Quantcast
Channel: 心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく・・
Viewing all articles
Browse latest Browse all 384

雑貨11

$
0
0




漸く私のクリスマスプレゼントについてである。

と言っても、前回述べた通り予算が無く、大したモノは購入出来なかったので期待はしないで頂きたい。ちょっとした興味を満たす様な感じである。

過去に「J.HERBIN」の「Marie-Antoinette Series」について紹介したが(同名の投稿参照)、J.HERBINのシーリングセットは未だに欲しい一品である。 実は今回、始めはシーリングセットの購入を考えていたのだ。
しかし、実際には封書を書く事自体殆ど無く、シーリングする事は皆無である。逆に封筒(所謂ダイレクトメール等も含め)はかなりの数が届く。それを開封して中身を見る事は必須である。
つまり、封書は送る事は無いが届く事は多いのだ。皆もそうであろう。

結果、封をするシーリングセットと開封するモノのどちらかを選ぶなら、私は開封するモノを選ぶべきではないか?と言う結論となった。(別に封書に拘る必要は全く無かったが‥)

と言う訳で、今回選んだのはペーパーナイフ。ガッカリしたと言う声が聞こえてきそうだが貧乏なので仕方が無い。「Christofle」のモノを購入した。(画像1、外箱及びショッパー。)

Christofleと言えば、「温泉旅行13」の投稿で「リバーリトリート雅樂倶」の「西洋善所 SAVEURS」での食事の際に用いられていた事を述べた、フランスを代表する銀器ブランドである。
中でもナイフやフォーク、スプーンと言ったカトラリーが有名だ。
銀器は、放置すると黒ずんでしまう為手入れが面倒なのだが、その分一生愛用出来る逸品である。

Christofleはスターリングシルバー(SV925)とクリストフルシルバーと呼ばれる銀鍍金された洋銀(亜鉛・銅・ニッケルの合金)、それにSS(ステンレス・スチール)の3種類が主な商品である。(他には金鍍金のモノ等も存在する。)
当然価格もスターリングシルバー>クリストフルシルバー>SSとなる。
クリストフルシルバーは鍍金とは言え、40µmの厚い鍍金が施されている為、毎日使用しても子供の世代まで使用可能との事で、Christofleの中でも最もポピュラーな素材であり、一番デザインも豊富である。

私の考えでは、カトラリーならスターリングシルバーが欲しいのだが、ペーパーナイフならデザイン優先で素材は二の次であった。
購入したペーパーナイフはスターリングシルバーにはまだ商品展開の無い、「JARDIN D'EDEN」コレクションのモノ。(画像2。もしスターリングシルバーも有ったらそちらを選択したかもしれない。)
2011年発表のJARDIN D'EDENコレクションはデザイナーの「マルセル・ワンダース」氏が手掛けたモダンにアレンジされたバロック調の細やかな装飾が美しい。
JARDIN D'EDENは「エデンの園」の意味で、花や蔦等の植物が柄にエングレーブされており、刃の部分にも同じ様に(多分レーザーで)模様が描かれており非常に目を惹く作りとなっている。(画像3、4。画像3は柄部分の拡大、画像4は刃部分の拡大。)
カトラリーでは少々派手かもしれないが、1本のみのペーパーナイフなら有りかと思う。

早速封筒を開封してみたが使い勝手も良かった。手触りも好みである。万年筆等の筆記具でもスターリングシルバーの軸のモノは人気が有るが、その理由が何となく解った様な気がした。

将来、Christofleのカトラリー購入とJ.HERBINのシーリングセット購入、どちらの方向へも繋がる一品となった。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 384

Trending Articles