ナイト in 富山」は葉巻よりは時計や酪農、チョコレート関係等が主催する方がしっくりくる。)
同時にキューバ料理とキューバを代表するラム「Havana Club」等に依るカクテルを堪能しつつ喫煙具を中心に取り扱う企業「株式会社フカシロ」のスタッフよりライターの基礎的な知識を学ぶ。
同席のした方は皆話し易かった。中には何と20代前半の方もおられ、葉巻だけでなくパイプや水煙草等も嗜んでいるとの事で、煙草の深い世界に足を踏み入れておられた。
参加者全員を見て思った事はやはり「煙草を吸う時間を大切にしている」事だろうか。紫煙を燻らす時間を堪能しておられるのだ。
さて、今回はパーティについてでは無く葉巻とライター講座について主に述べようと思う。
受付で頂いた葉巻は、「PARTAGAS」(画像2。画像1の紙ケースに収められていたもの。)と「QUINTERO」(画像1、中央のもの)。
尚、ケースに入っているモノは(私のはPARTAGASだったが)他にも「ROMEO Y JULIETA」等が入っていた模様。勿論どれもキューバ産である。
食事をしながらライター講座を受ける。主に初心者用の内容だった様で、ライターの種類や構造、それぞれのライターの特徴等を教わった。(画像3、配布された「注入式ポケットライターの分類」が記載されている用紙。)
興味深かったのはライターの構造で、比較的安価な電子ライターは、構造が所謂100円ライターと全く同じなので壊れ易く、外装のみに手間を掛けているとか、ライターが点火しなくなる原因の多くは、煙草に着火する際に落ちる灰等でノズルが詰まる事等を知った。
また私は嗜んでいないが、パイプを吸う際の葉の詰め方と着火の仕方等の実演も素晴らしい手際であった。(画像4)初老位になったらパイプも始めてみたいと思ってしまった‥
尚、株式会社フカシロのHPには「喫煙具の知識」と言うPDFファイルもアップロードされておりより詳しく喫煙具を知る事が出来る。(URLは、http://www.fukashiro.com/support/Lighter-Manual.pdf)
会場ではQUINTEROを吸ってみた。遂に「S.T. Dupont」のシガーカッター(「煙草11」の投稿参照)の出番がやってきた!
まともに吸い口を作るのは初めてだったが存外巧く出来たのではないだろうか。やはり躊躇してゆっくり切っては駄目みたいで、一気に切断すると切り口が綺麗になるのだろう。
思った以上に切り易いシガーカッターで良かった。他の参加者からの評判がなかなか良かったのも嬉しかった。
QUINTEROは安価で初心者にも吸い易いマイルドなシガーらしい。吸い慣れていない私でも大丈夫だった。辛味も少なく馨りも悪く無いが、大きな特徴も感じない様な気がした。慣れている方はどんな味だとか、どんな馨りだとか、○○と言う葉巻に近いとかを語っており、感心しながら聴いていた。
次回は食事やカクテル等について述べたいと思う。